おねぇさんのゆっくりプレイス・2 10KB
『おねぇさんのゆっくりプレイス・2』
「・・・やりすぎだったのかしらね」
おねぇさんは便座にすわり、つぶやいた。
一ヶ月前、ちょっとしたことからこのトイレで惨劇が起こっていた。
おねぇさんのいうことを聞かなかったれいむとその赤ゆが、ちょっとした事故からこのトイレに流され、永遠にゆっくりしてしまったのだ。
それ以来、おねぇさんはトイレに入るたびにちょっぴり後悔している。
「あの饅頭のせいで大事な結婚資金がへっちゃったじゃない・・・」
もちろん後悔しているのはれいむをえいえんにゆっくりさせたこと、ではなく
その手段としてトイレに流したことを、だが。
「・・・高かったなぁ、改装代」
れいむをトイレに流し、散らかった部屋などを掃除してから数日後。
どうもトイレの調子が悪かったので業者に見てもらった。
便座が古くなっていて、錆びたネジなどが外れかけていた。
おそらくれいむが暴れて尻を振っていたことも原因の一つだろう。
あれ以来、座るたびにれいむのことを思い出してむかむかしていたおねぇさんは
心機一転もかねて、便座ごと新しいものに交換してもらうことにした。
新しくなったトイレはキレイだった。
れいむのことを思い出してむかむかすることもなくなった。
しかし、改装費用税込み○○○,○○○円。決して安い買い物ではない。
「・・・まぁおかげでトイレがさらに快適になったけどね!」
あの時は恥ずかしさや怒りで否定したような気がするが、
なんだかんだでトイレはおねぇさんのゆっくりプレイスなのだ。
と、そんなおねぇさんのゆっくりプレイスに侵入するもの達がいた。
ガチャリ
「ここよ!ここからとかいはなにおいがするのよ!」
「あまあまのにおいなんだね~、わかるよ~」
「ちょっ、おま」
「ゆ?おねぇさん、なにをしているの?」
「はんらなんだね、わかるよ~」
どうもドアがしっかりと閉まってなかったようだ。
一人暮らしの家ではよくある話である。
半開きのドアの向こう、先週、新たに飼うことにした、
ありすとちぇんと目が合ってしまった。
「ゆびぃ!?ごべんなざい!どっでもとがいばなにおいだっだがら!」
「おしおきなんだねー!わがる゛よ゛ー!」
とりあえずズボンをはいて、2匹をゆっくり用の部屋に強制送還し、殴っておく。
れいむを飼っていたときの反省から、しつけの時に痛みを与えることにためらいはない。
「で?なんであそこを開けたのかしら?」
「とってもとかいはなにおいがしたからよ!」
「ありすがこういうときはあまあまがあるんだよ、わかってね~?」
おねぇさんは頭が痛くなった。
先週ペットショップで買ってきたしつけ済みのありすとちぇんが、
まさか前の駄れいむと同じ理由でトイレを開けるとは、思ってもみなかったからだ。
「・・・あのね、ここは」
いやちょっとまて。この調子では入っては駄目だと言い聞かせても、
どうせまたすぐに侵入してしまうんじゃないか?
だったらここがどんなところかきちんと教えてやった方が
被害が少ないかも知れないのでは?
「・・・よし、ありす、ちょっとこっちに来なさい」
「ゆぅ? お空を飛んでる見たい~!」
「おねーさん!ちぇんも!ちぇんも!!」
ありすを持ち上げ、うまく調節しながら便座に乗せる。
「っと、これでいいかな」
「ゆ?おねぇさん、なんなのこれは?」
「ちぇんも!ちぇんも!!わかってね~!!」
「はい、2匹とも注目! 今からこの部屋の説明をするわ。
・・・ありす、うんうんしなさい」
「ゆ!!? おねぇさんなにいってるの!? うんうんはおといれでするものなのよ!!」
「そうだよ~! わかってね~!!」
さすが躾済みのゆっくり。トイレのことを知ってるようだ。
それなら話は早い。
「大丈夫よ。この部屋は人間さんのおトイレなんだから」
「ゆ? そうなの?」
「そうよ。人間さんはこの部屋に来て、そこに座って、・・・えと、あの、その
・・・・しーしー、とか、うんうん、・・・する・・・のよ」
(ちょっとまて、なんだこの羞恥プレイは)
おねぇさんの顔が赤くなっていく。
冷静になって考えればとんでもないことを口にしている気がする。
大人になっていろいろ経験したおねぇさん。
しかし心の中にはまだ乙女が住んでいるのだ。
たとえ結婚資金として貯めている貯金が○○万円ほど貯まってしまった
○○歳になっても、だ。
「そうだったのね!! ならここでうんうんするわ!!
