鉄婆娑羅衆



概要


くろがねばさらしゅう。
バサラが独自に開発していた、部下として作られた戦闘用ロボット団。
が、人格を指定する技術はバサラの作ったこの集団にも使われておらず、脱走ロボも存在する。
団の生計は主に略奪や、開発・強奪した技術・品をブラックマーケット等での販売で立てられている。

長であるバサラが指揮など殆ど取らず、たまの気まぐれに方針を決める程度なので
軍団員の指揮や連絡などは、オーエスが脱退状態にある今実質バケルカンが勤めている。

バサラ

「鉄婆娑羅衆が長、バサラ。」

身長:172cm(通常態)
身長:192cm(戦闘態)
体重:70kg(通常態)
体重:95kg(戦闘態)
属性:木・炎・雷
鉄婆娑羅衆の長であるロボット。軍団の幹部ロボットを作り上げた張本人でもある。
植物系の生体組織を多用した半生体とも言うべきボディ構造を持つ戦闘用ロボット。
植物を目にも留まらぬ異常なスピードで自由自在に操る能力を発揮する特殊装置「マッスルグローサー」を持つ。
更に、熱エネルギー吸収・蓄積・放出機構「フラッシュパージ」を身体に組み込んでおり、そのボディは炎すら天敵とせず吸収する。
性格は冷酷無常、残忍で享楽的。気紛れな楽しみのままに戦闘力と部下を奮い心のままに他を蹂躙する。
他人に左右される事の無い、傍若無人な性質を持つ。
通常時は乾燥した白木のような肌をしており、貧相なイメージすら抱かせるが戦闘時には躍動する植物を全身に携えた緑色のボディに「成長」する。

武装:
「マッスルグローサー」
植物という植物を意のままに成長・退化させる特殊装置。
成長形態・応用コースは千差万別変幻自在。
盾や刀へと変じる武装化は勿論、エネルギー供給や植物による生体要塞建造も可能。
異常進化の過程で植物に「自我を与える」事も可能。

「フラッシュパージ」
熱エネルギーを吸収し、蓄積・放出する事の出来る機能。
ヴィーマーの「ブライトフラッシャー」を改造したモノであり、バサラの意思一つで全身から高温の熱光線を撃ち出す。
熱エネルギーを体内で電力に変換して放つ事も可能で、単純な攻撃用電流サージ、仲間、機器へのエネルギー補給など使用用途は広い。
また、これとは別に体組織の変異成長により発電生物のように強力な発電機能を得る事も可能。
こちらは上記のものとは違い任意に発射等が出来ない為に、感電による反接触攻撃バリア等に使用される。

得意技:
「ガイアランブル」
植物の根を異常成長させ、局地地震のような災害を起こす。
その際、自分を操作する植物と生体的に接続し同調する事で揺れの影響下から脱する事が出来る。

「ヒートジェネレーション」
上記のフラッシュパージによる発電能力。
電撃を攻撃に転用する「バイオレンスアーマチュア」、エネルギー補給に使用する「ネイティブプラント」へ派生する。

必殺技:
「ライク・ア・サン」
全身から蓄積した熱エネルギーを放出する。
最大パワーでは放たれた銃弾がバサラのボディに直撃する前に空中で蒸発する程の温度と化す。

ザンシュ

「鉄婆娑羅衆壱、ザンシュ」

身長:2m19cm
体重:134kg
属性:斬
古代ローマ兵士が身に着けていた兜のような、片目の隠れた頭部、マスク状の口部が特徴。
隠された片目は自己強化魔術式『血動機関(ブラッドオーガン)』の発動時に現れ、赤いレンズスコープ状の機械然とした片目が出現する。
全身に武器を貼り付けたようなボディも特徴、というか実際に武器が装備されている。
右肩に巨大な斧、左肩には掌のような形をした厚い刃、髪の毛は剣、他諸々全てが伸縮自在で、超振動刃となっている。
文字通りの全身凶器であり、近付く相手を片っ端から血祭りに上げる処刑機械。
バサラには毛ほども共感していないが、生まれついて人切りを求め、自分の力を振るう為に参加する。
武装はドップラーの武器であった「超振動刀」を全身に装備した「スライサーオーガンズ」。

武装:
「スライサーオーガンズ」
全身に装備された、刃が超振動する武器群。
その全てが伸縮自在であり、意識が有るかのように独立して動く。
槍や斧、剣のような姿をとっているが、実際はどんな物にでも変形可能。

