1: 名前
オーエス
(個体管理コード:クローニング・ワン)

2: 年齢
外見年齢14~5歳
実年齢不明(1歳弱~強?)

3: 性別
女性?

4: 種族
人間?

5: 外見
くすんだ水色のセミロングヘアと赤い目を持つ少女。
肌は陽に当たる事が少ないのか白く、全体的に細く弱々しい。
その代わりか表情はいつも刺々しく、瞳の奥には深い怒りを宿している。
服は女子用学生服のような白いスカートタイプを着用している。
身長:156cm
体重:40kg

(マグネトリック・セクレタリー)
ブラックメタリックのボディを持つ人型アーマー。
両肩のトゲと、先端に描かれた「N」マーク、「S」マークが特徴。
前腕部、肩は磁力システムを搭載しており巨大、というほどでもないが大型。
全体的に格闘用に纏められたボディとなっている。
身長:185cm
体重:100kg

6: 性格
冷酷で残忍。
自らの目的の為には手段を選ばないが、その原動力は出自による際限の無い怒りと悲しみ。
とある一つの目的の為に全てを注ぎ、その一方で自らを救ってくれる幸運と夢を探し、更にその一方でそんな都合の良い事を考える自分を嘲っている。
冷静にして頭脳は明晰だが、心は脆く弱い。

7: 過去
イー・ゼン国の暗部にて何者かによって作られたイー・ゼン国国家元首カール・ハーマンの娘であるセシィ・ハーマンのクローン。
個体としては一番始めのクローニング個体であり、失敗作。

本来必要とされていた能力や記憶、年齢、容姿など殆どの要素をクリア出来ておらず、セシィが9~10歳であるのに対し、オーエスは14~5歳の肉体を持つ。
データ採取後に全身の細胞を破壊し液体に分解する分解酵素を体内に打ち込まれ、廃棄される。
そのため深い悲しみと怒りを抱いており、通りすがりのバサラに救助されて以降は彼の同胞「オーエス」として振舞いつつ、手段を選ばず目的への準備を進める。
半ば常時怒りで錯乱しているような状態ではあったが、その中でも「自分はセシィにはなれない」「オーエスでも居られない」、「自分を助けられる者など居ない」と殺戮を続けながらも、心のどこかで絶望していた。

準備段階を完了し、怒りのままに秘匿されたクローン研究製造所を探し当て、大多数の職員と設備を殺害・破壊するが、テトユカリスの言葉により殺意を鈍らせ、研究所の最奥にて発見されたクローン4体を捕獲、鉄婆娑羅衆本部へと転送。彼女らは「メリィ」、「アイレ」、「リーフ」、「プレア」と名付けられる。

続けてクローニング成功作である、「ミスルトゥ総合病院にて療養中のセシィ」を、ジュリオンズの大群を率いて襲撃。
自ら拒否の意思を伝えたにも関わらず助勢に現れたバサラザンシュバケルカンイドテンカと共にヌビア・アンク及び傭兵達と交戦。
ヌビア・デルゥをバサラとの連携にて負傷させるものの、その素顔に動揺。
バサラを撃退され、更に現場に現れたセシィを見て激昂、襲い掛かるが一撃の下に下される。

絶望のままに巨大人型戦闘兵器NS・アークを起動させ、荷電粒子砲を一行に浴びせるも、シャリアの結界とデスエデンにより失敗。
スピカの放ったダークキャノンをNS・アークの荷電粒子砲口に直撃させられ、エネルギー整流器に誘爆、呆気無く爆発四散し沈黙する。

その後バサラによって救出されるも、帰路の下水道にて、負傷による「レジストランク」の弱体化により分解酵素の作用が進み、生命維持に支障を来し死亡。
抵抗効果の作用か、遺体は完全溶解及び腐敗せずに残存している。

8: 職業
テロリスト

9: 口調
「今こそバサラと僕の望みを果たす時…顕化、磁迅のオーエス」

「お前達が私の事を忘れたから、もっと腹が立ったのさ」

「今更…今更私に何か教えようってのか!?お前達が!!!」

「さあ、くれるんだろう?お前達なら………この髪と目と顔、涙(これ)の答えを」

「…バカだよ君は………」

「マグネトリック・ビヨンド!!」

「…その顔を見れば、わたしが「ボク」だと思えると思っていた。このどうしようもない気持ちが治まってくれるかと思っていた」

「そうだよ、何を都合の良いコトを考えてたんだろう…………」

「やっぱり違ったみたいだ………」

「そうだ、そうじゃないか。何を迷ってたんだろう。それが、「わたし」だったのに・・・「わたし」じゃない「わたし」は、こうすれば、こうなる事が分かってたのに!!!!!」

