イーシス、ジェイナスにおける魔法


概要

イーシス大陸ジェイナス島における魔術の殆どは、自己の体内に存在する魔力を使用して発動する。
魔力の量は生を受けた瞬間にある程度決まる。
この時点で魔術師として有利か不利かが分かれてしまうことが多い。
ただ、一生変わらないか、と言えばそういうわけでもなく、修行を積むことによってその量を増やすことができる。
また、魔力の保有量が多くとも、魔術が使用できない場合も多い。


魔法の分類


白魔術

天使など、俗に言う「聖」の側の力を用いて扱う魔術。黒魔術とは対を成す。
属性としては「光」「聖」の属性を持つ。
主に癒しの力を持つものや、浄化などの効果を持つ魔術が多い。
中には相手の行動を束縛するものや攻撃用のものも存在するが、数はそれほど多くはない。
精霊魔術と混同されがちだが、力を借りる対象が違う。

黒魔術

悪魔や魔族など、俗に言う「邪」の側の力を用いて扱う魔術。白魔術とは対を成す。
属性としては「闇」「邪」の属性を持つ。
主に攻撃に用いるものが多い。
精霊魔術と混同されがちだが、力を借りる対象が違う。

自然魔術

基本的に、自分の魔力で周囲に存在するマナに干渉し、発動させる魔術。
「地」「水」「火」「風」「氷」「雷」「闇」「光」「無」の属性を持つ。
この中で無属性魔法だけの特徴として、マナに干渉する必要性がない。
魔力自体をコントロールして魔術を発動する。それ故に自然魔術の基礎ともいえる。
発動する属性のものが周囲にある場合、消費魔力が減少する。
それがない場合(例:砂漠で水属性の魔術)普段より多くの魔力を消費する。
また、周囲にマナが存在しない場合(まずありえないが)発動は不能。
威力としては精霊魔術に劣る。

精霊魔術

ノームやシルフなどに代表される精霊の力を用いて扱う魔術。
「地」「水」「火」「風」「氷」「雷」「闇」「光」の属性を持つ。
基本的に詠唱を必要としなく、戦闘の主軸となりやすい。

召喚魔術

白魔術・黒魔術・精霊魔術に共通する魔法。
自己と契約を結んだ相手を召喚し、力を借りる。
下級の召喚獣は実体が召喚されるが、上位のものは本体の分身が召喚される。

ルーン魔術

エルフたちが主に用いる魔術。
「地」「水」「火」「風」「氷」「光」の属性を持つ。
魔力でルーンを描き、発動させる。
武具などに刻み付けることで、その効果を付与させることができる。

五行魔術

ジェイナスにて主に使われている魔術。
「木」「火」「土」「金」「水」の属性を持つ。
属性の数が少ないが、それぞれが高い効力を持つ。

古代魔術

魔道大戦以前に頻繁に使われていた魔術。
「地」「水」「火」「風」「氷」「雷」「闇」「光」「星」「無」の属性を持つ。
現在使われている魔術の元祖ともいえる。
同じ魔力消費量でも、黒魔術よりも高い威力を誇る。
ただ、現在ではこの魔術の利用者はかなり少ない。

ランク

 上記の魔術は難易度に応じてランクわけされている。
 初級:子供でも扱える程度から見習い魔術師でも扱えるレベル。
     日常生活でも転用できる魔術が多い。
 中級:魔術師なら扱えるレベル。
 上級:熟練した魔術師が扱えるレベル。
 禁忌:効力ゆえに使用を禁じられるレベル。
     死者転生などがこれにあたる。


注意

これらは他の作者様の定義とは異なります。
最終更新:2012年03月27日 20:16