※1を選択
彼女の攻撃は、猛獣のようにどこまでも追いかけて喰らい付くような連続攻撃を、
得意としていることはさっきの戦いで感じた。
これを横に避けたら後ろに回りこまれて、背中をとられてしまうだろう。
そうなったらお仕舞だ!

俺は力いっぱい後ろに飛んだ。
はは!ここまでは届くまい!

俺の読み通り、彼女は俺がいた場所に着地し、
最初の一撃は避ける事ができっ……!?

彼女は着地と同時に左手を腰にため、着地の反動を利用して跳躍した。
それはさながら昇竜拳!
俺の腹肉を抉り取るかのごとく体をなぞり、胸の風船をもぎ取っていった。

……終わったぜ
……何もかも真っ白になっちまった……

俺の意識はそこで途絶えた。

最終更新:2009年02月12日 01:27