キルシュヴァッサー


【種族】人工妖精
【性別】男性型?
【属性】
【所属】特にないが主人は錬金術師オードヴィ

概要


オードヴィが所有する人工妖精(人工的な手段で作られた妖精型の魔物。魔力により命を繋ぐ)。
これもレクチェの遺産らしく、彼女が屋敷を脱出する際に保存されていた瓶ごと持ち去られた。
容姿は桜色の髪に大きな青の猫目の妖精型で子供を模した人形のような見た目。身長約50cm(にゃーむ一匹分)ほど。
服装はすっぽんぽんじゃ可哀想なので執事さんのような服を着せられている。

戦闘用ではないため戦闘はこなせないが、録音再生機能と交信機能、各種解析・探知機能を持つ。
動きは非常に俊敏で霊力を消費して空も飛べる。

レクチェ存命時の理想の小間使いの願望をモデルにしているようで、世話焼きで面倒見がよく従順。
男性型っぽいのにかーちゃんみたいな性格をした女子力の高い自律型。
しかし命令がない時はすやすやと眠り、休眠に入る。こういう所は現在の主そっくり。
オードヴィのことはかつての主であるレクチェと思い込んでおり、彼女のことを「レクチェ」と呼ぶ。

口調


「~ます」、「~です」と丁寧な口調。しかし妖精故か難しい漢字が使えない。

「私はレクチェさまの小間使いをつとめさせていただいております。名をキルシュヴァッサーともうします」
「レクチェさま、またそうやってねてばかりいてはだめですよ!」
「れく……じゃなくてオードヴィさま」
「きょうのお昼ごはんはどういたしましょうか」
「伝令ですね。いってまいります」
「好ききらいはいけません。のこさずたべてくださいまし」
「おなじじゅうしゃどうし、仲良くできそうです……が、あの子はとてもこわいです。あくまみたいです」


主な機能


「解析眼」
物質を解析する解析の魔眼。
解析により得たデータは主であるオードヴィに転送される。

「探知能力」
各種探知能力を備える。高性能ロボット並みの高精度。

「交信機能」
オードヴィやレクチェとの交信機能。
時たま主に意識やコントロールを乗っ取られる。

「飛行能力」
背中の翅を使って空を飛べる。飛行速度は速い。

「録音再生機能」
記憶力がよく他人の言葉を録音し記憶できる。
そしてそれを自分の思った所で引き出して再生することが可能。

「小間使い」
ものぐさなオードヴィの身の回りの世話もせっせとこなす。
小さいのに頑張り屋さんである。


ちなみに


1: オードヴィの設定を考えててなんかマスコット欲しいと追加された妖精メイド。ついマスコットが増えるのは悪い癖。

2: 名前の由来はドイツのサクランボを原料としたリキュール、「キルシュヴァッサー」から。

3: 主人共々出番があるかは不明。

最終更新:2015年11月23日 13:23