得意技:
「ヴィヴロプラズマ」
超振動刃に高温のプラズマを纏わせる事で、更に切れ味を増す。
プラズマによる射程圏の増加も可能。

必殺技:
「メガモーメント」
超高速の超振動武器群の連撃。
一瞬にして人を肉片に変える。

ザブラム

「婆娑羅の九、戦尽のザブラム!!!」

身長:3m30cm
体重:1265kg
属性:魔

鉄婆娑羅衆9機目の戦闘用ロボット。話を聞かない担当。
オーエス他の失踪による戦力不足を補う為に、バケルカンが気まぐれに気を利かせて製作。
しかしバケルカンの持ち得るノウハウでは思い描いた通りの人格を形成する事は出来ず、当初の目的とはかけ離れたモノが完成。
戦闘での味方との連携は問題無く図れるものの、生まれ付き強過ぎる目的意識を持つ。
その目的意識とは「自ら作られた目的の為に純粋さを全うする」、即ち戦闘体として在り続ける事に有り、戦う為に戦う事。
ただそれだけに邁進する自分の姿に酔い、それを拠り所とし、戦い続ける為に戦わない者(生活や守るべき者の為に戦う者)を強く嫌悪する。
その嫌悪は味方にも向けられる為、ザブラムだけでなく他機にも言える事だが他の殆どのメンバーに共感・尊敬の念は抱いていない。
唯一ザンシュに対しては近い目的を持つ為、少しは会話可能。
戦わない者については特に興味を持たず、「能動的な目標を持って自分に向かって来る戦闘力の有る者」しか相手にしない。
怯える者、逃げる者、自暴自棄、戦闘能力を持たない敵対者(無力な女子供)は積極的に殺害しようとはしない。
特殊武装は武器に強い魔力構成物質粉砕効果を与える内蔵装置「ソーサリィピアース」。
ボディ色は返り血を映えさせ、その日の戦闘の証として良く残す為に余す所無く真っ白に染め抜いている。
内蔵武器を多数搭載している為、各部位はかなり大型化している。
他のメンバーも方向性はそう変わらないが、際立って破壊的で迷惑極まりない性質。
ロードラムとは同時期に生まれた兄弟で、少しは人間に近い情を持ち合わせているらしい。

武装:
「ソーサリィピアース」
武器に魔力全般に対する特効力を付加させる内蔵装置。
主に発射する銃弾やミサイル、徒手空拳にその効果を付与して戦う。
元々持つ威力に効果を上乗せして放つ為、効果を与えられた物質が有る程度の破壊力を持って動作しなければ役には立たない。
例えば、効果を付与した銃弾などをただ魔力で構成された物質に押し当てたりするだけでは効果を発揮しない。
手足であればパンチやキック、銃弾であれば発射しなければ意味が無い。

「ビーハイヴジャバー」
ソーサリィピアースの効果を付与する為に最適化された連射型携行武装。
貫通力の高いライフル弾を高速連射する大型突撃銃。一マガジンの装弾数は400弾。

「クラックルカスタネット」
肩部に納められた火炎炸裂手榴弾。
着弾すると炎を絨毯状に広げ、対象を長く燃し続ける。

必殺技:
「ヴァリアブルバーク」
全身の武器ボックス化している部分を変形・排除、ユニット同士で再連結させる事で巨大な砲台に組み替える。
大型ボックスユニットは全部で4つ完成し、配列によって射撃形態を変える事が出来る。
砲弾は電力及び魔力で作られた魔法光線。高い熱量と魔法に対する貫通力を持つ。
この時ザブラムの身体は平時と比べて細長い、通常装甲下層の内部装甲が露出した姿となる。

『キャタラクトバーク』
ボックスを縦に四つ組み合わせた状態のヴァリアブルバーク。
上空に打ち出された後、細い光線に分かれて目標へ多数の光線が降り注ぐ。

『フェーンバーク』
縦棒の短いT字状に四つ組み合わせた状態からの砲撃。
三つのユニットから敵に向けて、広範囲に扇状の切断光線が発射される。

『ジェネラルバーク』
ユニットを横に四つ組み合わせた状態の砲撃。一筋の強力な極太光線を前方に撃ちだす。
「キャタラクト」状態を横倒しにしただけであるが、この時はユニットの内二つから携行用の取っ手が出現する。

『ウォッチバーク』
ユニットを一つずつ分離させた、設置砲台型の状態。
この状態では細長い光線ではなく、着弾すると爆発を起こす涙粒状の光弾を撃ち出す。
回収用電磁パルスによって設置状態からザブラムの元へ戻る事は出来るが、望んだ通りの自由な位置に動かす事は不可能。

『バークサイス』
「字型にユニットを組み合わせた状態。
湾曲した光線の刃を曲がりの部分から発生させ、大鎌状の武器にする。

『バークバスチオン』
四つのユニットを横縦二つずつの四角形に組み合わせた状態。
砲撃ではなく魔力光線の分厚いビームをユニット前に発生させた防壁形態。

『バークカタール』
一対二つずつに組み合わせたユニットを腕部に装着し、一対の大型ビームユニットとして扱う。
当然威力は四連結時の半分に当たるが、普通の生き物を焼き切るには十分な熱量を持つ。
任意でソードユニット、ブラスターユニットへの切り替え可能。


