8月

2009チベットの時系列的な動向・・・8月
合計: - 今日: - 昨日: -


2日チベット人議員たち,チベット人映画制作者の釈放を求める

【ダラムサラ,8月2日】 亡命チベット人議員たちは,投獄されているチベット人映画製作者の釈放を確かなものとするために国連による介入を求めてい
る。その映画制作者は2008年北京五輪開催直前にドキュメンタリー映画「恐怖を乗り越えて」(Leaving Fear Behind)で「中国の
嘘」(China's lies)を暴いた。

チベット人亡命議会は,これまでチベット人たちの討議の場として知られていたが,昨日,国連の人権高等弁務官であるNavi Pillay女史に書簡を
書いた。その書簡はDhondup Wangchen氏に対し「速やかな医療措置が提供されるための介入(仲裁)」を訴えるものである。彼は
Golog Jigme氏というチベット人僧侶の助けを得て,中国の支配に憤慨するチベット人を取材し,彼らのインタビューをビデオテープに記録した。
取材を受けたチベット人たちは中国政府のチベット政策を鋭く批判した。この映画のテープはチベットからスイスに持ち出され,Dhondup氏の従兄弟に
よって編集され,世界中に配信された。この映画は,2008年北京五輪に抗議するチベット人のキャンペーンを(世界が)後押しすることの必要性(理由)
をもたらした。


12日チベット人が製作した映画がオンライン映画祭で受賞

【ダラムサラ,8月10日】 チベット人映画製作者の手によるドキュメンタリー映画が,「映画祭-人間性の探求」と呼ばれるオンライン映画祭の勝者と
なったことが明らかとされた。このオンライン映画祭は,"外部と接触のない文化スタジオ"(Culture Unplugged Studios)とい
う団体によって主催されている。

「祈る者に与えられる回答」(‘Prayers Answered’)と題された映画は,Geleck Pasang氏の手によるものだ。彼は,TCV
でLadakh氏やBylakupee氏の下で学んだ元学生である。彼が製作した映画は,遠隔地に住むムスリム居住者に関するもので,ダライ・ラマ法王
のための民衆の管理者が「人々の選択 - 多数意見」として認定したものだ。これは出展作品の中で最も多く閲覧された映画で,オンライン上で公開されて
いると報道された時点で,3万956回閲覧されていた。このコンテストにおいては,およそ800の映画が出展されていた。
このドキュメンタリー映画は,2005年8月,チベット人指導者ダライ・ラマがTurtuk地方を訪れた時の様子を記録したもので,このTurtuk地
方という場所は,地図で言えばインドの首に当たる地域であり,この地域のムスリム民族が居住いる遠隔地の村がある場所である。パキスタンや「中国に占領
されたチベット」(*)と極めて重要な国境を接する地域でもある。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=25311
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/f214675c57bfa7d6?hl=ja

12日チベット(の問題)は「中国の問題」とダライ・ラマ発言

BBC [2009年8月12日 水曜日]
Shirong Chen記者
チベット人精神的指導者であるダライ・ラマ法王は,チベットの問題は,中国の国内問題であると言った。
法王さまは,BBCのインタビューで,北京の政府とご自身との間の対話がこう着状態となっているに新しい息吹を吹き込むかもしれない。
しかし,彼はまた,北京の少数民族政策が「破綻」しているとも言った。

http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=25321
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/3279a7de83915d25?hl=ja
最終更新:2009年09月15日 21:51
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。