初夏。
早朝。
今日も朝から快晴だった。
そして今日は祝日で、さらに今日から長い夏休みの始まりであり、好きなだけ惰眠を貪れる期間でもあった。
しかし…
「うー…今日も暑っちーなぁ…」
あまりの暑さに目が覚めちまった…。
もうちょい寝ていたかったんだけどな…。
それにしても…本当に暑っちー…。
おかげで下着まで汗でびしょ濡れだよ…。
「しょうがねー…着替えて朝飯にでも行くか…」
俺は着替える為に、寝巻を脱ぎ始めた。
その頃、リビングでは…
「桐乃ー、ちょっと悪いけど京介を起こしてきてくれない?」
「えー…? 面倒くさいなぁ…」
今日は休日。
だけど我が家は、食事は平日も休日も関係なく、いつも決まった時間に食べるのが習わしになっている。
もうすぐ朝食の時間で、お母さんは準備の仕上げに入っていた。
そしてあたしはお母さんに頼まれて、兄貴を起こしに行く。
本音を言うと面倒くさいけど、朝ご飯抜きはさすがに可哀想だもんね。
うんうん、あたしってホントできた妹だよねー♪
階段を上がって兄貴の部屋の前に来たあたしは、ノブに手を掛けて扉を開いた。
寝巻を脱ぎ、たまたまあったタオルで身体を拭いて、下着を替えようとパンツを脱いだ瞬間だった…。
ガチャ
「兄貴、そろそろ朝ご飯だ…よ…」
妹様が、何の前触れもなく、ノックもせず…扉を開けやがった…。
今の状況を説明すると…
俺は下着を着替える為にパンツを膝ぐらいまで脱いだ。
因みに上着は一切何も身に着けていない。
つまり、ほぼすっぽんぽんの状態だ。
それに対して桐乃はTシャツに短パンというラフな普段着姿で、ドアノブに手を掛けて扉を開いた状態で固まっている。
目線は…俺のナニに釘付けになっていやがるけどな…。
「う…」 「き…」
「うわああああぁぁぁぁ!!!」 「きゃあああああぁぁぁぁ!!!」
「あ…ああああ…あんた、何そんな汚いモノを見せてんのよ、このヘンタイ!」
「るせー! てめー、人が着替えている最中にいきなりドアを開けやがって!! ノックぐらいしろといつも言ってるだろうが!!!」
「いいから、その貧相なモノをしまいなさいよ!!」
「な…だれが貧相だ! てめー、他人のモンでも見た事あんのかよ!!」
「な…! あ…あるワケないでしょ!! ヘンタイ!!!」
桐乃が涙目で俺を睨んできた。
てのか、そんなに見たくなけりゃ扉閉めればいいだろうが…。
「…で…? てめーはいつまで俺の着替えを見てるんだ…?」
俺はジト目で桐乃に尋ねた。
するとどうだろう、桐乃は気付いた様子でハッとして、みるみる顔が真っ赤に染まり…
「…ぐす…っ…知るか! バカ!!」
バタン!!!
