オバリヨン
概要
分類 |
妖鬼・妖童系 |
主な生息地 |
人里離れた街道 |
知能 |
人間並 |
属性 |
闇 |
危険度 |
D++ |
備考 |
自分の重量をコントロールできる 子泣き爺の仲間 |
妖鬼の一種。
血のように真っ赤な人間の赤子に似た姿をしている。
主に人里離れた街道の近辺に生息する。
手足は音を立てにくい特殊な構造になっている。
自分の重量を操作する能力を持ち、最大で600kg近くまで重くできる。
子泣き爺の仲間であり、能力や人を襲う方法も似ている。
人間の肉が大好物という人食い妖怪。
獲物となる人間が近付くとこっそりと背中に忍び寄り、背中にしがみつくと「オバリヨン」と鳴きながら自分を重くして圧死させる。
しがみつく力はかなり強く、また無理に引きはがすと背中の肉が大きく抉れてしまうほど。
一方、臆病な面もあり忍び寄る際に気付かれたと判断すると退散してしまう。
また、夜行性で日中はどこかに隠れて眠っているため日中は襲われることはない。
直接的な戦闘能力は高くないが夜に街道を通る人間の被害が絶えず、危険な魔物であることは間違いない。
技・魔法
重石
自分の重量をコントロールし、押し潰す。
経歴
由来
「オバリヨン」…新潟の伝承に登場する妖怪。「うばりよん」、「おぶさりてい」とも。夜に出歩く人の背中にしがみつき、どんどん重くなって齧りついてくるが負ぶさってやると大量の金に変わるともされる。
最終更新:2015年03月05日 15:05