ツンの母親からの届け物。
中身は・・・
ツン「男用と・・・女用の着物・・・?」
男「・・・?何に使うんだこれ?」
看護婦さんが不敵な笑みを浮かべている、彼女は知っているのだろうか?
看護婦「ふっふっふ~・・・お着替えしましょうね~」
一瞬にして・・・俺は医者に、ツンは看護婦に。
着物と一緒に拉致された。
数十分後。
男「えっと・・・帽子もつけなきゃだめなんですか?」
医者「当然だろう!ほら、この笏も持って!」
男「は、はぁ・・・」
病室の中からはツンの声が・・・・
ツン「や、やだ、恥ずかしい!だめだってば!」
看護婦「そんなこと無いわよ~、可愛いわぁ~、もう入ってきていいわよ~」
ツン「や、やだ!男、だめ!入ってこないで!」
看護婦「よいではないかぁ~よいではないかぁ~」
ガラリ
ただ、見惚れてしまった。
髪こそ結わえてはいないものの、そこには赤い着物で着飾ったツンがいた。
着物自体が輝いて見える、
しかし、それ以上に。
ツンは輝いて見えた。
ただただ、美しかった。
ツンが気恥ずかしそうに、もじもじと体を揺らして、言う。
ツン「恥ずかしいから・・・あんまり見ないで・・・?」
無理だった、見ないように視線をそらせることすら、
まるで誰かに首から上を押さえつけられてるかのように、動かせなかった。
男は、熱に浮かされたように、つぶやく。
男「きれいだよ・・・・」
陳腐な台詞だ、とか、もっと気の利いた台詞を、とか考えるさえ。
思いつきもしない、
ただただ、ツンは、美しかった。
そして、ツンはにっこりと微笑んで、
消え入りそうな声で、言った。
ツン「ぁりがとぅ////」
Fin・・・・?
最終更新:2007年03月05日 01:40