「どちらかの命尽くすまで。「オーエス」は……「鉄婆娑羅衆」は、そうして来たよね。あはは、ハハハハハハハ…!!」

「居なかったんだ、そんなの!!何を探してたんだろう!!夢を…夢を見続けてただけだったんだ…!!」

「私(セシィ)は一人だけ!僕(オーエス)なんてしあわせな夢!それが今、分かったよ………」

「…ねえ、いってくれないか……………これが、ほんとは。『セシィ』のみている……ゆめ………だっ、て。」

「ほんとのわたしは………あたたかいベッドで…ながい、こわい、ゆめを……………みて、いるだけ…………だって……」

「……こんど、きみに、会うときは………もっと、ふつ…うに………」

10: 一人称、二人称
一人称:ボク、僕
二人称:君、貴方、呼び捨て

11: 好きなもの
バサラ

12: 嫌いなもの
ポイ捨て

13: 好きな人
バサラ

14: パートナー
鉄婆娑羅衆

15: 属性
電・磁

16: 苦手な属性
自らの電磁力を超える電磁力(同属性)

17: 戦闘スタイル
格闘に特化した能力を持つが、本人は電磁力を使った遠隔戦闘スタイルを好む。
相手が鎧や剣を装備していれば、それを利用してダメージを与える事が基本戦法。
逆に、金属・魔力製品を一つたりとも装備していない野獣などは少し苦手。格闘戦で応戦する。
なお、特殊武器「マグネトリックビヨンド」は「魔力を持った物質」は影響下に置けるが、金属製品ほど自由ではない。
斥力と引力を働かせて吹き飛ばし、引き寄せる程度の事しか出来ない。

18: 精神力
高め。特に破綻しているワケではない。
しかし、自分の出生に関する特定の話題にはたちまち激昂する。

19: 戦闘熟練度
★☆☆☆☆

20: 技や魔法

「マグネトリックビヨンド」
鎧に搭載された、金属だけでなく魔力をも引き寄せる磁力を発する特殊装置。
強い反発力や引力を発生させる事で、ロケットパンチや打撃を強化する事も可能。
更に、ただの磁力ではなく、魔力を含んだ物質を引き寄せ、跳ね返す事も出来る。
精密機器ならば、機能開放状態で近づいただけでショートさせる事が出来るほど強力。
引っ張ったり弾いたりするだけでなく、工夫次第でサイコキネシスのように対象をその場から動かさずに押し潰し引き裂き打ち砕く事も可能。

「マグネトリックナックル」
超電磁の反発力でロケットパンチを繰り出す。
磁力光線で発射後の前腕部を操る事で、標的への追尾操作をする事も可能。

21: 特殊能力・特殊技能
「才能」
セシィよりクローニングされた、様々な分野での才能。
しかし、クローニングに失敗している為、オリジナルよりワンランク劣る。

「本能」
自分がセシィ・ハーマンであるという自覚。
肉体と頭脳の形成段階で植え付けられたものであり、この自覚だけは失敗せずに宿っている事で、セシィ・ハーマンという存在を渇望している。

「分解酵素」
廃棄の際に打ち込まれた、オーエスの細胞を破壊し肉体を液状に変えて行く酵素。
液体に変えられた細胞は分解酵素と同じ働きをするようになり、素早く対象を溶解させる。
下記の「レジストランク」によってこの効果に抵抗している。

「レジストランク」
体内に存在する、バサラによって植え付けられた延命措置。
脈打ち日光色に輝く触手を持つ木の塊のような姿をしている。
オーエスの胴体内に張り巡っており、細胞増殖・再生機能を増幅し、分解酵素の効果に抵抗している。

22: 必殺技
「マグネイトクラッシュ」
相手を強力な磁力で引き寄せながら、吹き飛ぶように自分に向かって飛んでくる相手を
更に反発力で飛ばすパンチで迎撃、相手の身を貫く技。単純だが威力は高く、避け辛い。

「マグネトリカルブラスト」
『マグネイトクラッシュ』に電撃のパワーを足した技。
殴打のダメージに強力な電撃をプラスし、相手の肉体、機械体を完膚なきまでに破壊する。

「マグネシス」
名前はサイコキネシスじみているが、本来のサイコキネシスとはあまり関係は無い。
強力な磁力光線を浴びせ、機械を完膚無きまでに破壊してしまう技。
出力を弱めれば、ただ狂わせるぐらいにまでの効果に止める事も可能。
弱った相手に組み付いてから使うが、ただ光線として放つ事も出来る。

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

()内はマグネトリック・セクレタリー装備時。

 体力:B(A)
 魔力:B(A)
 魔法攻撃力:E
 魔法防御力:B
 腕力:D(A)
 物理攻撃力:D(A)
 物理防御力:D(A)
 知力:A
 素早さ:B(A)
 命中:B(A)

24: 武器やアイテム
「マグネトリック・セクレタリー」
「オーエス」として活動している時に纏うメカニカル・アーマー。
強力な電磁力を操る機能を搭載しており、格闘機能を強化する。

25: その他
データ更新
最終更新:2014年06月14日 14:57