コルセア


概要

分類 亜竜・小型翼竜系
主な生息地 沿岸部
知能 動物並
属性 水・風
危険度 C
備考 バッカニアの近縁種
群れで生息
人里への被害多し
亜竜の一種。
成体でも人間ほどの大きさにしかならない小柄な翼竜で、砂色の鱗が特徴。
名前は「海賊」を意味する。
バッカニアとは同じ祖先をもつ近縁種の関係にある。

主に沿岸部を中心に広く生息している。
険しい岩場や樹上など高いところに枝や土を固めて作った巣を作る。
年に4度の繁殖期があり、雌は一度に7個近くの卵を産み、それらは2カ月ほどで成体になる。

繁殖力が高い上に群れで行動する習性があり、外敵や獲物には集団で襲いかかる。
近縁種のバッカニアと違って群れの中におけるヒエラルキーは緩やかで、明確なリーダーと言える個体は存在しない。
鳴き声を使い分けて仲間とのコミニュケーションを行い、複雑な意思疎通も可能だと考えられている。

肉食性で沿岸部に生息する動物を獲物とする他、海面から魚などを狙うこともある。
狩りの際は少数が狩場に赴いて「偵察」を行って状況を見極め、その後に仲間を呼び寄せて本格的な狩りを開始する。

空から急降下して後脚の爪や棘の生えた尾、牙などによる攻撃を得意とする。
これらの爪や牙、棘から毒を打ちこむことで獲物を弱らせて捕獲し、巣に持ち帰って食べる。

子育ては番で行い、繁殖期を経て子供が生まれると雌は巣から動かず子供の面倒を見ることに専念し、雄が狩猟を担当する。
子供がある程度大きくなると狩りに同行させ狩りの練習もさせる。

沿岸部の集落が襲われたり、魚を狙って漁船などが襲撃する被害は後を絶たず、「コルセア(海賊)」の名前の由来になった。

性格も攻撃的で荒っぽいが総合的な戦闘能力は竜種としては低い。
だが一般人にとってはかなり危険な存在であり、繁殖力や生態も相まって非常に厄介な存在。


技・魔法


ポイズンアタック
毒を含む爪牙で攻撃する。

グライダースパイク
滑空して体当たりする。


経歴


2012年11月3日平原討伐
平原の敵としてスノゥローズらと共に登場。
ローマと交戦するがフツウーニの攻撃に巻き込まれて倒された。

由来


「コルセア(Corsair)」…第二次世界大戦で使用されたアメリカ海軍の海上戦闘機で「海賊」の意。
また、TVゲーム「バハムート・ラグーン」に登場する同名の魔物から。

最終更新:2013年12月16日 19:09