桐乃は逆ギレして、涙を浮かべながら扉を乱暴に閉めた。
…少し大人げなかったかな…。
いや、今回ばかりは俺が被害者なんだから、譲歩する必要はねーよな。
まぁ…あとであいつの我侭にでも付き合ってやれば、機嫌は収まるだろ。
そういう結論に達した俺はとっとと着替えて、桐乃から少し遅れてリビングに向かった。
「お早うー」
俺は朝の挨拶と共にリビングに入る。
そこにはお袋と共に、さっき怒って先に降りて行った桐乃が座っていた。
桐乃は…まだ顔を真っ赤にして怒っている様子だ。
その証拠に、ギロリ…という擬音が聞こえてきそうな形相で俺を睨んできたよ。
あーこわ。
「あんた、桐乃に何したのよ? さっき泣きながら降りて来たわよ? 理由聞いても答えてくれないし…」
お袋が俺を諌めるように言ってきた。
なんだ、桐乃は何も言ってねーのか…じゃあ俺も答える必要無いな。
「別に、大した事じゃねーよ」
俺はあまり取り合わないようにして席に座った。
隣に座る桐乃がまだ横目でにらむので、俺は桐乃の頭をくしゃっと撫でる。
「さっきは言い過ぎた。 悪かったな」
桐乃は真っ赤な顔のまま俯いて、「ん…」と首を少しだけ縦に振った。
いつまでも喧嘩しててもしゃーないし、俺が折れるつもりで桐乃に謝る。
これで御破算でいいよな。
「「いただきます」」
それじゃ、朝飯でも食べますかね。
「ごっそーさん」
「御馳走様でした」
俺たちは同時に朝食を終え、一旦自室に戻ろうと階段を上る。
階段を上り切り、部屋に入ろうとした時、桐乃が口を開いた。
「あんた、今日の予定は?」
今日の予定?
桐乃がそういうのを聞いてくるとは珍しいな。
「午前中は麻奈実と図書館で受験勉強。 午後からは一応空いてる」
別に隠す必要も無いので、俺は正直に答えた。
「チッ…地味子か…」
麻奈実と一緒というの部分に反応して、桐乃は露骨に嫌を顰めて盛大な舌打ちをかましてきやがった。
今更だからいいけどさ、そういうのはせめて当事者の居ないところでするものだぞ、妹よ…。
「じゃあ午後からあたしに付き合って」
ほらきました。
多分そうじゃないかと思って、午後は空けといたんだよな…。
「へいへい。 で、どこへ遊びに行きたいんだ? アキバか?」
こいつの事だから、俺と一緒の場合はファッション系ではなくオタク系の場所だろう。
大方アキバか新宿…ぐらいじゃねーかな…と思って聞いてみたら…
「アキバもいいけどさ、今日はブクロに行きたいんだよね」
池袋…予想外の回答が来たぞ…。
池袋っつったら…瀬菜のヤツが以前『池袋には乙女ロードがあって、そこがあたしたちのホームだ』とか言っていた気がするが…、ま…まさか…
「き…桐乃…お前まさか…BLに転んだワケじゃ…ゲフぅッッ!!!」
お…ふ…不意打ちでボディーブロー…かまされた…ゲフ…。
腹を押さえて桐乃を見たら、真っ赤になって怒っていた…。
「ふざけんな! あたしがBLに転ぶワケないっしょ!! キモい事言うなっての」
どうやら桐乃にとって、BLは否定しないが相容れないものらしい。
そりゃあ今の今まで妹ゲーやってたんだから、まさかとは思ったけどさ…だからって、いきなりボディーブローはねーだろうよ…。
「あたしが付き合ってほしいのは、しすしすオンリーで、 ホントは午前中から行きたいけど、あんたも受験生だから我慢してあげてんじゃん」
「しすしすオンリー?」
聞き慣れない言葉が出てきたぞ?
