1: 名前
シングタイプ

2: 年齢
17歳

3: 性別

4: 種族
異世界「アド・ラウ」からやってきた人類。
奇病のせいで異様に青白い肌と無毛の頭部を持つ。

5: 外見
病気じみた青白い肌と、全ての毛が抜け落ちた特徴的な身体を持つ女性。
顔付きは凛としたイメージで、ツリ目で瞳は青色。
唇は相貌と違い赤く目立ち、スキンヘッドのスレンダー美人。
ベルトの多い黒革のボディスーツを着用しており、更にガスマスクのようなヘルメットによって露出度は低い。
スーツを脱げば筋骨逞しいでガッシリとした細マッチョが出現する。

死病によって皮膚は青白く、毛髪は全て抜け落ちてしまったが、本来はサンクチュアリの多くの人間と同じように肌色の皮膚と髪を持つ。
罹患前は色白の肌理細やかな肌と腰まで届く赤茶色の美麗な長髪を自慢にしていた。

身長:178cm 体重:88kg

6: 性格
常に己に何かを言い聞かせ、気を張っているような性格。
決して他人に気を許さない、などというワケではなく有る程度仲間に対しては心を見せる。
が、心の内側奥深くは「他人に見せれば己が弱くなる」と考えている為、見せる事は無い。
融通は有る程度聞くが、真面目。
自分の目標をやりおおす為に気を張り続けているが、心の奥底は17歳の少女。
しかし荒事に生きるようになってから、舐められてはならないと自分の年齢を「26」と偽っている。
死病によって変わってしまった自らの容姿にコンプレックスを持ち、重すぎる使命を心底では泣き叫んでいる。
自らの運命を呪っており、ただ一つの希望を叶える為に何者をも犠牲にしようと決意しているが、元々は心優しい善良な性分である為、非情に徹しきれない。

7: 過去
サンクチュアリとは別次元の世界「アド・ラウ」の少女で、陸軍将校の娘。
一学生として、友人や家族にも恵まれ希望に溢れた人生を送っていたが、その生活は12歳の時にとある死病の流行によって崩壊する。
奇病「アルカルム病」は、罹患した者の肌を青白く変え、毛髪を奪い、肉体を異常変化させ寿命を縮める。
何れ異常成長に耐え切れなくなった身体は、損耗して行き、臓器の損傷を伴い最終的には体中が乾燥したように水分を失い、砂となって崩れ去る。
この奇病は人類だけでなく動植物の異常変化、突然変異を齎し、更に動植物に限定して「知能の低下と凶暴化」を招くが、最終的に行き着くのは確実な死。
通常は発祥から1~3年で死に至るが、シングタイプは「不完全な耐性」を宿していた為、病の進行は著しく遅いものだった。
しかし、彼女の耐性は他人の身体に移す事など出来る類のものではなく、人類の救世主とはならなかった。
遺伝子改良、療法の開発、コールドスリープと世界中で様々な対抗策が練られたが、どれも実る事無く、アルカルム病の様々な累によって人類は減少して行く。
シングタイプが13歳となった時、母は病によって砂となり、14の時に凶暴化し魔物と化した動植物達との戦闘により父は死亡。
泣き暮れるシングタイプだったが、父の知り合いである陸軍将校「ゲルソガイア」に引き取られ、戦う術を学ぶ。
病の進行を遅らせながらも、肉体強化という恩恵だけは通常人の数倍の年月続いた為、シングタイプの成長は目覚しかった。
動植物や暴徒と戦いながら、奇病に対抗する為の策を只管に探索していたが、16の時、ついに現行人類や動植物は殆ど死滅してしまう。
残された人類は、兼ねてより計画されていた「アド・ラウを捨て、異次元に新天地と奇跡を求める」という絶望の末の消極的な思想の下、観測装置を改良し造られた次元転移装置にて新たな策を立てる。
次元転移装置の完成直後、飢えた動植物達による基地の襲撃事件が発生。
シングタイプとゲルソガイアを残して隊は全滅し、残った二人は次元転移装置前に逃走。
既にゲルソガイアは病の進行による死を目前にしており、それを悟っていた為にシングタイプだけを転送。
動植物達の襲撃を最後まで防ぐ為に自らの身体に、病の崩壊を早める代わり限界以上の強化措置を施し戦闘を行った為に、シングタイプの目の前で砂と化し崩れた。
シングタイプは、ゲルソガイアに託された彼の細胞片を「特殊動態停止チャンバー」に保存し、異次元を彷徨い、ついに「サンクチュアリ」に辿り着く。

本当の一人となった彼女はゲルソガイアの細胞片によって自らの種を罹患前の正常な状態でクローニングし、種を存続させる為に、善悪を問わず技術を持つ手を捜し続けた。
そして、自らとはまた違う運命によって絶望を迎え、狂気を受け入れた科学者「高岡 沙紀」と出会う。
症状によって自らの寿命をあと2、3年と確信したシングタイプは、狂気の科学者の目的に協力する代わりに、クローニングを引き受けさせる事を決意。
自らの手を無辜の血で汚す事に葛藤しながら、絶望の手足となって戦う。

