遊佐「ありがとうございました」
大地「はっはっは!」
晶子「お疲れ様です」
遊佐「ああ、それじゃあ今日は帰るよ」
晶子「おやすみなさい、また明日」
晶子が手を振る。
遊佐「おやすみ、また明日ね」

家に帰ってから木刀を振るわけにも行かないのでとりあえず足を動かす練習。
足さばき八方向、えーっと前、後ろ……。

7/18(水)
いつものように目が覚めた。
遊佐「いっつ……」
あー、腕がすごい筋肉痛だ。動かすのがだるい。
遊佐「昨日湿布でも張っとくべきだったか……」
湿布なんて置いてないけど。とりえあずマッサージしながら適当に朝食を食べる。
遊佐「ぐぬ、顔を洗うのもつらい」

晶子「おはようございますー」
いつものようにフェンリル君、に加えてリヴァ君も一緒に散歩していた。
遊佐「おはよう。今日からはリヴァ君も一緒だな」
晶子「はい、一緒ですー」
遊佐「ははは、いっ」
晶子「もしかして、腕、筋肉痛です?」
遊佐「え? わかる?」
晶子「昨日、がんばってたから……」
遊佐「かなり筋肉痛だけど、まだまだ俺はやるよ」
晶子「わ、わかりました。応援します」
遊佐「よし、散歩の続きといきますか」
晶子「はい」
そしていつもの二人と一匹にリヴァ君も加えて散歩をする。
晶子「それじゃあ私達は学校だから、またねー」
二匹を家に送り出して。
遊佐「相変わらず言うことしっかり聞くなー。人間の言葉わかるのかね」
晶子「言葉はわからなくても、きっと気持ちは通じるんです」
遊佐「なるほど、確かにそうかも」
晶子「では、行きましょう」

[学校]
遊佐「さて、今日も剣道部に顔を出してみる」
晶子「あ、私もついていきますー」
遊佐「うん、ありがとう」

[剣道部]
早乙女「む、来たな遊佐」
遊佐「おはよう」
晶子「おはようございます」
早乙女「今日は筋肉痛になってるいるだろう」
遊佐「ははは、情けないけどその通り。動かすのもつらい」
早乙女「だろうな。だがそれを乗り越えてこそだからな。動かすのは止めておき何か聞きたいことがあったらそれの説明をしよう」
遊佐「聞きたいことか……うーん」
早乙女「そうだな、そろそろ小手面、小手面胴も振ってみるか」
遊佐「ん?」
早乙女「実際に見たほうがわかるだろう」
早乙女さんが構える
早乙女「小手ッ、面!」
小手の次にすぐに面が出る。
早乙女「次は、小手、面、胴ッ!」
遊佐「なるほど、連続でするわけか」
早乙女「そうだ。昨日のセットと一緒にやるといい。これをするなら受け手がいるほうがいいからな。昼休みに中島に頼んだらどうだ」
遊佐「ああ、そうするよ」
流石に晶子に頼むのは無理だしな。昨日買って出てくれたし頼むとするか。
早乙女「それじゃ、がんばれよ」
早乙女さんが道場に去っていく。
遊佐「よし、それじゃあ晶子。教室行こうか」
晶子「あ、はい」
そして教室へ。いつもよりは少し遅いけど鍵は開いてないのでいつものように開ける。
晶子「腕、大丈夫?」
遊佐「大丈夫だけど、流石に痛い」
晶子「そ、それじゃあ私が今日ノート写そうか?」
遊佐「そ、それはありがたいけど、二倍になったら大変だろ?」
いつも写してるわけじゃないので申し訳ない気持ちになる。
晶子「いえ、洲彬君のためならへっちゃらです」
えへへ、っと笑う晶子
遊佐「う、うん。それじゃあ頼もうかな」
ちょっと恥ずかしい。
晶子「はい!」
遊佐「と、いっても授業中はまた剣道の本読んでるかも……」
晶子「はい、がんばってください」
うーむ、何か違う気もするがここは甘えておこう。
遊佐「よし!今日も気合いれてがんばるぜ」
最終更新:2007年02月19日 23:52