俺が頭に疑問符をつけていると、桐乃は『そんな事も知らないの?』的な顔をして、腰に手を当てて説明してきた。
「しすしすオンリーってのは、しすしすのみをテーマにした同人誌即売会で、他のジャンルでもそういう一定のテーマに限定にしたオンリーイベントが、毎週都内のどこかで必ず行われているの。 で、今日は池袋のサンシャインシティでそれが行われるってワケ」
なるほどな。
同人誌即売会はコミケだけだと思っていたから、そういうのがあるとは知らなかったぞ。
本当に同人誌ってのは奥が深いな…。
「で、開始が11時なんだけどさ…」
桐乃はちらっと上目遣いで俺を見てきた。
…そういう視線は反則だろう…お前…。
俺はちらっと腕時計に目をやった。
8時40分か…ここから池袋だと…2時間近くかかるな…。
午後からだと間違いなく間に合わないだろう。
しゃーねーか…。
俺は自室に入り、扉を開けたままケータイを持って、ある電話番号にダイヤルした。
「もしもし麻奈実か? 悪いけどさ、今日の勉強会だけど…ドタキャンさせてくれ。 この埋め合わせは必ずするから。 ああ、悪い。 明日は必ず。 ああ。 じゃあな」
麻奈実に勉強会中止の連絡を入れて、俺は桐乃に向き直った。
「桐乃、池袋に行くから準備してくれ」
俺の言葉に桐乃はきょとんとして、頭に「?」マークを浮かべている。
「え? …てのか…勉強会はいいの…?」
「今日1日くらい休んだって影響はねーよ。 それよりも…しすしすオンリー、楽しみにしてるんだろ?」
桐乃は暫く呆然としていたが、俺の言葉の意味を理解したのか、顔に少しずつ笑みを浮かべて…
「うんっ!」
最後には天使の様な笑顔で慌てて自室に戻っていった。
そして約2時間後…俺たちは池袋のサンシャインシティに着いた。
コミケ程ではないとは言え、けっこうな人数が並んでいる。
桐乃が準備出来てすぐに俺たちは千葉駅へと向かい、千葉~快速~錦糸町乗換で各駅停車~飯田橋で地下鉄乗換~東池袋というルートを使って1時間半で行けた。
サンシャインは池袋が最寄りかと思っていただけに、このルートはけっこう便利だ。
桐乃は俺の分を含めてカタログを2部購入し、早速サークルチェックに取り掛かる。
カタログを買って来た時の桐乃の顔は、まるで子供みたいに楽しそうだったな…。
因みに俺は最初から桐乃の荷物持ちのつもりで来たから、カタログのチェックはしていない。
それから少しして、一般入場が始まった。
それと同時に桐乃はサークルチェックを終えて、臨戦態勢に入る。
今回の参加サークル数は大体80ぐらいだったので、サークルチェックも簡単だったみたいだ。
「兄貴、入ったらすぐに○○△に並ぶから、ついてきて!」
桐乃の頭では既にシミュレーションが出来ているらしい。
ホント、自分の趣味になると、こうも人間って変わるものなのね…。
俺は半分呆れつつも、桐乃に従って行動を共にした。
それから2時間。
全てのサークルを回り終えた桐乃と俺は会場を後にした。
けっこう豊作だったらしく、桐乃はとても御満悦な顔をしていた。
その分だけ同人誌の冊数もあるから、手提げ袋が手に食い込む分だけ重いんだけどな…。
池袋駅へと向かう途中のサンシャイン通りで俺たちは軽く昼食を摂り、ゆっくりと雑談を交わしていた。
「兄貴…今日はあたしの我侭に付き合ってくれて、ありがとね」
「おいおい、どうしたんだよ急に」
今日はえらく殊勝な事を言ってるな。
「だってさ…受験生じゃん、兄貴…。 夏コミにも付き合ってもらうのに、さらに一日あたしの為に潰してくれて…」
