ミスルトゥ総合病院襲撃事件 - 森の聖域WIKI

ミスルトゥ総合病院襲撃事件

概要

イー・ゼン南西部、スタティノス・ヒルにて突如発生したミスルトゥ総合病院襲撃事件。
現在も犯人の動機は杳として知れず、全容は暗闇に消えている。

少女は何色の夢を望み、拒んだのか。
冷たい培養液の中の似姿は、宿り木の名を持つ場所へどれほどの思いを寄越したのか。
それらの答えは陽炎の底に葬られたまま、灰に煤けた黒い手たちは、少女の見る世界に虚像の白昼夢を与え、奪い続けた。

前編　一番最初の廃棄物(ゴミ)

討伐帰りの傭兵達の前に現れた謎の少女。
水色の髪と赤い目の彼女は何者かに追われているようで、傭兵達は襲い掛かる機動兵器の群れから咄嗟に彼女を守る。
戦い半ば、リーダーらしき黒い人型を撃破した後、少女が正体である失踪中の鉄婆娑羅衆副官、オーエスの姿を現す。
磁力を纏った拳によって割られた地盤の底には、冷たい鉄の路が続いていた。
何時もの単なるテロ行動を思わせぬ彼女の行く手の望みとは…

後編　覚めた夢の続きを探して

スタティノス・ヒルにて、突如として轟いた砲火の爆音。
地の底にて再び姿を消したオーエスが、ジュリオンズの大群を引き連れてミスルトゥ総合病院を襲撃した。
緊急依頼を受けた傭兵達は、大群を食い止める為にヌビア・アンクと共に街へ散り、迎撃に当たる。
夢とは見せられるものではなく、自分で見るもの。
それが自らの望むまま、覚まし、見る事の出来ないものだと知った時、少女は―――…。

余談

簡易設計ながら建設完了