ロードラム

「婆娑羅のぉ………十ぅう………。天機の………ロードラムゥ………ひふふふふぃぃぃ」

身長:1m55cm
体重:55kg
属性:無

鉄婆娑羅衆10機目にして初の非戦闘用ロボット。根暗担当。
真っ黒なボディと赤いダブルカメラ、三日月のような形をした口のような意匠が頭部に存在する。
体系は人間とそっくりで、遠目から見れば昼間時でも「ボロ布を纏った人間」に見える。
ボディの所々から布のようなパーツが突き出しており、いつもそれを引き摺って「ずりずり」と音を鳴らしている。
オーエスの失踪による雑用員・指揮系統の不足を補う為に、バケルカンが気まぐれに気を利かせて製作。
ザブラムの失敗を受けて、今度は色んな部分をザブラムの時とは逆にした結果またも最適化されていない難儀な人格を生む。
演算能力が高く、オーエスが行っていた雑務、執務を補うには十分。
非戦闘型であるのは、戦闘能力部分の余計な干渉のせいでザブラムのように要求能力を損なわない為の措置。
人々が自らの決意を後悔し、罪に苛まされる姿を見る事を至上の喜びとし、平時は方々を回って怒れる者達の復讐を手伝っている。
そのやり口は、「武器を与える」、「(警備や人の目などの)露払いをして機会を作り出す」、「凶行を決意するに足る激情を生む理由(映像、写真)を捏造する」などなど。
武器を与える場合は相手によって現れ方を変え、直接現れて渡す、落し物を装ったりする。
露払いの場合は、自らの存在を極力表さずさも「偶然に道が開けた」ように見せる。
気分屋である為、下記の特殊武装により簡易的に相手を直接催眠状態にして凶行に走らせる事も。
ターゲットが凶行を完遂した後は一般人を装って自ら通報する事が多く、相手の絶望に効果的(事前に協力者として面識が有る場合など)ならその事実も伝える。
特殊装備は自衛用に付けられた催眠型赤外線フラッシュ「リディキュールフリッカー」。
ザブラムとは同時期に生まれた兄弟で、「肩に乗せてくれるし名前が似ている」ので好意的。
先日の戦闘行動にて大破、停止した。

武装:
「リディキュールフリッカー」
催眠効果を持つ強烈な赤外線閃光。口の三日月型の部分から発射される。
複雑・特殊・一定形のリズムで明滅する事により標的を催眠状態にかける。
常人には見えない為、標的はロードラムが何をして催眠術を使っているか一見判別し難い。
標的をどのような状態に追い込むかはロードラムの意思によって選択可能。
特にリズムを選択せずに放った場合は、単に体に悪い強烈な赤外線となって発射される。
まぶたで減衰する為、目を瞑る事である程度効果を弱める事が出来る。

技:
「イラディエートデイズ」
相手を数十秒間「ボーッと」させる基本の明滅パターン。
呆けた状態の標的はがくがくと揺らされたり耳元で大声を出されたりすれば目を覚ます。

「インジュリーブリンク」
対象を自傷させる明滅パターン。
自ら持つ武器によって行動させる為、相手によって殺傷力が変わる。

「トラベリングルミナス」
相手を指定した方向に十数秒間走らせる明滅パターン。
相手の意識を保った(自覚状態の)まま体だけ操るか、意識も催眠状態に落とすか選択可能。

「ブリリアントパラノイア」
標的に盲目的な被害妄想を生み出させる明滅パターン。
周りの全てが自分を攻撃しようとしているのではないかという恐怖心を植え付ける。
敵の膝をただ恐怖で崩すだけではなく、混乱、味方に対する攻撃を引き起こす。
この状態を解除するには気絶、もしくは安心を必要とする。

「アブザードグリッター」
標的の言語中枢をちぐはぐにさせる明滅パターン。
頭の中で組み立てた言葉が順番通りに発音出来なくなり、滅茶苦茶になる。
主に詠唱妨害に使用される。

サードラム

「婆娑羅の十一。侵破のサードラム…そう名乗れば良いのかい?」

身長:1m80cm
体重:93kg
属性:無

鉄婆娑羅衆11機目、ロードラムの破壊を受けて追加で作られた戦闘用ロボット。
バケルカンによって作られた三機目のロボットで、ザブラム、ロードラムの弟に当たる。
そのボディは「対ファナー用」として作製の急を要して作られており、バケルカンのストック・ボディが二体分パーツとして使用されている。
侍と剣士を足して二で割ったような若干勘違い気味のボディ・デザインで、カメラ・アイはバケルカンのものとはまた違った梵字型の穴の奥に紫色のモノが二つ輝いている。
性格は冷酷残忍、享楽的と典型的な「わるもの」。
生物の身体を破壊する事を好み、「どこをどう破壊すればどんな反応をするか」というデータを記録する事を好む。
基本的に冷静で、ザブラムとは違いのんべんだらりとしたマイペース。ロードラムのようにいたずらに目上のものを恐れる事も無い。
しかしロードラムと似ている所も有るようで、妙に自分の活躍を兄に認めてもらいたがる発言が多い。