どうやら俺が麻奈実との勉強会をドタキャンしたのを気にしているようだ。
「大学受験てさ、高校受験の比にならないぐらい…難しいんでしょ…? だから…午後だけでよかったのに…」
「いいんだよ、桐乃」
俺は桐乃の頭の上に手を置いて、軽く撫でてやった。
「今日桐乃に付き合うと決めたのは俺の意思だからな、お前が気にする必要はねーよ。 だから今日は一日中、何にでも付き合ってやるぜ」
桐乃の頭を撫でながら、俺は桐乃に気にするなと伝えると、桐乃は顔を真っ赤にして、軽く頷いた。
これ…今朝も同じ様な事をした気がするな…。
「よし、じゃあ次はどこへ行きたい? さっきも言ったが、今日はどこにでも付き合ってやるよ」
「………ホントに…いいの…?」
まだ桐乃は気にして聞いてくるので、『気にするな』と、俺は桐乃に対して首を縦に振って応えた。
その答えに桐乃は、今朝の様な満面の笑みで返してくれた。
「じゃあ、次はアキバに行こ♪」
それから数時間後、俺たちはとらのあな、メロンブックス、ソフマップやラジオ会館などのアキバ散策を満喫して、自宅へと向かっている。
桐乃から『ささやかなお礼』ということで、帰りは東京駅からちょっとだけ贅沢してグリーン車で千葉まで戻った。
俺は普通車でもいいと言ったけど、桐乃はこういう時は絶対に譲らない。
その辺りは親父そっくりで頑固だなと思う。
でもまぁ…今日一日ずっと歩きまわったから、桐乃のこの心遣いは正直言って有難かったな…。
そして夜。
晩飯が終わった後、桐乃がシスカリ対戦を希望してきたので、俺は桐乃の部屋に向かった。
対戦ゲームが終わり、そろそろ自室に戻ろうかという時だった。
「ちょっと待って…」
と、桐乃は俺を呼び止めた。
何か思案顔をしていた桐乃はパソコンチェアを立ったかと思うと、扉の鍵を閉めてベッドに座る。
鍵を閉めた…って…一体何を考えているんだ? コイツは…。
「あ…あのさ…最後に…もう一つだけ、
お願いがあるんだけど…」
桐乃は何かを躊躇う様に、重く口を開いた…。
「あんたのソレ…もう一度…じっくりと見せてくんない…?」
……はい…?
何か、とんでもない事をぬかしましたよ、この妹!?
お…おおお…俺の…モノ…見せろって…
「おおおお…お前、何考えてやがるんだ!? 俺の見せろって、変態か!!」
「あんたが朝っぱらからあんなの見せるから、今日一日ずっと頭から離れないんじゃないのよ! 責任取ってよ!!」
「責任取れって…アレはお前が悪いんだろうが!」
ああもう…忘れてたのに蒸し返しやがって、ホントこいつが何を考えてるのかたまに分からなくなるわ…。
「それに…兄貴、『今日一日は何にでも付き合う』って言った…」
ええ!? それって…こんなアホな事も含まれるの!?
確かに言ったけどさぁ…。
ああもう…好きにしろ!!
俺は開き直って桐乃に尋ねた。
「…で? 責任取れって…俺のナニ見てどうするつもりなんだよ…」
「…じっくり観察する」
はあ? 観察??
「エロゲーじゃモザイクかかって分からないから…実物がどんなのか…見てみたいかな…って…」
…興味本位っすか…。
俺だって男なんだけどなぁ…分かってるんだろうか、こいつは…。
しゃーないから、一応釘刺しておくか…。
「あのな、俺だって男だぞ。 それが何を意味するのか分かってるんだろうな?」
桐乃は真っ赤な顔になって目を見開いた。
次に機関銃のような罵詈雑言が来るものだと警戒していたら…
「…い…いいよ…アンタだったら…」
…はい…?
