ブリジット・メイア・ウィンザー・ライジェル

キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】


名前 ブリジット・メイア・ウィンザー・ライジェル
英名表記 Bridget Meir Windsor Rigel
誕生日・年齢 11月11日・16歳
身長・体重 159cm・45kg
血液型 A型
好きなもの 王道、紅茶
苦手なもの 卑劣な手段や策謀、カレー
特技 降霊術
起源 王道
属性 秩序・善
魔術属性 水・風・土
魔術系統 降霊術、召喚術、元素変換魔術など
魔術特性 支配
魔術回路 質:A / 量:C/ 編成:正常


略歴

 現英国王室・ウィンザー家の傍流にあたる家系・ライジェルの若き当主。
 父であるグレゴリー・ライジェルは多方面に優れ有力な当主であったが、朋友であった同盟家の裏切りを受け派閥争いに敗北。
 その過程で呪殺された父の跡を継ぎ、弱冠14歳で当主の座に就く。
 グレゴリーの優れた手腕を完璧以上に受け継いだブリジットは侮られる中でその才能を如何なく発揮。
 僅か2年で傾いていた勢力図を塗り替え、元同盟家や敵対勢力を退け、再び元の地位へと返り咲いた。
 その際に王家から「ウィンザー」姓を名乗る事を許され、彼女の代からその名前を採択している。

 英国政府より「率爾発生特異点夢覚処方機関」――通称デスペルタドールによる、夢界事象への対応を要請され、第三夢界調査に際して同組織に合流する。
 聖杯戦争儀式についての知識は有しており、セイバーを召喚し事態の解決にあたる。

人物

 白いドレスの様な装束に身を包んだ、容姿の上ではまだ幼さの残る少女。
 プラチナブロンドの髪をショートカットに切り揃え、透き通る乳白色の肌をあまり露出しないよう金縁刺繍のローブを纏っている。
 家督継承後の手腕を「必要とはいえ汚い手段にも頼った故の恥」と認識し、君臨する者の責務として潔白且つ気高くあることを誇るなど、
 その精神性は正しく高貴なる者(ノブリス)を体現している。
 事実ブリジットは「王」としての素質を持って生まれ、知識や経験を積むにつれ上に立つ者として成長している。
 とはいえ、ブリジット自身は王や統治者になりたいわけではなく、その精神性と環境がどうしようもなく王道であるだけ。
 本人は寧ろ魔術師として大成したいのだが、能力はともかくその清廉さが災いして今以上に進まない事に悩んでいる。

 但し自身の立場とそれに伴う責務は正しく自覚しているため、持ち得る権利と義務を正当に振るう事を心掛けている。
 同時に「人の上に人あらば、それは機構として機能してはならない」という自論を持っており、「国の為の王」という在り方を嫌う。
 王が王たるには民の為に在り、民無くして成立する国は無い。然し王もまた、その国に根付く民である。
 故に彼女は一方的に非ず、その恩恵の流動をこそ大事にした義務の在り方を提唱している。


+ 人間関係
人間関係
 デスペルダドールの特殊事象対策として召喚したサーヴァント。雷鳴の皇帝の腹心、当代最強の軍人皇帝。



能力

 様々な系統の魔術を修めているが、特に降霊術に秀でている。
 ライジェルの降霊術は通常の基盤に加え元素変換の延長線上にもあり、パラケルススの提示した四大精霊(エレメンタル)に関係している。
 ブリジットはその中でも水の精霊ウンディーネと相性がよく、精霊の欠けた魂を補う事で自身に憑依させ、その力を借り受けることが可能。
 これにより真エーテルを解き明かすことがライジェルの命題の一つでもあり、根源へのアプローチの一手段となっている。
 魔術戦闘においては空気中の水分子に作用し、収束した水泡を急激に熱し水蒸気爆発を引き起こす『泡沫のクワイア』を主軸にする。

 起源覚醒者ではないものの、その絶大な在り方は存在としての性質に大きく引っ張られている一例と言える。
 事実ブリジット自身も自らの在り方を止める事ができないのか、魔術の研鑽という目的との両立に苦心している。
 逆にその過程で手に入れた知識は豊富であり、各地の伝承や土着信仰に由来する魔術など比較的マイナーなモノについても知っている。


+ 主な魔術
主な魔術
  • 『泡沫のクワイア』

  「魔術師の本分は戦闘ではない。ですが、そうなる事を想定出来なければただの愚者です」

  彼女の魔術戦における戦闘スタイル、及びライジェルの降霊術を用いた術式の名称。
  空気中の水分子をウンディーネの力で操作し、急激な熱負荷を掛けることで水蒸気爆発を引き起こす。
  魔術により引き起こされるが、水蒸気爆発そのものは物理現象であるため抗魔術などは意味を為さない。
  純粋な火力もかなり高らしく、後先を顧みない最大出力であればカトラ山の噴火に匹敵するとも。

  • 剣たる騎士の叙勲(ナイト・オブ・オーダー)

  「――汝の身は我の元へ、我が命運は汝の剣へ。その使命、ヒトの世の現身として真理を守る防人となれ!」

  聖杯戦争において、ブリジットが英霊召喚後に行う儀式魔術。
  英国王家の宝器『慈悲の剣(カーテナ)』を投影し、騎士叙勲を模した儀式を行うことでサーヴァントとの相性を概念的に補強する。
  サーヴァント側は一部能力値や魔力効率の上昇、ブリジットは令呪の強制力増加や指示の円滑化などの恩恵を得られる。
  ブリジットとサーヴァント双方の承認が必要だが、無理強いをする気はないため最終的にはサーヴァント次第。
  また、この『慈悲の剣』はあくまで形と最低限の性質のみを持たせた投影品であり、儀式礼装として以外の使用には向かない。

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最終更新:2020年03月22日 17:07