AKIBA'S TRIP2
【あきばず とりっぷつー】
| ジャンル |
アクションアドベンチャー |



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| 対応機種 |
PS Vita / PS3 / PS4 / Windows(Steam) / Nintendo Switch((DC版のみ)) |
| 発売・開発元 |
【CS機】アクワイア&br;【Win】XSEED Games(Marvelous USA) |
| 発売日 |
【PS3/PSV】2013年11月7日&br;【PS4】2014年7月3日&br;【Win】2015年5月26日&br;【2+A】2017年2月2日&br;【DC版】2023年4月20日 |
| 定価 |
【PSV】(PKG)6,908円/(DL)3,000円&br;【PS3】(PKG)7,678円/(DL)3,000円&br;【PS4】(PKG)6,578円/(DL)3,080円&br;【Win】2,480円((価格改定後))&br;【2+A】4,378円&br;【DC版】5,480円 |
| レーティング |
CERO:C(15才以上対象) |
| 備考 |
Win版のタイトルは『AKIBA'S TRIP: Undead & Undressed』&br;DC版はカティルート追加の完全版 |
| 判定 |
バカゲー
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| ポイント |
アキバで脱衣アクションの正統続編&br;ゲームシステムの大幅なブラッシュアップ&br;フルボイス化による没入感の向上&br;物語は王道路線へシフト |
| ''AKIBA'S TRIPシリーズ''&br;1 / PLUS /
2
/ AKIBA'S BEAT |
概要
2011年に発売され話題を呼んだ、秋葉原を舞台とした脱衣アクションアドベンチャー『
AKIBA'S TRIP』の正当な続編。
プラットフォームをPS3やPS VitaなどのHD世代へ移行し、グラフィック面が強化された。
前作同様、実在の店舗や企業とのタイアップにより、細部まで再現された秋葉原の街を自由に散策できる。
キャラクターデザインには、新たに「ぽよよん❤︎ろっく」氏が起用され、ポップなビジュアルへと刷新された。
ストーリー
高額グッズに釣られて怪しいアルバイトに応募した主人公は、謎の組織の手によって人造吸血鬼「魔骸者(マガイモノ)」へと改造されてしまう。
処分寸前のところで、不思議な力を持つ少女「刻風雫」に救われ、研究所を脱出する。
その際、負傷した主人公は雫から血を与えられ、彼女の眷属となることで一命を取り留める。
街に蔓延する魔骸者の脅威を知った主人公は、アキバ自警団の仲間や雫と共に、秋葉原を守るための戦いに身を投じていく。
評価点
- ブラッシュアップされた脱衣アクション
- 街中の住民や警察官、アイドルに至るまで、服を脱がせて撃退するという唯一無二のバカゲー要素がさらに強化。
- 通行人のほぼ全員をターゲットにできる自由度と、現代の秋葉原でストリップアクションを繰り広げるというシュールな光景が本作の醍醐味である。
- 硬派なオープンワールド作品とは一線を画す、独自のエンターテインメント性を確立している。
- 緻密に再現された秋葉原の街並み
- 前作から2年後の、2013年当時の秋葉原を忠実にモデリング。
- 西口ヨドバシカメラ方面など、前作では進入不可だったエリアも開放。提携企業数も大幅に増加し、実在の広告や看板が没入感を高めている。
- 利便性を重視したユーザーインターフェース
- スマートフォンのメニュー画面から、いつでも着替えやマップ移動、装備確認が可能になった。
- 劇中のSNS「ぽつり」も整理され、情報の確認が容易になっている。
- 戦闘中、連続脱衣(連撃)時のボタンナビゲーションに色がつき、操作ミスが軽減された。
- 戦闘バランスの最適化
- 前作のような「装備強化が必須」なシビアさが緩和され、テンポよくストーリーを進められるようになった。
- パートナーと連携する「ユニゾンストリップ」の実装により、多人数戦もスムーズにこなせる。演出面でもヒロインとの協力という華やかさがある。
- 充実のカスタマイズ要素
- インナーや靴の着せ替えが初期から可能になり、歩き方のモーションや脱衣技の演出まで変更できるようになった。
- 脱衣技には念動力で服を飛ばすものや、某漫画を彷彿とさせる特殊な動きもあり、ネタ要素に事欠かない。
- 条件を満たせば「女装」も可能。街の反応も変化するなど細部まで作り込まれている。
- 個性豊かな武器バリエーション