「あの…桐乃さん…?」
「だから、兄貴だったら…その…間違いが起こっても…いい…って言ってんの…。 何度も言わせないでよ…」
そ…それって…。
「つべこべ言ってないで、早く見せればいいでしょ!!」
桐乃はヤケっぽく文句を言ってきたと同時に、素早くベルトに手を掛けて…一気に俺のスポンとパンツを下ろしやがった…。
そして…露わになる、俺のモノ…。
それを桐乃が興味深そうに凝視している…。
「うわぁ………お…思っていたより…その…グロテスク…?」
グロテスクって…まぁ…そうだろうなぁ…。
初めて見るんだろうから、そんな印象を持ってもおかしくないわな…。
「へぇ…」
桐乃は俺のを興味深げにジロジロと色々な角度から観察しているが…これ…なんて羞恥プレイだ? 俺が恥ずかしい思いをしているだけじゃねーかよ…。
「…あ…あのさぁ、桐乃…。 その…ジロジロ見られると…恥ずかしいんだが…」
「…もうちょっと我慢してくんない…?」
桐乃は俺の意見を却下した…。
うう…涙が出そうだ…。
「ねぇ…兄貴…」
「あん…?」
桐乃が上目使いで俺を呼ぶものだから、俺は桐乃に顔を向けた。
すると…
「今日一日…ホント…ありがとう…。 今からのは…全て…今日のお礼だから…」
と、一言だけ口を開いて…
「ん…!」
「………!?」
何を思ったのか、桐乃は急に…俺の唇を塞いできた…。
そしてそのまま舌を俺の口の中に侵入させ、口腔内をくまなく貪り始めた。
「んむううぅ…!?」
「ん…んむ…っ…んん…っ」
「ん…んんん…んむむ…」
あ…やべ…桐乃の舌の気持ちよさに…頭がボーっとしてきた…。
そしてそれに反応するように…俺のモノも…カチカチに硬くなりましたよ…。
「ぷは…」
桐乃の口が俺の顔から離れ…俺と桐乃の唇を、透明の唾液が糸を引く様に伝う…。
そして、桐乃は視線を…硬くなった俺のモノに移した…。
「…ごく…っ…これが…男の人の…」
桐乃が艶やかな表情で俺のを凝視し、その直後…
「はむ…」
桐乃は躊躇う事無く…俺のを…頬張った…。
「ん…んちゅ…んん…」
兄貴のアレを見ているうちに、気持ちが高ぶっちゃって…あたしは…兄貴のを頬張っちゃったんだけど…せっかくだから…兄貴にも気持ちよくなってもらいたいな…。
あのゲームのフェラチオのアニメーションシーンを参考にしてるんだけど…確か…こんな感じ…だったかな…。
「お…き…桐乃…すげ…気持ちいい…っ…」
兄貴…あたしの口で気持ちよさそうにしている…。
ちらっと表情を見たけど…なんか…可愛い…♪
もっと…もっともっと気持ちよくなってもらお…。
あたしは兄貴のを隅々まで舐め回し、時には竿を甘噛みし、時にはぶら下がっている袋を咥えて口の中で舐め回しと、色々と試してみた。
そして兄貴が一番気持ちよさそうにした場所…その…兄貴のモノの先っちょと亀の頭の首筋みたいな部分を、重点的に舌先で攻める様に舐め回した…。
「やべ…桐乃…出ちまう…」
兄貴がそろそろ限界のようだから、ちょっと苦しいけど…あたしは兄貴のを再び口に含み、それを根元の部分…あたしの喉の奥まで達するぐらいまで深く咥え込んだ。
その瞬間…
「うおおお…っっっ…!!」
兄貴のがあたしの口の中で激しく震え、喉奥に精液を射精しているのが分かった…。
喉から逆流した精液があたしの口の中に溜まっていく…。
生温かくて…苦くて…ヘンな味がして…そして臭い…。
だけども嫌ではない精液独特の味と匂いが、口腔内に充満していく…。
「んぐ…んぐ…」
あたしは頑張って精液を飲み下そうとするが、兄貴のからは未だに大量の精液が放たれていて…とても飲み干せる量ではなくなってしまった…。
そして溜め込まれなくなってしまった精液があたしの口の端から溢れ出し…あたしの顎から首を伝い、あたしの服へと染み込んでいく…。
やがて放出が止まり、兄貴はあたしの口からアレを抜いていく…。
兄貴のはあたしの唾液と兄貴の精液で滑っていて、てかてかに光が反射していた…。
「…はぁ…はぁ…はぁ…」
漏れた分以外の兄貴の精液を何とか飲めたのはいいけど…あたしは身体が火照っていて、頭がボーっとして…何も…考えられなくなっていた…。
いかん…あまり気持ちがよくて、思わず桐乃の口に射精してしまった…。
桐乃はボーっとしたままだし…大丈夫か…?