武装:
「レイイングコロージョン」
特殊武装はイエローカラーリングの剣と盾の姿をした一対の武装。
触れた相手の内部に侵食する衝撃を放つ内部攻撃用武装であり、クゥのパワーを記録していたザブラムの提案により採用された。
敵に侵食した衝撃はサードラムの意思(電波指令)によって、破壊の為にエネルギーを消費しながら長く相手の体内を這い回る。
剣でありながらモノを斬らず叩き、盾でありながら攻撃用途の方に多くウェイトを占める。
剣の方は「インテリオル」、盾の方は「アピアランス」と呼ばれる。
インテリオルはその刀身から衝撃を飛翔させる事が出来、アピアランスはサードラムの体表に、盾本体が放つ衝撃より若干弱めの反応衝撃膜を張る事が出来る。

「ペトリフグレア」
アピアランスに隠されたもう一つの機能。
盾表面の装飾に見える黒い部分の正体は、ロードラムの武装「リディキュールフリッカー」の簡易版である。
ロードラムと違いボディ全体ではなく盾内部にしかシステムペイロードを取っていない為に、「相手の動きを止める」事しか出来ないが、戦場においての威力は絶大。
動けない相手を一方的に甚振り、敵の「痛み」のデータを採取する。
リディキュールフリッカーより機能は少ないが、威力は同じでまぶたで減衰する為、目を瞑る事で少し影響を防ぐ事が出来る。

技:
「リフューザルフィール」
敵から身に触れられる前に、アピアランスが張る「反応衝撃膜」にて吹き飛ばす。
自動で反応する為敵味方の区別が付かず、発動する度にエネルギーを消費する。

「モータルスクラブ」
インテリオルで相手の身体を掠める事で、「侵食衝撃」を相手の体内に侵入させる。
衝撃は相手の体内を破壊しなければ大気させておけ、サードラムの指令で発動する。

「インフレアフラウド」
アピアランスから発した「ペトリフグレア」をインテリオルの刀身で反射し、敵の思わぬ所から停止効果を与える。
しかし攻撃の正体を読めていない相手には必要の無い技である。

必殺技:
「ミリアーズラプチャー」
インテリオルやアピアランスによる敵との一合毎に、敵の体内に衝撃を侵入させる。
十分な数的の体内に衝撃が浸透したら、サードラムの意思により幾重もの衝撃を破裂させる。
無数の衝撃に襲われた敵は何度も跳ね返るように空中を舞う。

「フォーシブルインサイド」
アピアランス、インテリオル両武装をラックに取り付け、自らのボディ全てに「レイイングコロージョン」の機能を付加する。
全身から出力100%の侵食衝撃を放てる状態であり、飛び道具や敵の接近を許さない。
しかし、この時は徒手空拳で戦う事になるためリーチが短くなってしまう。

ソードラム

「ウゥゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!」

身長:4m10cm
体重:2t
属性:闇
バケルカンが作り出した4機目の機体。
丸みを帯びているがトゲだらけの人型巨体に、菱形の頭部と菱形の赤く光る単眼、湾曲した二つの巨大な角と、その中央に生える剣型の衝角が特徴。
全身から黒い霧を噴出しており、詳しい姿と体色は分からない。
動力源はバケルカンが回収した恨みに満ちた人間の魂であり、ジェネレーターを破壊されても動く事の出来る怨霊兵器。
通常状態では我を失っているかのように大人しいが、一度とある要素を持つものを目にすると怒り狂い暴れ出す。
思考を破壊された魂は幼子のような状態であり、他人の命令を鵜呑みにし、母性の強い者により良く従う。
かなりの巨体だが、いつも背中を丸めて腕をぶら下げ膝を曲げている為、ザブラムより小さく見える。
武器は対になった巨大剣と巨大棍棒、「カーカスメーカー」と「クロムクラブ」。
頭部の衝角も頭を無茶苦茶に振り回す事で脅威度の高い武器となる。
全身から噴出す黒い霧は、本体の魂の深い怒りと狂気によって発生する「魂を汚染する怒りの塊」とでも言うべきもので、触れたものの五感を狂わせる。
それ自体が濃い魂のエネルギーであり、対象の魂とソードラムの魂の境界線を曖昧にする事で感覚を狂わせている。

武装:
「カーカスメーカー」
巨大な黒い塊のような、長いトゲが幾つも付いた湾曲した長い剣。
突き刺し、叩き潰し、切り飛ばす殺害・破壊の為だけに作られた粗末な武器。

「クロムクラブ」
赤い血糊のべっとり張り付いた、茶色か黒か判然としない汚れた巨大棍棒。
叩き付ける度に黒い霧を噴出し、敵の感覚を狂わせ視界を塞ぐ。
自らは敵の魂を直接見る事で索敵しており、視界が塞がれる事は無い。

「ブランディッシュトライデント」
頭部の湾曲した二つの角と、鋭い大きな直角の三つの角。
振り回す事で凄まじい威力を持ったまま黒霧をバラ撒く。

得意技:
「グナウエスティーム」
魂を蝕む闇の霧を浴びた者に、魂から通じ身体のバランスを崩し対象を毒に似た衰弱状態へと変える。
霧の中にい続ける限り相手は体力や思考力を奪われ、更に深い呼吸困難のような状態へ落とす。
霧の外に出れば時間が経つ毎に回復していくが、魂を直接復調させるような業でなければ即座の治療は不可能。