- 武器カテゴリごとの挙動に加え、サイリウムでのオタ芸やミサイル型武器の爆発など、特殊なギミックを持つ装備が多数存在。
- ネームドキャラが所持する強力な武器の中には、威力が強すぎて服を破ってしまうものまで存在する。
- 演出面の強化
- シナリオのフルボイス化により、名前変更可能な主人公に対しても自然な呼称が用いられ、会話の途切れが解消された。
- ストーリーの重要な局面では美麗な一枚絵が挿入され、スマートフォンの壁紙として設定できるコレクション要素も。
- 前作で不評だった「下着姿になると体が青白くなる」という不自然なエフェクトが撤廃され、鮮明なグラフィックで鑑賞できるようになった。
- 各機種特有の追加機能
- PS4版の「実況プレイモード」やDC版の「TOYBOX MODE」では、視聴者や設定による特殊効果を楽しみながら、最初から全ての要素を解放してプレイできる。
- Steam版ではNPCの表示数を調整可能で、PCスペックに応じたリッチな環境で遊ぶことができる。
賛否両論点
- 物語の方向性の変化
- 「吸血鬼との共存や組織の陰謀」を重厚に描いた前作に比べ、今作は仲間と協力して巨悪を倒すという、王道ながらもやや平坦なシナリオにシフトした。
- 前作のシナリオを手掛けたアサウラ氏が関わっていないこともあり、旧作の殺伐とした雰囲気を好んでいた層からは「薄味」という指摘もある。
- ただし、物語自体に大きな矛盾はなく、王道パニックアクションとして単体で見れば十分に楽しめる質に仕上がっている。
- 簡略化された好感度システム
- 会話の選択肢が分かりやすく、好感度を上げるのが容易。2周目以降は正解が表示される親切設計となっている。
- ギャルゲー的な駆け引きを求める層には物足りないが、アクション主体のゲームとしてテンポを阻害しない点を評価する声もある。
- パートナーシステムの功罪
- 常に仲間と共闘できるため、乱戦での難易度が調整されている。
- 一方で、コンボを妨害されたり、狙った服を破られたりと、AIの挙動がわずらわしく感じる場面も存在する。
問題点
- 前作との繋がりの希薄さ
- 『2』を冠しているものの、ストーリー上の直接的な連続性はほとんどない。前作の出来事を「ラノベの中の話」として扱うような描写もあり、旧作ファンからは不満が出た。
- 実際にはサブクエスト等で関連を匂わせる要素もあるが、基本的には独立した物語として完結している。
- 妹イベントのシビアな時間制限
- 妹エンディングを目指すためのミッションにおいて、制限時間が非常に短く、事前知識がないと失敗しやすい。
- カスタマイズの実用性と手間の問題
- モーションや技の変更は面白いが、性能差があるために最終的な選択肢が限られてしまう。
- 衣装を「破かずに脱がせる」ための熟練度上げが、カテゴリの判別のしづらさもあり、やや作業的になりがちである。
- カティ・ライコネンの個別ルート未実装(※現在は解消済み)
- 重要なキャラクターでありながら、長らく個別ルートが存在しなかった。しかし発売から約10年を経て、DLCやDC版でカティルートが追加され、真のハッピーエンドとも呼べる大団円が描かれた。
- フレームレートの制限
- CS機やSteam版の初期状態では30fpsに制限されていた。現在はSteam版のアップデートにより改善されている。
- 戦闘やシステムの細かな不満
- 多数の敵に囲まれるとロックオンが意図せず切り替わりやすく、カメラワークも含めて戦いにくい。
- イベント用NPCが出現するまでのロード時間が若干長く、移動速度が速いと見落としやすい。
- 主人公のモデルを女性に変更しても、台詞やテキストの大部分が「男性(兄)」扱いのまま進行するため、違和感が残る。
総評
秋葉原の再現エリアが拡大され、アクションの操作性やグラフィックも順当にパワーアップを遂げた。
シナリオ面での路線変更や前作との断絶については賛否があるが、一つのアクションゲームとしての完成度は高まっており、前作未経験者でも入りやすい作りになっている。
秋葉原の街を自由に歩き回り、唯一無二の脱衣アクションを堪能したいプレイヤーにとっては、今なおお勧めできる良質なバカゲーである。
完全版・追加要素
''AKIBA'S TRIP2+A''
- 2017年に発売されたアニメ化記念版。アニメ版の衣装や看板が街中に登場するほか、アニメ第1話を収録したDVDなどの特典が付属。
''AKIBA'S TRIP2 ディレクターズカット''
- 2023年に発売された決定版。待望の「カティルート」を収録。既存のPS4/Steam版ユーザーにも、約10年越しの新規DLCとして同ルートが提供されるという異例の展開を見せた。
最終更新:2026年05月04日 22:57