「桐乃…大丈夫か…?」
「…あ…兄貴…」
何とか気が付いたみたいだな…。
「桐乃…一応確認する…。 俺…もう…収まりつかねーぞ…いいんだな…?」
口に出しちまったとはいえ、俺たちは兄妹だから…今ならまだ引き返せる。
俺は警鐘のつもりで桐乃に尋ねた。
しかし…
「いいよ…」
桐乃は拒絶しなかった…。
本当にいいのか…? と再度聞くと、桐乃は微笑みながら答えを返して来た。
「兄貴だから…いいよ…。 あたし、最初から…兄貴に…全てあげるつもりだったからさ…」
あ…やべ…。
この笑顔と答え…反則だろ…。
俺は桐乃が愛おしくなり…唇を塞いだ。
唇を離すと桐乃は一度俺を離れ、ゆっくりと…そして1枚1枚丁寧に自分の衣服を脱いでいく。
そして桐乃は恥ずかしながらも…俺の目の前で生まれたままの姿になった…。
桐乃の裸は…陸上競技で鍛えられて、さらにモデルをもやっている所為か…とてもバランスが取れた、とても美しい姿だった…。
俺が桐乃の姿に見惚れていると、桐乃は再びゆっくりと俺に抱きつき、俺に抱き抱えられるようにしてベッドに横たわった…。
「桐乃…」
「いいよ…きて…お兄ちゃん…♥」
俺たちはお互いに頷き合う。
そして俺は自分のを桐乃の秘所に充てがい…
ズプ…ヌププ…
「んん…んんん…っっ!!」
少しずつ体重をかけて…
「い…痛…っっ…!!」
根元まで…全て挿入した…。
「桐乃…痛くないか…?」
俺は耳元で桐乃に囁いた。
だけど桐乃は涙を流していたが、嬉しそうだった…。
「少し…痛いけど…、それよりも…兄貴に挿入れてもらった…幸せの方が大きいかな…へへ♥」
くうぅ~~~…っっ!!
すげー嬉しい事を言ってくれるじゃねーのよ、このお姫様は…。
「兄貴…動きたいんでしょ…? いいよ…♥」
挿入れたまま暫く動かずにいると、桐乃が求めてきた。
桐乃が痛がらないように気をつけて、俺はゆっくりと…抽送を開始した…。
「…ん…んん…っ…」
とりあえず一往復だけストロークしてみたけど…桐乃…眉を顰めて…痛そうだな…。
「桐乃…無理するなよ…。 あまり痛そうだったら…その…止めてもいいんだぞ…?」
「いいよ、そのまま…続けても…兄貴が気持ちいいなら、あたし…それで十分だからさ…」
桐乃…お前ってやつは…。
こんな状況なのに俺に心配かけまいとして…。
「今だから言うけどさ…あたし…小さい時からずっと…兄貴だけをみてきたんだよ…?」
桐乃…?
