フジヤマゲンブ



概要


亜竜の一種。
火山の火口のような形状の甲羅を持つ亀の怪物で竜族の遠縁でもある。
通常は成体でも体長6~7m程度だが稀に20m近くに達する大型の個体も存在する。

主に火山地帯や荒野など岩の多い環境に生息している。
岩石を食べて生きるという珍しい生態を持ち、他の生物を捕食する必要が無いためか基本的に温厚で大人しい。
だが神経質で些細なことで激昂しやすく、一度怒ると周囲の者に見境無く攻撃する危険な魔物。

鈍重そうな外見に反して意外と機敏で、特に両手足と甲羅を引っ込めての回転体当たりはかなりの速度。
そのほか背中の噴火口からマグマの塊を飛ばしたり灼熱の光線を吐いたりと戦闘力はかなり高い。

一方で甲羅以外の防御力は高くなく(炎属性に対してはほぼ無敵)、寒さに対しては極度に弱い。



技・魔法


炎のブレス
炎属性のブレス攻撃。

フジヤマキャノン
口から灼熱の極太光線を発射して攻撃する。

フジヤマスピン
超高速回転しながらの体当たり。

フジヤマプレス
大きく跳躍して相手を押し潰す。

フジヤマヴォルケイノ
甲羅の噴火口からマグマの塊を飛ばし、降り注がせて攻撃する。

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個体によっては他にも技や魔法を使用する。


経歴

2008年8月2日狩りなりチャ
体長20mの個体が今回の狩りのターゲットとして登場。一行とサハギンレッドらが交戦しているのを察知してマグマゴーレムブレイズレオと共に登場。アルマディプス、を主なターゲットに灼熱光線やダイビングボディプレス、敵味方見境無しにマグマの塊などで攻撃し大暴れするが最後はアルマディプスエヴェリーイリスルーノの波状攻撃を受けて倒され、遺体はニーズヘッグ率いる回収班によって運び出された。

2009年8月25日フィーク家のふるさと なりチャ
シャクナの配下として登場。
ゼフィスルティカらと交戦。
甲羅の頑強さで彼らの攻撃を防ぐなどするがゼフィスの弱点の腹部を狙われ、更にルティカの「月歌氷刃」で切り裂かされ、倒された。

2010年10月15日 ティマフ長編 渡り鳥の里帰り4~青羽・前編~
グランドクリーパープラネッタシリーズらと共にラヴェリカの部下として登場。
レラを狙って戦うも体当たりや溶岩攻撃でグランドクリーパープラネッタシリーズを巻き込んで倒してしまい、うろたえた隙にデュバルの攻撃を受け、倒された。



由来


「フジヤマ(富士山。静岡にある日本三名山の1つ。)」+「ゲンブ(玄武。四聖獣の1つ、北方を守護する亀の姿をした神)」。


余談


前々から考案していた魔物。
TVゲーム「サガフロンティア2」に登場する「ヴォルカノイド」が元ネタ。


あと溶岩系のステージは個人的に大好きです。
最終更新:2021年01月11日 15:07