妖精の一種。 美しい人間の女性の上半身と魚の下半身持つ、人魚に酷似した外見の魔物。
「海難事故」や「人魚への恐怖」が実体化し、魔物になったもののため、人魚と同じ姿をしている。 海上や海岸に現れて魔力が込められた歌声で人々を幻惑し、危険地帯や嵐に突っ込ませ、船を遭難、難破させてしまう。
邪悪で危険な存在であり、船乗りや漁師、人魚からは「海の魔女」と呼ばれ恐れられている。 姿や歌声が特殊な力を秘めている点が人魚に酷似しているためセイレーンの悪事が人魚の仕業と誤解されることもある。
直接的な戦闘能力は低いが精神に作用する攻撃で戦線をかき乱すことを得意とする。 身体はアストラルボディのため魔力などが通わない飛び道具は完全に無効化してしまう。
魅惑の小夜曲(セレナーデ) 静かな歌で「魅了」状態にし、セイレーンの言いなりにする。 歌ってる間のみ効果があり、歌が途切れるとその瞬間効果が無くなる。 男性にのみ有効。
漣(さざなみ)の子守唄(ララバイ) 穏やかな歌で歌を聴いた相手を眠らせる。
幻惑の舞曲(メヌエット) ゆったりとした歌で歌を効いた相手に幻覚を見せる。 歌ってる間のみ効果があり、歌が途切れるとその瞬間効果が無くなる。
2009年5月22日海岸討伐なりチャ 海岸の魔物としてクイコンドルらと共に登場。 ゼフィスやブラッドを魅了し同士討ちさせるがリトスに攻撃されて魅了は途切れ、突如現れたリーディアによって倒された。
「セイレーン(Siren)」…ギリシャ神話などに登場する怪物。上半身は人間の女性で下半身は鳥。航路の付近にある岩礁に現れ、美しい歌声で船を遭難、難破させる。元は女神だったが美の女神アフロディーテの怒りに触れて怪物に変えられた。