リキッド


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概要

人間の男。年齢不詳。
ほぼ最近高岡の一派に参加した剣士。
暗い鉄色の鎧によって全身を隠しており、その姿は窺い知れない。
過去の詳細は有る程度調べが付いており、自身の生まれの能力による迫害の結果、高岡の元に身を寄せたらしい。
装着した鎧の内側からは絶え間なく物体を融解させる霞が、周りに影響を与えないレベルながら黒い霧として見えるレベルで放出されている。
迫害は生まれもったこの能力によるものであり、過去に何度か事件を起こし、「本人に制御出来ない能力により無罪」とされた後、世間から姿を消している。

元々、生まれた時は能力を本能的に制御出来ていた故に事件を起こさなかったが、或る日を境に事故を起こす。
事故は「本人が意識的に制御出来ない能力の発現」と言う事で、彼は「無罪」となったが、「危険」であるとされ長い間幽閉される事となる。
彼を収容した場所の内情は長らく世間に晒されておらず、その詳しい事は分かっていない。
某年某月某日、暴徒の襲撃を受けて所は壊滅しており、その理由は「遺族の復讐」と言われている。
襲撃犯は一人残らず、「融解」して「液化」していた所から、暴徒を一掃したのは彼、「リキッド」本人と言われている。
彼が暴徒を意識的に殲滅したのか、能力の暴走が再び起きて殲滅されたのか分かっていないが、警察組織は彼を追っている。

そして近年、「触れたものを液化させる」という能力を駆使するテロリストが出現。
ギノン・ガンやシングタイプミドーらによって「リキッド」と呼ばれる彼は強力な能力と剣技によって活動を始めた。
高岡に忠誠を誓っているようで、彼の身辺警護を忠実に務める事も多い。

声を出さないのは、寡黙なのではなく、喉に発声不可能になるほどの傷を負っているかららしい。
本名はヤマジ・キリムラ。ヒノモト系ネスト人であり、その能力は彼の種族が「フェアリー・サイオニック」であるが故の発現とされている。

身長:189cm 体重:124kg(アーマーを合わせて)


道具


「メルトブレード」
高岡によって作られた、リキッドの能力を力場に合わせて刀身を形成する装置。
音を出さずに相手を容易に切り分ける事が出来る。
力場に包まれている為、本来の力より融解力は劣っており、堅固な相手によっては効き目が薄い。

「ディバイドアーマー」
リキッドの能力の暴走を抑えるアーマー。
これが無いといざと言う時にリキッド自身が無差別な大量破壊兵器と化す。
掌には力の放出機構が有り、掌をべったりと付けた相手に力を送り込み、一瞬にして内部から融解させる技を放つ事が出来る。

余談

アシードが聖域入りしたので、キリムラもキャラ製作欲のついでに。
最終更新:2016年10月20日 06:31