「E96 I=D」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
E96 I=D - (2007/07/01 (日) 12:42:52) のソース
―――――――――――――――――――――――― あと少ししたら、分厚い隔壁の向こうには故郷へと続く宇宙になる。 そう考えると少し感傷深いのか、周りにいる者はどこか懐かしそうな表情で赤オーマへの決戦に向けて準備が進められていた。 宇宙戦用に資金をはたいたFEGは3機のミアキスでの参戦となる。 パイロット達は扱いなれない機体のマニュアルを読みながら、整備士と相談している。 数度にわたる戦闘でこちらの戦況が絶望的であることは周知であり、現状打開の為ここから始まる戦いは決して負けることの出来ない戦いだった。 パイロットに召集をかけるアナウンスが流れる・・・・。 場の雰囲気が少し張り詰め、パイロット達はマニュアルを持ったまま、その場をあとにする。 その場に残った整備士達が無人戦闘機の装備の最終チェックを行うなか、 パイロット達はミーティングルームにて作戦会議に出席していた。 |射撃系| |【装備】| |≪全般≫ | |長距離通信や、高速データ通信が可能な無線機を使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。 | |目標距離測定装置で攻撃目標の正確な位置を測定できる。 | |砲身がオーバヒートしないよう、排熱に考慮する。(FEGパイトッロは整備士なので、そういった対処が可能と思われる) | |曳光弾を混ぜて射撃する事で弾道を明確にして集弾率を高める。 | |コンピュータによる補正やパイロット技量により偏差射撃を行なう| || || |≪オペレータとの連携≫ | |オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵陣形の弱い方向から攻撃する | |オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の弱点の情報がある | |オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、待ち伏せによる有利な攻撃が出来る | |オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている | |オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている | |会話をすることで緊張をほぐせる| || || |物理的攻撃 | |高エネルギー無線周波数:コンピューターの作動を、高エネルギーの周波数放射によって混乱させる。 | |EMP :電磁パルスの照射によって敵の電子装備を麻痺させる。| || |ジャミング | |絞り込んだ通信域に対して妨害を絞り込んで行う事で効果を上げる事を狙う | |相手の通信周波数が不明の場合、自軍周波数を除いた全周波数に対してジャミングを行う。一気に妨害不能な際には周波数を周期的に変えて擬似的に広域妨害を行う。 | |相手のレーダー周波数を調べる。 | |対象レーダーの逆位相の電磁波を発信することにより相手レーダーに干渉させ打ち消す。 | |高出力でのレーダーで逆探知されることを視野にいれ囮となる。(無意味に高出力な電波を発信させる)| || |【陣形】 | || |敵進行方向に対して、お椀状に展開して火力を集中する。 | |分散しつつ、敵の炸裂系攻撃に備える。(一箇所に固まらない。| || || || |【作戦運用】 | || |事前に敵目標を選定、敵1に対し複数の火線を浴びせる | |ミサイルは敵機の撃墜重視、機関砲は弾幕を張り敵機の移動コースを限定させる。 | |弾幕は、直接敵機を狙うのではなく、爆撃コースを予想し、そのコース上の未来予想位置に火線を張る。| そして、戦いの準備は終わった。 万全には程遠いが、今出来うる最善の準備を終え、パイロットは卸したてピカピカのI=Dの乗り込む。 機体がカタパルトに備え付けられる。 耳にオペレータからの誘導が聞こえ、ディスプレイには誘導画面、ミーティングで説明を受けた作戦内容、機体状態を示す画面など複数の表示が出る。 パイロットは息を大きく吐き、拳を握りしめる。 ミアキスが宇宙空間へと飛び出す・・・。 ―――――――――――――――――――――――― ここで負ければ次は無い。誰の胸にもその思いがあった。 何より宇宙戦力が整わずに、煮え湯を飲まされ続けた赤オーマとの最終決戦である。 いや、ここで最後にしなくてはならない。いやがおうにも士気が高まるというものだ。 編隊を組んだアビシニアン、各国の多目的宇宙プラットホームが高速で敵へ迫る。 味方艦隊は、敵目前で散開し、作戦に沿った動きで敵戦艦、戦闘機に向かい攻撃を開始する。 高渡@FEG:「火器オールグリーン!!全力射撃いきます!」 風理礼衣@FEG(大族):「攻撃を開始します!」 九角アスラ@FEG「撃つぞ。機体ブレさすなよ、ろーす」 橘嶺@FEG「いっち、にぃ、さん、しぃ、準備OK!がんがん撃っちゃいましょう!」 左木@FEG「攻撃開始!撃て撃て!!」 さるにぁ@FEG:「敵機ロックオン!トリガーいつでもどうぞ!!」 藤野俊彦@FEG「イクト君!機体の制御補助は任せてください。思う存分振り回していいですよ」 竜乃麻衣@FEG:「無闇に撃っちゃダメですよ?私達はサポート役なんですからね~」 高速移動のGが、砲撃の振動が艦橋に響く。 操縦桿を握り続けるパイロットの眼はただ眼前の敵をにらみ続けていた。