「耳の痛い咆哮」
叫び声。
機体から発されているものではなく、本体である霊魂から発生している。
尋常の人間の耳を痛ませ、恐怖も然ることながら地面や空気の震動によって怯ませる。

「フリッツヘイト」
アホ毛に反応して敵を追いかける。

「ゴールドヘイト」
金髪に反応して敵を追いかける。

「サイボーグヘイト」
腕や足を機械に代替している敵を追いかける。

「ガンナーヘイト」
拳銃を持つ者に反応して敵を追いかける。

「スチームヘイト」
身体から蒸気を噴出す者を追いかける。

必殺技:
「メナスグラッジ」
五体をフルに使って暴れまわる。
ザブラムの「あばれる」及び「トランジェントブルート」との違いは、向こうが地を駆け抜け目標を追いかけるのに対しこちらはそれも関係無く地面に対しても暴れる所。
特定の対象を目撃した場合は、他のものに目もくれずそれに対して暴れまわる。

「オーシャンポリューション」
全身から濃度の高い黒霧をばら撒き、巻き込んだものを数秒間「魂の抜けた状態」へと導く。
魂の抜けた敵は全ての思考能力を失い、霊体となって自らの身体が潰される様子を目撃する事となる。
闇属性への耐性が高ければ単なる邪魔な霧となる。

ヤーク

「婆娑羅の番外、龍翔(ドラゴンマトリクス)のヤーク!」

身長:312cm
体重:488kg
属性:熱・雷

超改造機五戦兵所属の砲撃戦型ロボット。
所属していた隊の壊滅とパワーアップにより、鉄婆娑羅衆の幹部に迎え入れられた。
破壊・享楽・刹那的な性格を貫く無頼漢。
迎え入れられたとは言うものの、好き勝手に周囲を破壊して回っているだけであり、命令が来ても気が向かなければその通りには動かない。
全身に搭載された無数の実弾・非実弾問わない大量の火器をメインに戦う。
その身に搭載した生体ユニットにより、15mほどの赤い鱗に包まれた龍に変身可能。

武装:
「フレアブリンガー」
左右の十指の機関砲。
大口径と高い連射力を持ち、コンクリートの壁くらいなら瞬く間に削り崩す。

「ツインジェノサイダー」
両肩に背負った熱線砲。それぞれがタイミングを合わせずに発射する事も可能。

「ミサイルラック」
背部のミサイルラック。
ナパームミサイル、エレキミサイル、フリーズミサイル、通常の炸裂弾など数種類の弾頭を取り揃えている。

「アッパードエレゲン」
足先に位置する高圧電流放射装置。

「ブレストウォーラー」
トライシンクロンブラスターの発振機を使用して作り出す高出力のビーム・シールド。
ビームを受け止め、そのまま反発で跳ね返す事も可能。普通のビームと同じく物を焼く事も出来る。

必殺技:
「三盟共振砲(トライシンクロンブラスター)」
胸部水晶体内部の三つのビーム発振装置から発射する熱線を共振させ、威力を爆発的に増幅させ放つ熱線。
範囲・威力共に高く、漢字に妙なルビを振ったアレな名前だが本人がカッコイイからと付けたものである。

「ユナイトロンミサイル」
ラック内のミサイルを体内で分解・合体再構築させる事で威力の高い巨大なミサイルと化す。
威力は単純な足算ではなく、化学反応を起こす事で乗算された凄まじい威力となる。

「龍翔遺伝子(ドラゴンマトリクス)」
ボディに浸透・内在している「龍の遺伝子」を開放、半機械・半生命体のドラゴン形態と化す。
首の長い翼龍のような姿となり、飛翔を可能にし、対魔耐久力を大幅にアップさせる。
マスクパーツが開閉し、そこから4000℃の炎を放射する事を可能にする上に、変身前の兵器も一通り扱える。


オーエス

「もうすぐ、か…」

身長:185cm
体重:100kg
属性:電・磁

ブラック・メタリックのボディを持つロボット。
両肩のトゲと、先端に描かれた「N」マーク、「S」マークが特徴。
前腕部、肩は磁力システムを搭載しており巨大、というほどでもないが大型。
全体的に格闘用に纏められたボディとなっている。メインは磁力だが、電撃を操る事も可能。
賊活動時の負傷により、ロボティクス・アーマーを纏った少女である事が判明。
その正体はネスト大陸イー・ゼン国家元首令嬢であるセシィ・ハーマンのクローン体。
最初期のクローニング失敗個体であり、年や能力他、本人とは異なる要素がいくつも見られる。

