1: 名前
高岡 沙紀
(たかおか さき)
2: 年齢
29歳
3: 性別
男性
4: 種族
改造人間「タイラント・タイプアローン」
5: 外見
枝毛の多い黒いセミロングヘアー。顔はどちらかというと薄い顔で、ストレスのせいか目付きが悪い。
眼鏡を掛けているが、光が反射している事が多くて目があまり見えない。
油や塗料、科学液等で薄汚れた白衣を引き摺っており、内側は灰色の無地のシャツ。こちらも同様に汚れている。
下は裾を引き摺り過ぎて擦り切れた黒いズボンを履いている。靴はボロボロの茶色い革靴。
身長:169cm 体重:120kg(改造による質量増大)
6: 性格
元々は人類の幸福と発展を願う科学者だったが、過去の苦境により発狂している。
現在では「人類は戦いを起こす因子をその身体に宿す危険な生物」と考えており、「全ての不幸な景色を消す」為に全人類抹殺を企てるマッドサイエンティスト。
大人を殺す事に躊躇いは無いが、子供を自らの手で直接殺す程には至っていない。しかし「今の子供は人類の希望、世界を発展させ争いを作る種。汚れ切って自滅する大人より生かしておいてはならない」とも考えており、部下や協力者に命令して彼・彼女らを殺害する事に執着を見せる。
7: 過去
戦争で滅んだ亡国の科学者。
上記の通り元々は善良な一科学者であったが、度重なる戦争において、民を守りこれ以上殺させぬ為と称し殺人兵器を多数製作させられる。
人々の幸せを支え紡ぐものとなる筈だった自らの技術が殺戮に使用される事に強い苦痛を覚え、一旦は心身共に不調を起こし開発主任の座を退く。
しかし数ヵ月後にもう一度国から「これ以上戦争を長引かせず、国民を守る為には相手を殺すしかない。貴方の手が必要だ」との誘いを受け、再び表舞台に姿を現す。
それでも戦争は長引き続け、「より多くの人間を守る為に、『それより少ない多くの人間』を殺し続けなくてはならない」現実に苦悩。
「それでも、もう一度立ち上がれたのなら何度でも無理にでも立っていなければならない」と自身を追い込み開発を続行。
更に数ヵ月後、敵軍の新戦力投入により高岡の所属していた国は壊滅。
敵の新戦力とは、過去に自分が農業等の支援の為に開発した技術を改造、戦力とした広域殲滅用気象兵器であった。
自らの興した技術で守る国すら失った高岡は、それでもと残った民を手元に残った機材で守ろうとするも、戦乱の中で形振り構わず生きようと、殺人、略奪、果てには必要の無い虐殺や強姦、リンチに及ぶ「友人や知り合いであった者達」を見て戦慄。
更には脱出行を主導した婚約者を惨殺され憤怒。周囲の敵兵と民衆を衝動的に殺害したのち自らの行いに恐怖し発狂する。
そして「どんなに優しく見える人間の裏にもこんな本性が隠されているなら、人類が居る限り争いは無くならない」と、至極単純な根深い結論(げんざい)に至る。
8: 職業
マッドサイエンティスト
9: 口調
「私の名?高岡。高岡沙紀。苗字で呼んでください。下の名前は女の子みたいで嫌いです」
「死ぬ時の痛みは一瞬です。なるべく不幸にならないようにするので、我慢して下さい」
「私の命が無くなる事を、望んでいるのですか。それではもう少しお待ち下さい。全ての生物が滅ぶまで、あと少しです」
「私を含めてね」
「彼らは優しい。やさしいから、怖いですね。それが裏返った時に、どれほどの絶望があるのか」
「あんな光景が有るのなら。あんな光景が浮き出るのなら…全て無くなってしまった方が良い」
「子供には将来と言う可能性が有ります。素晴らしい事ですが、どれ程巨大な悪に転ずるかも分からないという事ですね。」
「私のようなものが、一人二人救ってみた所で…現状は変わりませんよ。」
「少しでも可能性が有るなら、私は現状を変えられる方へ賭けたい」
「…どうして僕がこんな事しなきゃならないんだろう?…ミヤモリ…」
10: 一人称、二人称
一人称:私、僕
二人称:貴方、君、~~君、~~さん、呼び捨て
11: 好きなもの
なし
12: 嫌いなもの
女性
(「子供を産み、育てる本体と言えるもの」と捉えている為。男性も等しく抹殺対象ではあるが、女性や子供ほど注目していない)
子供
(「成長し、無限の可能性を持ちどんな怪物に育つか分からない」と考えている為)
