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――――Guerrier
Si tu veux la paix, prepare lagurre.(平和を望むなら戦いに備えよ)
――蟷螂――
“体は前後に細長い。6本の脚のうち、前脚(前肢)が鎌状に変化し、多数の棘がある。
頭部は逆三角形で、2つの複眼と上部に三つの単眼、大顎が発達する。
触角は毛髪状で細長く、中脚と後脚も細長い。左右の前脚の間の胸は黄色斑紋上部縁側が臙脂色。
後翅の付け根を中心とした大部分は暗紫褐色。
細長い前翅と扇形に広がる後翅があるが、多くのカマキリは飛行が苦手で、
短距離を直線的に飛ぶのが精一杯であり、扇状に広げて威嚇に使うことが多い。”
――個体情報――
全長3.4m、体高は高さは2mほどのオオカマキリ。
胸部・腹部にかけて、細い胴体に合わせた黒塗りの鎧を着込んでいる。
腕部や脚部にも同様の防具を装着しているが、後翅にかけてからは跳躍の為武装していない。
テラノバグとの区別として体躯は普通の虫よりは大きいが彼らよりは格段に小さく、あくまでも一種族でありただの兵卒である。
性格は真面目で正直な頑固者、少々融通の利かない面もあり。
口調や態度は堅苦しいが、相手の許可が得られれば多少は緩むように。
白を助け黒と赤を憎み、強きを挫いて弱気を助く典型的な緑的思考である。
表情筋が無いわりに気質は豪胆で、よく笑うし声はでかい。
言語による会話も可能、日ごろは自警団の一人として
緑の大陸内部を巡回している。
人間に換算すれば、大体三十半ばを過ぎたほどである。
――戦闘能力――
前翅の鎌は硬度も切れ味も既存の刃物に匹敵し、振るえば肉を切るのも容易いが、
側面や鉤のような先端を使えば物を持つ事もある程度は可能。
細かい跳躍にて距離を詰め、接近戦を仕掛けるインファイター。
装甲は厚いが反面属性攻撃に弱く、魔術魔道や神秘的な力はからっきし。
――交友関係――
白や緑の者に対しては無条件に友好的で、
巨神彫像や
稀代の天災(未作成)、
混血エルフの傭兵(未作成)などにも世話になったりしている。
青にも好意的ではあるものの、どちらの味方にもなり得るという面に懸念があるのか全面的な信頼はあまりしていない。
赤と黒に対しては言うまでも無く敵対、己の守護する地を汚すとして強い嫌悪を示している。
が、全体的に人柄の好き嫌いはあるようで、
敵軍の将軍(未作成)には二度も命の取り合いをしながらも力を認めている。
中立に位置する者に対してはもう一枚複雑で、緑の大陸にとって害が無ければその対応は大分柔らかい。
例として、
ワケ有りらしきドッペルゲンガーには敵意を向けず、僅かながら緑の大陸で生きる手助けに動いた。
最終更新:2011年09月11日 20:43