{「おれは羨ましいと思ってたんだよ」 };
ダイブ、ゲンジロウの弟にしてバイン家の、年の離れた3男。18歳。 誰に似たのか、祖父似のゲンジロウ、叔父似のダイブ、父親とは全く似ていない。 そばかすが特徴の柔和な顔つきで、無造作な黒髪を錫杖型のヘアピンで前髪を止めている。 法力もそこそこ、戦闘センスはまるで無し、デスクワークもからっきしで光理衆10代目候補から真っ先に外れた。 父親含めたバイン家男衆の中で一番「できた」性格で、お家1ドン臭いにも関わらず、人望は一番。 争い事、荒事は嫌いで幼い頃は戦闘僧としての修行を何度もサボっていた。 祖母の家に逃げ込んでは編み物や料理を教えてもらっており、そちらの腕は中々の者。 未だに父親に「女のようなヤツだ」と言われると子供のようにしゃくりあげる事がある。 好みのタイプは大人っぽくて落ち着いた女性らしい。現在は普通に高校に通っている。
「あはは、ごめんね」 何かを失敗した時や、人に求められたものを持っていなかった時 に困り顔で言う言葉。よく頭を掻きながら言う。
「おれは羨ましいと思ってたんだよ。」 修行をサボらなくなり、自分の資質や評価が分かり始めた 時分、仕事と修行の辛さを愚痴ったダイブの資質に向かって言った台詞。
「おれに代わる事が出来ればなあ・・・」 ダイブの代わり身として苦労するゲンジロウに言った言葉。 年はともかく、法力だけでももっと強ければ代われたかもしれないのに、という意味らしい。
漢字名は無し。どこに行ってもミカエ・バイン。