人格者
(どれほど立派に見えようと、裏返せば何を考えているか分からず、落差を目にした時の絶望を嫌う故)
13: 好きな人
戦乱で失ってしまった
15: 属性
なし
16: 苦手な属性
なし
17: 戦闘スタイル
デスポート因子の改良品、「タイラント因子」をその身に埋め込んだ結果による圧倒的な身体能力を駆使したパワーバトル。
本人の戦闘経験が僅少な為、力押し以外はあまり自由にならない稚拙な戦法。
しかし能力による暴虐は、「凡百の達人」を掃いて捨てるには余りある性能を持つ。
18: 精神力
発狂しており不安定。
19: 戦闘熟練度
★☆☆☆☆
20: 技や魔法
「エミッション」
黒色の魔力圧縮光線を発射する。威力・速度・形態は自由に調節可能。
蚊一匹の撃墜からビルの崩落まで自由。
「イミネント」
紫色のオーラを全身から放出し、見る見ないと関わらず近傍の敵を恐慌状態に追い込む。
精神強度の高さによって軽減出来るが、相当鍛え上げられた精神にも効果を発揮する。
「フォートレス」
全身に張る魔力防壁。
強度、範囲は形態自在。
「エクスティンクション」
身体を破壊された場合の反撃措置。
身体から離れた組織は強烈な溶解作用を持つ毒として変化。
自動で魔力の殻によって包まれた「毒の弾丸」として敵性体を追尾する。
「ブロウ」
呼気による砲撃。
単なる突風として放つ事も出来る。
「リフュージ」
別次元への扉を抉じ開け、異次元へ退避する。
ギガコーションの「ウォーリートランシジョン」を参考にしたもので、デスポートの能力が元ではない。
欠点として、退避中は別次元=元の次元への攻撃が当たらない事。
「ストリエーション」
瞼の上からでも強烈な痛みを催す閃光を発する。
実破壊能力は無し。
「ディジェクション」
感覚の暴走を引き起こす声。
五感に強烈な閃光や刺激臭、爆音、激痛などを引き起こす。
感情にも訴えかける事が出来、敵性体を恐怖や絶望に追い込む。
デスラント、クラモラスレコグナイションと同じく遮蔽物に弱い。
21: 特殊能力・特殊技能
「技術」
様々な科学・工学分野に精通しており、機械、生物問わず開発可能。
メンテナンスなどもお手の物。
「デプレート」
毒物への浄化作用。
機能に害を及ぼし破壊する効果や作用を寄せ付けない。
「リヴァイヴ」
全身の再生機能。
強力な効果と速度を持つが、脳を完全に破壊された場合は再生不可能となる。
「リポジット」
幻術や恐怖、睡眠など認識に影響のある異常を感知して流れる一定リズム・強度の電流。
これにより魔法、超能力と関わらず状態異常を打ち破る。
「音楽耐性無し」
デスポートから引き継いだ「穏やかなメロディ」に対する弱点。
当初は弱点を克服出来たと思われていたが、寿命が縮むにつれ発生。
聞くと激痛や感覚の暴走を伴い、まともな思考が出来なくなる。
「寿命」
力を消費する度に寿命が縮み、死が近付く。
「デスゾーン・エンプティ」
これ以上強化のしようの無い、過剰なエネルギー変換効率による自己崩壊寸前の強力無比な細胞が全身を構成している為、成長による強化は望めない。
今現在行われているのは「成長」ではなく「因子の定着により本来の姿へ戻る途中」の工程である。
22: 必殺技
「円柱形態を採った圧縮魔力による広域破壊」
全身の魔力を開放し、破壊力を持った魔力を円周上に解き放つ。
「運動能力による多数殲滅」
対多数戦用戦法。
人を蹴り飛びながらピンボールのように移動し、高速移動と打撃を同時に行う。
「リゾーブ」
周囲の物質を摂食無しに体内へ吸収し、エネルギーとする。
その際は竜巻のように周囲の地面や物体が捲れ上がり、吸収される。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:A++
魔力:S++
腕力:S++
知力:A+
素早さ:S++
命中:A++
24: 武器やアイテム
「メガネ」
恋人が生前、高岡にプレゼントしたもの。
既にレンズは砕けフレームは曲がり使い物にならず、普段は胸ポケットの内側に隠し持っている。
25: その他
こんな事もあろうかと三日前からチートパワーイベント戦闘マンを呼んでおいたぞ!
最終更新:2016年05月18日 00:29