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4.slinkインストール - (2007/10/21 (日) 13:06:36) の編集履歴(バックアップ)
コントロールS出力端子アダプタが製作できたら、それを制御するドライバを準備します。
slinkについて
コントロールSについて
コントロールSはSONY独自規格のAV機器間のリンクプロトコルです。
他にもSONYにはコントロールA1,コントロールA2(またの名をS-Link)やLANCなどと言った規格を持っています。
slinkは名前の元になった コントロールA1/A2(S-Link)に対応しているのですが、何が違うかと言えば、
コントロールA1/A2は双方向通信でバス接続が可能であるのに対して、コントロールSは出力側から入力側へのー方向、Point-To-Pointの通信です。
コントロールSのプロトコルフォーマットはSONY製赤外線リモコン(SIRCS)と同じになっています。
「赤外線リモコンをそのままワイヤー接続にしたもの」がコントロールSの実体といっても過言ではないでしょう。
最近はHDMIなどに取って代わられつつあり、民生分野の製品にコントロールS端子は装備されなくなりつつあります。
海外製のSky Parfect TV チューナーには端子があるようなのですが、
SONYのサイトで見る限り、ついていないようです。
SONY製デジタルチューナーでもコントロールS入力端子を持つのは、DST-TX100,300,500,TX1,VGP-DTU1位で
現行製品は DST-TX1位です。
ドライバの準備
constユーザでダウンロードしておきます。
[const@foltia SOURCES]$ cd
[const@foltia ~]$ cd rpmbuild/SOURCES/
[const@foltia SOURCES]$ wget http://www42.atwiki.jp/_pub/foltia/source/slink-3.1.7.tar.gz
ソースへのpatch
コントロールSは赤外線リモコンとプロトコルフォーマットが同一なので、
13bitまたは8bit、7bitのデバイスコードが必要です。
slinkを使ってデジタルチューナをコントロールするためには、デバイスコードを調べてソースに書き込む必要があります。
デバイスコードの調査にはLIRC付属のmode2使って実機のリモコンから収集しましたが、
その方法はメモにして残してありましすので、興味のある方は
ご参考に。