「幼い時にさ…『お兄ちゃんのお嫁さんになる』って言ったの…覚えてる…?」
ああ…覚えてるさ…。
「途中、冷戦状態になっちゃったけど…あたし…今でもずっと…あの言葉を心の中で温めてた…。 だから…今…夢が叶って…とても幸せだよ…」
桐乃は涙を零しながら、俺にこれ以上ない笑顔を向けてくれた。
「お兄ちゃん…好き…愛してる…」
桐乃…俺…本当に…幸せ者だ…。
小さい頃からずっと…俺の事だけを見ていてくれたなんて…。
なのにお前を長い間無視してしまって…本当に…申し訳ない…。
俺は感極まってしまい…瞳から…涙を零してしまった…。
その涙は少しずつ…少しずつ…桐乃の顔を濡らしていく…。
「桐乃…俺も…お前の事…愛してる…」
俺は心の奥底にあった本当の気持ちを、桐乃に伝えた。
「何があっても俺たちはずっと一緒だ…兄妹だとかはもう関係ない…。 俺が社会に出て生活できるようになったら、一緒になろうな…桐乃…」
そして…そのまま…俺はプロポーズした…。
俺の言葉に目を大きく開いた桐乃は…暫くして…とても嬉しそうな顔で…その瞳から大粒の涙を溢れさせた…。
「お兄ちゃん…」
「桐乃…」
俺たちは自然に顔を近づけて…唇を重ねた…。
そして俺はそのまま、抽送を再開した…。
「んんん…んん…っ」
俺の先端が、桐乃の膣内の壁のような所に当たり、その瞬間…桐乃の身体が激しく震えた。
どうやら子宮口に当たったみたいだ。
「お…兄ちゃん…っ…すご…気持ちいい…よ…っ」
抽送を繰り返していくうちに桐乃は痛みを感じなくなったみたいで、その代わりに呼吸が激しくなり、喘ぎ声を発するようになった。
そして結合部からは桐乃の潤滑液が溢れ出すようになり、さらに抽送がスムーズになる。
次第に俺の腰の動きが激しくなっていき、俺ももっともっと桐乃で気持ちよくなろうとさらに動きを加速させる。
「あ…ああ…♥ おにい…ちゃ…激し…♥」
「桐乃…お前の膣中…すげ…気持ちいい…」
「も…っと…もっと…激しく…して…♥」
「桐乃…桐乃…っっ!」
パンパンパンッ! という肌と肌が叩き合う音が室内に響き、
俺と桐乃はお互いを激しく求め合う。
「だ…め…だめ…! あたし…イっちゃう…♥」
「俺も…そろそろ…出ちまう…っ…」
桐乃は両脚を俺の腰に回し、俺のが抜けないようにしっかりと咥えこむ形をとると、俺も桐乃の膣内に射精しようと激しい抽送を繰り返す。
俺もそろそろ限界が訪れようとした。
「桐乃…イクぞ…イクぞ…!!」
「きて…お兄ちゃん…♥ あたしの膣内に…出して…いいからぁ…♥」
「桐乃…っ」
「お兄ちゃんの…精液…全部…あたしに…ちょうだい…!!」
桐乃…桐乃…っ!
俺の忍耐は限界を超えて…
「桐乃おぉ…っっ!!!」
ビュルルルルルルッッ!!
ビュルルルルルッッ!!!
「……………!!!」
桐乃の膣内に大量の精液を射出した。
「…! ………!! …………!!!」
桐乃は俺の射精を子宮口で受け止め、身体を痙攣させてイキながら必死になって声を殺し、俺の身体にしがみつく。
「き…桐乃……きりの…おぉ…っっ」
ビューーーッッ!!
ビュルルルルッッ!!
ビュプッビュプッ!!!
「はぁ…はぁ…お兄ちゃん…おにい…ちゃ…ん………っっ」
ビュクッ…ビュプッ…
長かった射精がやっと終わり…俺は脱力して桐乃に覆い被さった。
桐乃も俺の背中に両腕を回して、俺を受け止めてくれている。
お互いの身体にき、心地よい疲労感が漂っていた…。
「桐乃…」
「お兄ちゃん…」
俺たちは互いに見つめ、微笑み合いながら…自然に唇を重ねた…。
「幸せになろうな、桐乃…」
「うん…♪」
これからは大変な困難が待ち構えているだろう…。
だけど、俺たちはそれを乗り越える覚悟で結ばれた。
だから、何があっても俺たちは一緒に生きていく。
可愛い妹でもあり、愛する異性でもある桐乃と共に…。
「大好きだよ、お兄ちゃん…♥」
END
最終更新:2011年03月02日 22:25