アレル砂漠

魔導都市「アーク」より東に広がる砂漠地帯。
晴れていれば、昼は気温40℃を上回り、夜は気温が氷点下を下回る事も珍しくない。
また、乾燥している為30分もあるけば常人は喉がカラカラになる。
よって、何も準備をしてこなかった者達にとっては、まさに地獄そのものである。

ここに住む魔物は、アリジゴク、大サソリ、サンドワームが多く、更にここには大サソリ「キングスコーピオ」が居る。
この魔物は、腹部を除いて全身が非常に硬い殻に覆われており、物理攻撃はまず効かない上に
魔法も初級魔法クラスでは歯が立たない。

しかし、このキングスコーピオにも、この砂漠に時折降り注ぐ酸性雨には弱く、
殻に降りかかると解けてしまい、脆い中身がむき出しになってしまうのだ。
その為雲を見つけると、戦闘中でも自らの巣の中へと逃げてしまう。

しかし、この酸性雨は肌が弱い者も浴びると、皮膚に湿疹の症状を訴える事があるので
ここを通る際には傘を携帯する事が、旅人達の間では常識となっている。

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西部に広がる城下町。 魔法に関する研究が盛ん。
最終更新:2012年03月27日 19:02