【CLASS】
アサシン
【真名】
ジャック・ザ・リッパー@Fate/Apocrypha
【ステータス】
筋力 B 耐久 B 敏捷 A 魔力 C 幸運 E 宝具 C
【属性】
混沌・悪
【クラススキル】
気配遮断:A+
アサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力。
攻撃態勢に移るとランクが大きく下がるが、後述する「霧夜の殺人」がそれを補う。
アサシンの中でも特に高いランクを誇る。
【保有スキル】
霧夜の殺人:A
暗殺者ではなく殺人鬼という特性から、加害者である彼女は被害者に対して常に先手が取れる。
ただし無条件で先手が取れるのは夜のみ。昼の場合は幸運判定が必要。
なお、今回の舞台は冥界であるため「会場の外(結界の外)」の廃墟エリアは常時「夜」と判定される。
古今東西どの神話でも、冥界に昼や陽光など存在しない。結界内の疑似23区が例外なのだ。
情報抹消:B
対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から様々な情報が消失する。
記録媒体からも同様に消失する。
精神汚染:B
精神干渉系の魔術を中~高確率で遮断する。
マスターのプロスペラが悪の属性を持っている(!)ため、既に初期段階から上昇しているし、今後も上昇の危険がある。
魔術の遮断確率の上昇の代償として、ジャックの精神はやや破綻に近づいている。
現時点ではそれはプロスペラへの過剰な懐き方として表れている。
義肢製作者:B
本来のスキル「外科手術(Eランク)」から置き換えられたスキル。
限定的な「道具作成」であり、四肢欠損に相当する怪我を負った相手に自在に動く義肢を与えることができる。
義肢は手近にある適当なガラクタを材料として製作され、外見から人の生身の手足とは一見して違うと分かるが、機能は十分。
プロスペラをマスターとしたことで、霊的なパスを通じてGUND義肢技術の一端に触れ、それを魔術的に模したもの。
プロスペラに言わせれば「この子ほんとうに凄いわねぇ」。
ジャックに言わせれば、外見は模倣できなかったので「おかあさんにはかなわないなぁ」。
なお、元のスキル「外科手術」の機能も残っており、義肢作成以外の手術も限定的に可能(ただし傷跡は汚くなる)。
【宝具】
『解体聖母(マリア・ザ・リッパー)』
ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:1人
通常時はDランクのナイフだが、条件を満たすことで対象を問答無用で解体する能力を発揮する。
すなわち、「対象が女性」「時間帯が夜」「霧が出ている」の3つである。
発生時には因果の混乱が発生し、解体された死体という「殺人」、標的の「死亡」、解体の「理屈」の順で物事が発生する。
なお、「霧が出ている」という条件は後述するもうひとつの宝具『暗黒霧都』で実現可能。
また会場外(結界外)の廃墟化した冥界は、常に「夜である」「霧が出ている」という条件を満たしていると見做される。
ある意味で怨霊死霊の集合体である彼女は、あまりにも強力な「地の利」を得ている。
『暗黒霧都(ザ・ミスト)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:50人
ロンドンを襲った膨大な煤煙による、硫酸の霧を再現する結界宝具。
最大で区ひとつ包み込めるほどの規模の霧が出現する。
硫酸の霧は皮膚を溶かし肺を焼き、眼球を爛れさせる。さらに方向感覚を狂わせる。
サーヴァントならダメージを受けず敏捷が下がるだけで済むが、霧の中でジャックの姿を捕らえるのは難しい。
結界の範囲や対象は自由に設定可能で、敵味方を選ぶことも可能。
ただし霧であるため、風などによる物理的な排除も可能である。
【weapon】
6本のナイフ。
投擲用の医療用ナイフ(スカルペス)、肉切り包丁など。
【人物背景】
正体不明の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」、その正体の「可能性」のひとつ。
堕胎された赤子の霊の集合体であり、怨霊の集合体。
宝具としてカウントされてすらいないが、怨霊の一部を分離して複数のNPCに憑依させて操るようなこともできる。
今回の舞台である冥界はある意味で彼女のホームグラウンドであり、ステータスの一部上昇など様々な利を得ている。
宝具やスキルを抜きにしても、素のスペックが既にアサシンらしからぬ高性能となっており、正面から戦っても強い。
幼い少女のような姿をしており、表面上は純粋無垢。しかし善悪の倫理観に乏しく殺人への禁忌などはない。
人生経験は乏しいが頭の回転は速い。
今回
プロスペラ・マーキュリーという「子を求める母」に召喚されたことで、最高の相性を得た。
プロスペラを文字通り母のように慕い、甘えると同時に彼女の命令を絶対視している。
一方で相性が良過ぎるために、常に暴走の危険を孕んでいる。
プロスペラもそれを理解しており、偽りのない愛情や愛着を抱きつつも、一方では冷酷に利用して管理している。
また「逃げればひとつ、進めばふたつ」というプロスペラ独特の人生訓が刷り込まれている。
【サーヴァントとしての願い】
母親の胎内に帰ること。
ただしそれは本来、聖杯の力をもってしても実現可能かどうか怪しい願いでもある。
また、現時点ではそこまでは至っていないが、プロスペラとの関係がさらに深まった場合。
その願いが漠然とした「母親」という言葉を越えて、「プロスペラの胎内に帰る」に変質する可能性がある。
そしてそれが万が一にも強引に実行に移された場合、プロスペラの命はないだろう。
この危険性についてはプロスペラも深く理解している。
【マスターへの態度】
大好きなおかあさん! なんでもやるよ!
最終更新:2024年07月01日 20:52