機械

メルディア大陸での機械

メルディア大陸での機械文明レベルはまだ低い方といえる。 まだまだ魔術を用いた生活手段が基本であり、機械はそれの補助の役割でしかない。 だが、魔術では実行ができなかったことを機械はやってのけて見せている。例えば上下水道であったり、お風呂であったり。 機械が完全にメルディア大陸を征服する日はまず無いだろうが(機械も万能ではなく、魔術も万能で無い。お互いのできないところを補助しあう関係として発展すると思われる)年月がたつにつれまだまだ機械は発展をするだろう。

戦闘技術としての確立

機械帝国ディカーセイトが十五年ほど前に作り上げた銃の存在はメルディア大陸の人間にとって驚くべきものだった。 弓やボウガンなど比べ物にならない連射速度、着弾。 戦闘技術として機械が、それまであった戦闘技術を圧倒するのではないかと危惧する声が上がるほどである。 だが、それは杞憂に終わった。 元々魔術に長けていたメルディア大陸の人々は早くからこの武器から身を護るために、常日頃自らの周りに防壁を作り出す術を編み出し、それはあっという間に全国に広まってしまった。 またこの時期魔物も銃撃に対する耐性を得ており、元々威力としては弓とボウガンに劣っていた銃が必ずしも最強と言うわけではなくなったのである。 こうして銃は、今まであった戦闘技術と肩を並べる地位に腰を落ち着けることとなった。

最終更新:2012年03月27日 20:00