武装:
「マグネトリックビヨンド」
金属塊だけではなく、生物の体内の鉄分などを引き寄せる事で生物すら引き寄せる事の出来る磁力装置。
強い反発力を発生させる事で、ロケットパンチや打撃を強化する事も可能。
更に、ただの磁力ではなく、魔力を含んだ物質を引き寄せ、跳ね返す事も出来る。
精密機器ならば、近づいただけでショートさせる事が出来るほど強力。
引っ張ったり弾いたりするだけでなく、工夫次第でサイコキネシスのように
対象をその場から動かさずにへこませて打ち砕く事が出来る。

得意技:
「マグネトリックナックル」
超電磁の反発力でロケットパンチを繰り出す。
磁力光線で発射後の前腕部を操る事で、標的への追尾操作をする事も可能。

必殺技:
「マグネイトクラッシュ」
相手を強力な磁力で引き寄せながら、吹き飛ぶように自分に向かって飛んでくる相手を
更に反発力で飛ばすパンチで迎撃、相手の身を貫く技。単純だが威力は高く、避け辛い。

「マグネトリカルブラスト」
『マグネイトクラッシュ』に、電撃のパワーを足した超必殺技。
殴打のダメージに、強力な電撃をプラスし、相手の肉体、機械体を完膚なきまでに破壊する。

「マグネシス」
名前はサイコキネシスじみているが、本来のサイコキネシスとはあまり関係は無い。
強力な磁力光線を浴びせ、機械を完膚無きまでに破壊してしまう技。
出力を弱めれば、ただ狂わせるぐらいにまでの効果に止める事も可能。
相手に組み付いてから使うが、ただ光線として放つ事も出来る。


バケルカン

「死風ウのバケルカン、死命イに呼ばれここに闖ン入ュウ!カ〜ッキャキャキャキャキャ!!!」

身長:154cm
体重:85kg
属性:死・霊

大きな梵字のような形のカメラアイを顔面に湛えたヘッドが特徴。
鼻は骸骨のように窪んでおり、鼻より下は完全に人間のようになっている。
縦に長く、横に太く大きな歯が特徴。笑う為に作られたかのようなデザインをしている。
バサラの計画にはオーエスと同じく賛同しているが、ザンシュと同じく明確な目的を持っている訳ではない。
自分達の支配する世界という想像図を魅力的に感じたかららしい。
彷徨う怨霊を吸収し、怨霊を武器に使い生命を喰らう事を使命ならぬ「死命」などと宣う。
なお、死命の意味は不明。
オンギョウの「聖・光」と相反する能力「闇」や「屍霊術」を研究し、作り出された。
対戦闘兵器は想定されておらず、もっぱら対生物用。
武器に頼った戦闘となるが、スピリットシャウター自体もバケルカンとリンクして自律稼動可能。
ジェットブースターも装備されており移動、攻撃両方に活躍するうえ、バケルカン自身の身体能力も高い。
その特殊武装の特性により、自分に物理・精神効果ともども怨霊系や死属性の攻撃はことごとく無効化する事が出来る。

武装:
「スピリットシャウター」
大気中に拡散、存在している浮遊霊、怨霊などを吸収して自在に操る武装。
2mほどの黒い棺桶の姿をしており、蓋を開くとマシンガンのような銃口が無数に出現する。
銃口から吸収した怨霊を放出し、怨霊の種類によって様々な効果を相手に及ぼす。
その多くは生命力吸収や腐敗、憑依操作など。
なお、吸収能力により、バケルカン本体は怨霊や死霊を使っていれば
爆発や腐敗、いかなる形態を用いていようとそれらの攻撃は完全に無効と化してしまう。
その系統の攻撃に身を晒した場合は、バケルカンの攻撃用の弾薬を増やす事になる。

得意技:
「死白州(デスラッシュ)」
デス・ラッシュなのかデのスラッシュなのかは不明。トライフォー。
剣を持った怨霊を二体まで背後から出現させ、近接戦のオプションとする。

「死晒(デスザラス)」
霊体を、相手の防御力を無視して喰い進む種類に変え発射する技。

「死去(デスサラフ)」
記憶すら引き継ぎ、且つ拡散しない電波「ロボットの魂」となりボディから離脱する技。
新しいボディに収まる為の技だが、その辺の別のボディに収まる事も可能。
しかし、生身の相手を乗っ取る事は出来ない。
記憶容量の足りない頭脳を持ったボディの場合、記憶喪失に陥る可能性を持つ。
ゴーレム等の全く別の技術を持って作られたボディに居つく場合は、定着するのにかなりの時間を要するらしい。
電波となった体は強力な電磁波を浴びる事で霧散する。


必殺技:
「インフェルノオープン」
スピリットシャウターの蓋を開け、中に有る銃口の座しているパーツを更にドアのように開く。
「怨霊タンク」を開き、相手に一斉に襲い掛からせる。
その際は怨霊の属性は全て「侵食・腐敗系」になっており、防御力無視の攻撃を大量に叩き込む。
ただし、全段発射であり、当然残弾数はゼロとなる。
銃口を介さない為に、命中率も悪い範囲型の技なので近距離向けの技と言える。