8: 職業
学生→軍人→テロリスト

9: 口調

「わたしの名はシングタイプ。名前の区切りは別に気にしなくていい。」

「よく間違われるが、わたしの名前はシンだ。苗字がグタイプ。…何だその顔は」

「命令なら受けるさ。次は何処へ行けばいい?」

「出てこないでくれタカオカ。今は危険だ。わたしの後ろに下がっていてくれ」

デスポート、少し壊し過ぎる。安心は素晴らしいが、目標を回収出来なくなるぞ」

「飯が欲しいなら他所へ行け。此処には無い」

ギノン…その同志と言うの、止めてくれないか?むずがゆい…」

「レイ…貴女は何故…」

「悪いな。恨みは無いが、死んで欲しい。わたしの為に」

「自分を恨んで嫌ってなんか居られないんだ。わたしは潰れちゃならないんだ」

「みんな、もう少し待っていてくれ…。わたしが、どんな事をしてでもわたし達を取り戻して見せる」

10: 一人称、二人称
一人称:わたし(ひらがな)
二人称:お前、君、~~(呼び捨て)

11: 好きなもの
家族と過ごす時間
ブーメランコレクション

12: 嫌いなもの
重すぎる運命
無人兵器

13: 好きな人
居た


15: 属性

16: 苦手な属性
とくになし

17: 戦闘スタイル
軽い身のこなしと、的確で所作の少なく力強い一撃から繰り出される回避重視の戦闘スタイル。
基本は打撃、斬撃、プラズマブレードによる熱撃を使い分けられる大型ブーメラン「ドルクス」を操る。
爆弾を仕込んだ斧「パトヴァル」による奇襲も得意。
遠距離は得物の関係でそれほど得意ではないが、動体視力は優秀。自らの病原菌を仕込んだニードルを射出する「デュオンフィ・ガン」によって行う。

18: 精神力
使命を盾に己の精神を守っているが、若くして重過ぎる運命に晒された芯は脆い。

19: 戦闘熟練度
★★★☆☆

20: 技や魔法
とくになし

21: 特殊能力・特殊技能
「強化肉体」
病魔によって強化された肉体。
滅びへ近付いているが、その病以外の病魔によって滅ぶ事が無い。

「アルカルム病」
アド・ラウに存在する全ての動植物体内から発生する病原菌によって発生する病気。
毛髪の脱落、肌の蒼白化、死亡までの恒久的な肉体の強化が発生し、最終的には肉体を砂のように崩壊させてしまう。
他者に感染して同様の症状を発生させる事は無く、アド・ラウの全ての動植物体内から「自発的に」発生した。
「惑星(アド・ラウ)が発生させたリセット因子」などと呼ばれ、現在となっては発生原因は不明。
アルカルム菌は体内から絶え間なく発生しており、一時的に薬物、他の毒性などによって消滅させようと無意味。
病原菌はアド・ラウ以外の生物には異なる効果を及ぼし、注入されれば激しい眩暈を起こすが、それ以外の効果は無く、効果時間もわずか5秒ほど。
その場合後遺症などは一切ない。

「不完全耐性」
シングタイプの身体にはアルカルム病への不完全な耐性が存在し、血液や遺伝子、体内細菌の数等のバランスによってアド・ラウ人唯一アルカルム病の進行を遅らせる事が出来る。
しかし進行を遅らせるだけであり、遅かれ必ず病魔によって死滅する運命を持っている事に変わりは無い。

「発作」
病による身体全体の異常変化によって、体内のバランスが崩れており、既に幾つかの臓器にダメージを負っている。
その為、時折嘔吐や吐血、激しい眩暈や筋弛緩などの苦痛を伴う発作が発生する。

22: 必殺技
とくになし

23: 能力
 体力:B(発作時は急激に弱体化する)
 魔力:E
 魔法攻撃力:E
 魔法防御力:C
 腕力:A
 物理攻撃力:A
 物理防御力:B
 知力:B
 素早さ:A
 命中:B

24: 武器やアイテム
「ドルクス」
様々な仕掛けを施した大型ブーメラン。
シングタイプの脳波によって飛翔し、獲物を追尾し、彼女の手に必ず戻って来る。
仕掛けによって鈍器として以外に展開ブレードによって斬撃、内臓プラズマディスチャージャーによって熱による切断、焼却が可能。

「パトヴァル」
持ち手と刃の基部がそのまま棒状機械爆弾となっている手斧。
シングタイプの操作によって時間を指定して爆裂させる事が出来る。

「デュオンフィ・ガン」
自らの病原菌を仕込んだ、3cmほどの小型針を発射するニードル・ガン。
銃の大きさは手の中に隠せるほどであり、奇襲に有効。
病原菌を仕込んだ「アルカルム・ニードル」は標的に当たれば5秒間ほどの激しい眩暈を引き起こす。
単なる衰弱毒を仕込んだ針弾を発射する事も。

「革袋」
ロゥが水袋として使っていた革袋。
とある闇市で発作を起こし、苦しんでいた所に差し出された。
中身の「神仙の泉の水」を飲み終わった後も、捨てる事が出来ずに持っている。

25: その他
ささーっと書いたので矛盾点が残っているかもしれません
彼女の必殺技にキックは搭載されません
最終更新:2015年03月21日 23:42