アーヴァンク
概要
分類 |
魔獣・水狸系 |
主な生息地 |
河川・湖畔 |
知能 |
動物並 |
属性 |
水 |
危険度 |
D++ |
備考 |
特になし |
魔獣の一種。
青黒い体毛をした大柄なビーバーに似た怪物。
体躯は通常のビーバーの倍近くにもなる巨体。
主に湖畔や河川に生息する。
通常のビーバーと同様に岸辺に木々や泥を用いて巣を作って生活する。
前歯が発達しており、木々は勿論魔物の装甲や骨などすら削ることができる。
前脚は器用で物を掴むのに適し、後ろ足は泳ぎを補助するための水掻きが備わっている。
体毛は水をよく弾き、水を吸って重くなり難い構造になっている。
肺も水中生活に適した発達をしており、成熟した個体ならば約15分連続で潜水し続けることもできる。
ただし鰓は持っていないので水中では呼吸できない。
通常のビーバーと違って肉食性で水中の魚を主な獲物とする他、水辺に近づいた動物を襲って食べる。
この際は鰐と同様に水中で息を潜めながら獲物に接近し、油断したところで一気に襲いかかる狩猟方法を取る。
仕留めた獲物は横取りを避けるため敵の少ない水中で食べる性質があり、巣に子供がいる個体であれば巣に持ち帰る。
繁殖期になると雄は雌の巣に意図的に侵入し、気に入られれば番となって子供をつくる。
生まれたての子供は歯を持っておらず、母親の授乳で育てられる。
歯が生えてくると親が持ち帰った肉を食べて成長し、やがて親に連れられて巣作りや狩りを学んで独立する。
比較的攻撃的な肉食の魔物だが戦闘能力は魔物としては低い部類。
技・魔法
シャープファング
強力な前歯で噛み付き攻撃。
経歴
由来
「アーヴァンク(Arvanche)」…イギリスの伝承に登場する怪物。巨大なビーバーの姿をしており、水面に渦を起こして覗き込んだ者を引きずり込んでしまう。特に処女を狙って襲う。
余談
特になし。
最終更新:2014年05月10日 21:28