ヴィーマー

「生まれが悪かっただけだッ!今も弱すぎる人間どもを死なせた事など悔いていないし、そんなもの戦場に身を置きながら弱い奴らの責任だッ!」

身長:189cm
体重:120kg
属性:ビーム(熱)

全身にビーム発振器を装備した、ライトパープルのロボット。
外部取り付けタイプの戦闘力を大まかに測るバトルパワー計測アイを左目に付けている。
いわゆるスカウター。
何でも数値で測るデジタルタイプ思考…だが、戦闘力計測をスカウターに頼りすぎ、相手を舐め気味。
自惚れも強い為に、敵の知力戦を考えないダメなヤツ。
しかし能力「ブライトフラッシャー」は熱量兵器なので鎧や盾も貫き、追尾弾も完備したクセモノ。
自惚れ屋とはいえ自分の能力の扱い方くらいは少しずつ覚え始めているので、ヒヨッ子だが雑魚ではない。
社畜、大怪我、人格プログラムの破損と不幸を繰り返したが、現在は再び受けた衝撃で正常に戻り、リリングの元に身を寄せている。
戦場で傭兵や兵士を殺した事は反省していない。

武装:
「ブライトフラッシャー」
全身のビーム発振器から発射する事の出来る紫色のエネルギー波。
単純だが、使い勝手と威力は申し分無く、どんな状況にでも無難に対応可能。
しかしビームは本体から離れれば離れるほど減衰してゆく。

得意技:
「パープルスラッシャー」
ビーム発振器にビームを固定し、腕や足を剣のように使う。
直に発振し続けている為、出力は高く並みの鎧や盾、剣はバターのように切り裂く。

必殺技:
「クアドロスパイラル」
両肩と両腕のバスターから放つ極太渦巻熱光線。
上空から放つ事により視界全てを焼き焦がし、消滅させる。
威力は改造前の「ファイナルヴィーマー」、消費量は「ギガンティックフラッシュ」となっている。

余談:
武器原案はソロモンさん。感謝!

テンカ

「かわいそ・・・じゃねぇ!!大地のテンカ、行くぞー!!」

身長:3m
体重:2t
属性:地
古今東西、大地や錬金に関するあらゆる魔法や術を研究して作られた戦闘用ロボット。
恐ろしく厳つく下品だが、女性型。幽閉された重犯罪人が付ける鉄仮面のような顔が特徴。
まさか女性型が誕生するとは思っておらず、このような厳つい外見になってしまったのを
オーエスが悔やみ、起動後、申し訳程度のツインテールのようなパーツが追加されている。
優しさも中途半端なら迷惑にしかならない良い例である。
両腕に削岩用の超硬度高速回転ドリルアームが装備されており、腕がかなり長大。
破壊を好む危険なメンバーの一人であり、バサラへの忠誠心は薄いが、友達だとは思っている。
余談だが、ガラガラ声もかなり特徴的。


武装:
「マテリアルジャンクション」
生命の無い物質を自由自在に操る特殊兵器。
とりわけ分解と再構築に重点を置かれた性能であり、思い描いた建造物を自由に作れる。
自由自在に操るとは言え、自由万変ではなく、ある物質を作り出すにはその為の原料が必要。
ただの土から金を作り出す事は出来ない。
その代わり、固定具など何も存在せずとも、「空気」や「水」等で「城」や「家」や「ビルディング」を建設可能。
建設した要塞や城は生半可な衝撃では壊れる事は無い。
空気や水で作った物でも全てが「衝撃」が通じる作りになってしまう為、どんな材料で建設するかはあまり関係無い。
水や空気でも「爆破」や「拳撃」などで壊れるようになってしまう。

得意技:
「グラウンドバスター」
両腕のドリルを高速回転させ、タイヤとして扱う事で高速移動する。
大質量から繰り出される体当たりはペシャンコ必死の威力を持つ。

「テトリス」
材料をテトリスブロック状に変化させ、敷き詰める事で相手を圧殺する。
発動する前に、壁状の檻で相手を閉じ込める技「カラーボックス」を発動する。
当然ながら、一列揃えようと二列揃えようとブロックが消えたりはしない。

必殺技:
「ブラウニーデストロイ」
高速挙動を繰り返しながら、巨大な墓石を建設し、相手を生き埋めにする。
ハンドメイド埋葬。

イド

「フフ…総てが忌々しいのです…なればこそ神鬼のイドは壊す!」

身長:1m88cm
体重:178kg
属性:無
鉄婆娑羅衆の7機目。
自我を形成するシステムの研究が進み、バサラの駒として扱えるよう人格を形成した機体。
しかしそれも完璧ではなく、破壊に傾倒するものの未だに自我は存在している。
バサラと似たような「自分達(婆娑羅衆)以外の全てを忌々しく思う」という人格を成している。
能力は「アタックトランスポート(仮)」。仮マークは名称的な意味の仮マーク。

