魔法使い達の都とも、縁の地とも、聖地とも呼ばれているサイファリアでも１、２を争う大都市。 中央にはお城があり、温厚で思慮深い老人の王がこの街を統治している。 サラマド地方での交易許可状や商業許可状、異国への渡航許可状、交易推薦状などは、全てこの王が書いている。 その為、これらを得る為に謁見を求める商人や旅人が後を絶たない。
建物は、武器屋、防具屋、道具屋、食料品店など、一通りのものは揃っているが、書店や魔法屋が多い。 品揃えは杖や魔導書、ローブなど魔法に関わるものが多く、剣や鎧、盾に至っても、物理攻撃・物理防御よりも魔法攻撃・魔法防御に特化した装備があるらしい。
また魔法学校、魔法研究所、教会など、魔導士を目指す者に関わりのある施設がある。 因みに、この街の外側にはオークション会場があり、そこでは宝図や希少な宝石など、高価な物が競りに出されている。 こうしたものは、魔導士達にとっては自らの力を高めてくれる物が多く売っている事が多く、またその他の物も、お金儲けになるという理由で、この街の隠れた人気を呼んでいる。
クロムとウィンはこのアークで出会い、クロムはウィンが奪われた宝図を取り返すために、彼と共闘する。
・アレル砂漠 東部に広がる砂漠。 砂漠を抜けた先には港町があり、そこから他の大陸へ船が出ている。
全体のモチーフは「スターオーシャンセカンドストーリー」より、城下町クロス。 イメージBGMもこの曲だったりします。 しかし、魔法学校や魔法研究所などの施設は、この作品には（確か）ありません。
クロムとウィンの出会いは、この作品の主人公であるクロードが、紋章術師（魔法使いのようなもの）の女性セリーヌと出会う場面を元にしたもの。 …しかし、ウィンは彼女とは違い、盗賊に宝図を奪われてしまっているわけですが。
名前はとっさに思い浮かんだものですが、「方舟」という意味を持つ英語「Ark（アーク）」より。
