オクトーバー
「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
概要
「レゲネラツィオン計画」10番目の個体。
既に死亡した女子の肉体を使って作られた生体兵器。推定年齢10最前後。赤紫色の髪の毛が重力を無視してウサギの耳のように二本立っている。
デスポートの能力である「デスラント」の改良品、「パペッツボイス」をその身に宿されている。
赤と紫で左右に二分されたカラーリングのピエロのような服装とメイク「クラウンサーフィス」に身を包んでおり、その姿は子供ながら不気味。
戦闘時には衣装だけでなくメイクすら厚みのある物質のように変形し、笑う仮面を被った機械のピエロのような外見になる。
性質は凶暴・無機質。
何時も笑っているが、自らの炎で焼く相手を捜し求めており、自我が強いかと思えば
ヤヌアールの命令を熟慮せず飲み込む。
享楽的な殺人鬼かと思えば、命令を聞くだけの戦闘マシーンのようでもあり、対照的な要素を併せ持つ。
戦闘スタイルはスピードと子供らしからぬ膂力、「当たり判定の小ささ」を利用した体術。
関節や四肢、首などを圧し折る技を得意としており、それの通じない相手は暗黒色の炎によって焼き尽くす。
両手両足は不自然に伸縮し、胴体が子供のサイズのまま大人以上に伸ばす事が出来る。
能力・技
「パペッツボイス」
自らの声を聞いた相手の脳に特殊音波で影響を与える。
簡単に言えば「声を聞いた相手を操る」効果を持つ。
しかし複雑な命令を与えようとすればするほど影響力が弱くなる。
その為、単純に「恐怖させる」「怒らせる」などの精神操作攻撃として使われる事が多い。
精神の衰弱した相手は操り易く、複雑な操作による影響力の減少が起き難い。
「篭燈(カゴビ)」
オクトーバーに宿る炎。出自不明。
暗い黒色の炎により、相手の霊体、肉体共に焼き尽くす。
実温度は2500~2600℃程だが、霊魂を持つ生物には温度に関係無く効果を発揮する。
「児骸(じがい)」
相手の頭部に取り付き、視界を奪った後に絡みつき、首を圧し折る。
「虚隙(こげき)」
敵の目の前で素早く飛び跳ねて一回転、足裏による蹴撃で胸郭を砕く。
「纂屍(さんし)」
相手の背後から足に抱き付き、抱き締めて両足の関節を破壊する。
「摩端(まは)」
敵の両腕を内側に組むように引っ張り、右腕を左側、左腕を右側に度を越えて引っ張る事で、両腕と肩を破壊する。
「相疾(しょうしつ)」
相手の掌を、指と指を合わせたまま握りこむ事で五指を破壊する。
「覗険(しけん)」
相手の背中から飛び上がり、押し潰した後に両足を背中側に畳み込み折り壊す。
アイテム
「エーテル性半固形エネルギー触媒」
ライムグリーンに光る四角いエネルギー食糧。
何時も10個携帯しており、掌サイズのこれを空腹時に食べている。
「クラウンサーフィス」
メイクすら三次元変形を起こす隠蔽部分虚数空間収納型鎧。
普段は服と化粧のように振る舞い、戦闘時にはパワードアーマーとして機能する。
壊れピエロ語録
「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
笑い声。何が楽しいのか嬉しいのか、誰にも分からない。
「わカりマしタ、ヤぬアーる」
発音がたどたどしく、機械音声のようで不気味。
「クび折ルアし折ルカらダ折ル。ウわアい」
喜んでいる事から、どうやら楽しい事らしい。
「ワたシたチぴエろノおニんギょウ」
私達とは誰なのか、もう一人居るのか、どうかは分からない。
意思の疎通は不可能。
由来
ドイツ語の「十月」から。
最終更新:2015年07月23日 03:35