レイルビィ

概要

分類 亜竜・走翼竜系
主な生息地 火山
知能 動物並
属性
危険度 B++
備考 レイクリスの近縁種
地上での行動の方が得意
体表の各部に結晶を生成する
爪牙や鱗や結晶が素材になる
亜竜の一種。
成体は体長10mにもなる翼竜で全身は紅色の鱗で覆われている。
後述の特徴から「紅玉竜(こうぎょくりゅう)」とも呼ばれる。
レイクリスとは共通の祖先から進化した近縁種の関係。

主に火山地帯に生息する。
火山地帯の広大な範囲を縄張りとし、単体で行動する。
大きな横穴や窪みを巣として利用する習性があり、同様の巣を縄張り内に幾つか所持している。

頭部は鏃に似た形に発達しているがこれは溶岩に潜る際により潜り易くするための進化。
鱗も高熱に対して非常に強く、長時間溶岩に潜行していても傷一つ付かないほど。
ただし溶岩に積極的に潜るわけではなく、逃走時や移動時のやむを得ない場合のみ。
翼竜の一種であるため前脚と翼が一体化した形状になっているが筋肉と骨格が著しく発達しており、その太さは人間の胴以上にもなる。
走行に適した構造になっており、前脚を使った走行は時速70Kmをも超える。
また翼膜も強靭に強靭で生半可な牙や刃は通らず、打撃はその襲撃を吸収して大きく和らげてしまう強力な防具。
備わっている爪も鋭利かつ堅固なものでその膂力と併せて凄まじい威力を発揮する。
形状の問題から飛行には適していないが多少の距離を滑空することはできる。
全力で羽ばたけば衝撃波を伴う烈風を巻き起こすことも可能。
体表の随所に特殊な体液を分泌する「結晶腺」というを持ち、この体液は外気にふれると結晶化して赤い結晶となり凄まじい強度を発揮する性質がある。
体表に構築された結晶はその形状と強度により攻防を兼ね備えた鎧として機能し、「紅玉竜(こうぎょくりゅう)」の呼び名はこれに由来する。
また、前脚で巻き起こす烈風と組み合わせることで結晶の混じった烈風という凶悪な攻撃も可能としている。
ちなみに結晶腺からは結晶を溶解する体液を分泌することも可能なため結晶は自分の一存で自由に解除することもできる。

外見に違わず極めて凶暴な性質。
ほぼ完全な肉食性で同じ地域に暮らす動物や魔物を餌としており食物連鎖でも上位の消費者。
巨体を維持するために大量の食糧を必要としており空腹時には同種にさえ襲いかかる例も確認されている。
ただし生息地である火山地帯は餌となる動物や魔物が少ないため、季節ごとに巣を代えて獲物が豊富な地域に移動する。
また遠出の際に火山地帯を離れることもある。

繁殖期になると雄は「巣」を自分の結晶で飾り立て、雌は気に入った雄の巣に入る。
雌はそのまま巣に留まり、子供が産まれるまでは何も食べずに巣から動かなず、雄も巣と雌を守るため巣の前から動かなくなる。
ちなみに胎生であり、ある程度成長した状態で母体から産まれてくる。
子供が産まれると母親はその巣から去り、父親が子育てを行う。
しかし過酷な環境の火山地帯では事故も絶えず、無事に成体になれるレイルビィの数は決して多くはない。

戦闘能力は高く、たった一体のレイルビィが集落を滅ぼした例もあるなど危険度もかなりのもの。
鱗や爪牙、体表に構築される結晶は武具の素材として需要が高いもののその狩猟には大きな危険を伴うため取引価格も高い。


技・魔法


竜のあぎと
骨すら破壊する強力な噛みつき攻撃。

ワイバーンクロー
前脚の爪で切り裂き攻撃。

グライダースパイク
滑空して突進を繰り出す。

烈風波
両前脚で強烈な衝撃波を巻き起こす。

烈風玉紅波
結晶を巻き込んだ更に強力な衝撃波。


経歴

2014年12月26日狩りなりチャ
今回の狩りのターゲットとしてプラインビーストシュヴァルフォンと共に登場。
ステンマルムスティーンらと交戦、彼らの波状攻撃に追い詰められて逃走した。


由来

レイクリス」 + 「ルビー」

余談

レイクリス亜種。

最終更新:2025年04月06日 11:28