イワオゲンブ
概要
分類 |
亜竜・亀竜系 |
主な生息地 |
緑豊かな平野 |
知能 |
動物並 |
属性 |
地 |
危険度 |
C+ |
備考 |
岩に擬態 サジンゲンブ、フジヤマゲンブの近縁種 |
主に緑豊かな平野に生息する。
背中の甲羅は岩のような外観だが正体は摂取した土やカルシウムが凝固したもの。
そのため個体によって形は異なり、また摂取した土によって外観も変わる。
重い甲羅に耐えるため筋肉も発達しており、見た目よりも動きは機敏でパワーも強く、ひっくり返されても勢いを付けて自力で元に戻ることが出来る。
主な食物は植物と土。体内に土を栄養分に分解する特殊なバクテリアを持つ。
固い石や土でも食べられるよう、牙や顎も発達している。
普通の亀と同様、甲羅には頭や手足を引っ込めることが可能で主に外敵に襲われた際に岩に擬態してやり過ごす際に使われる。
また、腹側から摩擦係数を弱める特殊な体液を分泌することで強力なスピンタックルも繰り出せる。
ブレスを吐くための器官は退化しており、今は痕跡が残っているのみ。勿論、ブレスを吐くことはできない。
基本的には温厚な性質でこちらから刺激しない限り攻撃してくることは稀。
これは外敵が餌にならないことに加えて余分なエネルギーの消耗を抑えるため。
育児期の個体以外は決まった縄張りを持たず、餌となる植物を求めて放浪する。
また、基本的には単独で行動し群れなどは作らない。
冬の終わりに繁殖期を迎え、雌は春先に卵を産む。交尾を済ませると雌雄はしばらくは番で行動する。
また、雌を巡って雄同士で身体をぶつけ合って力比べを行う姿も見られる。
雌は卵をひたすら温め、雄は周囲を縄張りとして雌と卵を守るべく周囲を見張る。
この時期は例外的に外敵に対しても攻撃的になる。
無事に卵が孵ると雄はその雌と縄張りから去り、雌は子供が一人立ちするまで行動を共にする。
竜種としては戦闘能力は低いが重量級の身体から繰り出される攻撃は侮れない。
技・魔法
イワオタックル
強力な体当たり攻撃。
イワオスピン
手足を引っ込め、スピンタックルを繰り出す。
経歴
由来
「巌(いわお)」 + 「玄武」
最終更新:2015年10月13日 16:16