武装:
「アタックトランスポート(仮)」
イド曰く、「攻撃的テレポーテーション」。
異次元への穴を空け、そこを移動し現地座標に到達してから異次元を抜け出て目的地へ出る。移動は瞬間。
と言う所は他のテレポーテーションとあまり変わりないが、「自分が本来移動するハズだった経路を破壊す」る。
例えば、一つの像が有ったとして、その像の背後に移動しようとすれば、圧倒的な力と質量でもって体当たりされたようにその像は破壊される。
既存のテレポーテーション魔法を研究、そしてワザと術式の一部を破壊しながら調整した事で作り上げた武装。
強力な代わりに不安定な為、射程距離に制限があり、その範囲はせいぜい5〜6m。遠距離戦には向かない。
無理をして範囲以上の距離をテレポートすると異次元空間から抜け出す事が出来なくなってしまう。
数日間姿を見かけられないと何故か「破壊された」(死亡)扱いにされる奇妙な扱いを受けている。

「テクノトランスポート」
射程距離無制限のテレポーテーション。
攻撃には使えず、腕のデバイスを使って地点を細かに設定する必要が有り、行った事の無い場所へは移動出来ない。
帰還・拠点移動用テレポーテーション。

得意技:
「アタックトランスポート・リア」
敵の背後に移動する事で、そのまま相手に打撃を与える。
敵には「超スピードで移動しながらのすれ違い様の一撃」にしか見えない。

必殺技:
「なし」
通常技が常用にして必殺の一撃と言える。

ガランドー

「ハハハハ」

身長:???
体重:???
属性:空間
鉄婆娑羅衆の8機目。「イドの完成系」として製作された。
能力は「空間操作」。
空間を歪め、裂き、繋ぎ、割る事であらゆる防御・回避・攻撃をそれのみによって行う。
普段は異空間に潜んでいる為に、その姿を見た者はバサラとオーエス以外には居ない。
会話の時も声だけ響かせるようにして姿を見せずに喋る。
緑色の複眼式ツイン・カメラアイと二つのブレードアンテナを額に持つらしい。
性格は不従順、誰に対してもフレンドリーに接し、気が向いた時にしか任務を遂行しない。
イドから武装、戦闘能力をアップさせた分性格の制御は不完全どころか全くの失敗となった。

武装:
「スペースベント」
空間を制御し、全ての防御・回避・攻撃をそれによって行う。
空間を裂いた地点に居た物品、生命は裂けた空間と同じ形に損傷する。
相手に攻撃させず、自分が一方的に攻撃する事も出来る為に、一見無敵に思えるが
エネルギー消費が凄まじく、攻撃中は空間中の魔素を吸収し稼動エネルギーに変える為に体各所の中枢機関防護装甲を解放し、コアを露見させ無防備となる。
そして、空間制御技術の完成の為に古今東西あらゆる技術を網羅し参考にし、組み込んだ為に
魔法であれ超能力であれシステムであれ、あらゆる空間干渉能力を持つ相手からの「同空間への侵入」を許してしまう。
対処法を持たない相手には無敵の能力であるが、市販の安価な消耗型テレポーターにすら対抗されてしまうという脆さも持つ。
しかし、技術体系化されていない、即ちバサラが取り込んでいない「独自の空間制御能力」ではガランドーの
異次元空間にアクセス不可能の為、「知り得ない同系能力には対抗可能」という、一見逆では?と思うようなケースも起こる。
なお、特殊能力に特化している為にガランドーの通常ボディ・スペックは一般人程度という素晴らしく低いものとなっている。

得意技:
「カーブフック」
空間を曲げる事で相手を曲げるように損傷させる。

必殺技:
「ハーフティック・ニューライフ」
空間制御能力を使って考え出したお遊びの一種。
二人の対象の体と脳を入れ替え、生体障碍的な累を空間制御で排除する事によって保全する。
後は体が入れ替わって慌てる相手を見て楽しむだけ。

余談

メンバー増減繰り返し中。
サードラムの名前を急ぎで作ったテキトーネーミングからカッコよさげなモノに変更。

名前の由来は

ザンシュ→切り裂く擬音「ザン!」と「斬首」から。
ピンポン→クイズの正解音「ピンポン」から。
オーエス→綱引き、引っ張る際の掛け声「おーえすおーえす!」から。
バケルカン→「化ける」+「棺」。
ヴィーマー→ライトセーバーの音「ヴィンヴィン」+「Beam+er」
テンカ→大工さんがトンカチでクギを打つ音、「トンテンカンカン」から。
イド→「移動」から。モデルはガォンなスタンド。
スゥ→「スゥっと消える」から。
ガランドー→「がらんどう」から。
ザブラム→「zap(銃発射擬音)」+「blam(銃声擬音)」=ザブラム。
ロードラム→「ドロドロ」+「ウラム」。ロウドラム。
サードラム→「サード(三番目)」及び「サド」+ラム系のラム。
ソードラム→「ソード(剣)」+「ラム(衝角)」より。武器の「クロムクラブ」は黒霧(クロ・ム)+クラブ(棍棒)。
最終更新:2014年09月10日 17:21