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コントロールS出力端子アダプタが製作できたら、それを制御するドライバを準備します。
*ドライバの準備
ドライバは[[S-Link Parallel Device for Linux>http://www.undeadscientist.com/slink/index.html]]にあるのですが、
そこにあるslink-3.1.4.tar.gz は CentOS 5のkernel2.6.18ではコンパイルに失敗してしまいます。
作者のBrian Behlendorf さんにメールしたら 最新版 slink-3.1.7.tar.gz を送ってくれましたので、このサイトに転載しておきます。
ダウンロード⇒[[slink-3.1.7.tar.gz>http://www42.atwiki.jp/_pub/foltia/source/slink-3.1.7.tar.gz]]
constユーザでダウンロードしておきます。
[const@foltia SOURCES]$ cd
[const@foltia ~]$ cd rpmbuild/SOURCES/
[const@foltia SOURCES]$ wget http://www42.atwiki.jp/_pub/foltia/source/slink-3.1.7.tar.gz
コントロールS出力端子アダプタが製作できたら、それを制御するドライバを準備します。
*slinkについて
slinkは [[http://www.undeadscientist.com/slink/index.html>http://www.undeadscientist.com/slink/index.html]]で公開されています。
最初 Controle-A1/A2, S-Link 端子持った機器をコントロールするためのドライバで
主にSONY製CDチェンジャーをコントロールするために作られたようです。
後年 ハードとともにコントロールS端子対応へ拡張されたようです。
*コントロールSについて
コントロールSはSONY独自規格のAV機器間のリンクプロトコルです。
他にもSONYにはコントロールA1,コントロールA2(またの名をS-Link)やLANCなどと言った規格を持っています。
slinkは名前の元になった コントロールA1/A2(S-Link)に対応しているのですが、何が違うかと言えば、
コントロールA1/A2は双方向通信でバス接続が可能であるのに対して、コントロールSは出力側から入力側へのー方向、Point-To-Pointの通信です。
コントロールSのプロトコルフォーマットはSONY製赤外線リモコン(SIRCS)と同じになっています。
「赤外線リモコンをそのままワイヤー接続にしたもの」がコントロールSの実体といっても過言ではないでしょう。
参考⇒[[http://www.boehmel.de/protocl.htm>http://www.boehmel.de/protocl.htm]]
最近はHDMIなどに取って代わられつつあり、民生分野の製品にコントロールS端子は装備されなくなりつつあります。
海外製のSky Parfect TV チューナーには端子があるようなのですが、
[[SONYのサイト>http://www.ecat.sony.co.jp/visual/tuner/index.cfm?B2=42]]で見る限り、ついていないようです。
SONY製デジタルチューナーでもコントロールS入力端子を持つのは、DST-TX100,300,500,TX1,VGP-DTU1位で
現行製品は DST-TX1位です。
*ドライバの準備
ドライバは[[S-Link Device Driver Download>http://www.undeadscientist.com/slink/driverdownload.html]]にあるのですが、
そこにあるslink-3.1.4.tar.gz は CentOS 5のkernel2.6.18ではコンパイルに失敗してしまいます。
作者のBrian Behlendorf さんにメールしたら 最新版 slink-3.1.7.tar.gz を送ってくれましたので、このサイトに転載しておきます。
ダウンロード⇒[[slink-3.1.7.tar.gz>http://www42.atwiki.jp/_pub/foltia/source/slink-3.1.7.tar.gz]]
constユーザでダウンロードしておきます。
[const@foltia SOURCES]$ cd
[const@foltia ~]$ cd rpmbuild/SOURCES/
[const@foltia SOURCES]$ wget http://www42.atwiki.jp/_pub/foltia/source/slink-3.1.7.tar.gz
*ソースへのpatch
コントロールSは赤外線リモコンとプロトコルフォーマットが同一なので、
13bitまたは8bit、7bitのデバイスコードが必要です。
slinkを使ってデジタルチューナをコントロールするためには、デバイスコードを調べてソースに書き込む必要があります。
デバイスコードの調査にはLIRC付属のmode2使って実機のリモコンから収集しましたが、
その方法はメモにして残してありましすので、興味のある方は[[ご参考>http://www42.atwiki.jp/_pub/foltia/data/slink/howtoget_devicecode_for_slink.txt]]に。