・・・ゆぅ~ん、ちぇん、おねぇさん・・・ゆっくりしてないでみないでね!」
「はずかしいんだね~わかるよ~」
あわてて目をそらす。
ゆっくりとはいえ排泄シーンなんて見たくない。
もりん
「すきっりー!!」
(うわ、ほんとにしたよ)
「ゆふ~ん! とってもとかいはなといれね! きにいったわ!」
「ちょ、ちょっとまちなさい!」
便座から飛び上がろうとするありすを慌てて止める。
「ゆ?おねぇさん、うんうんはもうでたわよ?」
「ちゃんとキレイにしなさいって言ってんのよ、ほら」
そう言っておねぇさんは便座についているボタンを押す。
ウィーン ブシャァーー
「ゆほーーーーー!!」
それはウォシュレットのボタンだった。
ありすのあにゃるに向かって水が放たれる。
「と、こんなもんかしら」
あまりやりすぎると、危険だ。ゆっくりは水に弱いのだから。
「はい、終了。もう降りてもいいわよ」
「ゆふっ、ゆふん、と、とってもとかいはだったわ!!」
何故だろう。心なしかありすのほほが赤い気がする。
表面も少しテカっている気がする。
(気のせい・・・よね?)
「おねぇさん! ちぇんも!ちぇんも!」
「あ~、はいはい」
ちぇんも持ち上げて便座に乗せる。
これで2匹ともここがトイレだと理解してくれただろう。
ゆっくり用トイレは片付けが面倒くさい。
いっそのことここでしてもらうことにして、
あとでゆっくりでも座れるよう、踏み台でも用意しておくことにしよう。
それから数日後。
あれ以来、おねぇさんがトイレに入っているときにゆっくり達が侵入することはなくなった。
それどころかあの1回できちんと覚えたらしく、
何度かトイレで用を足しているのを見かけるようになった。
さすがペットショップのゆっくり。野良に比べて賢いらしい。
こうしておねぇさんのゆっくりプレイスは平穏を取り戻したのだった。
少しの間だけ、だったが。
おねぇさんは不思議に思っていた。
どうも最近、ゆっくり達の様子がおかしいのである。
ありすは妙につやつやしていて、時たま下品な笑みを浮かべるようになった。
ちぇんはお腹の調子が悪いらしく、下痢気味だった。
「ちょっと、あなたたち、大丈夫?」
心配になって声をかけてみると、
「ゆ? だいじょうぶよ!おねぇさん! とってもとかいはなきぶんなだけよ!」
とありすは言うし、
「ゆうぅ~、だいじょうぶだよ~!おねぇさん!おみずさんののみすぎなんだね~わかるよ~」
とちぇんは言う。
まぁ確かにそれ以外は別段変わったところもない。
言うことはちゃんと聞くし、ご飯もきちんと食べている。
(心配しすぎなのかしら?)
とりあえずおねぇさんはもうちょっと様子を見ることにした。
しかし、事件は次の日に起こってしまった。
その日、おねぇさんが仕事から帰ってきた時、ゆっくり達の部屋にちぇんの姿がなかった。
「ありす、ただいま。ちぇんは?」
「おねぇさんおかえりなさい! ちぇんならおといれよ!」
そっか、と納得し、夕食の準備に取りかかる。
そして夕食の準備がほぼ整った頃、
おねぇさんはといれに行くことにした。
そこには、まだ、ちぇんがいた。
「うわ、びっくりした! あんたまだ入ってたの?」
帰ってきてもう一時間は経っている。その間ずっとトイレにいたのだろうか?
「・・・ちぇん?」
「・・・お、おねぇ・・・さん・・・ちぇん・・・も・・・ちょ・・ゆっく・・・り・・・」
「ちぇん!? ちぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」
そうして、どろどろになった中身をあにゃるから垂れ流しすぎたちぇんは
永遠にゆっくりしてしまったのだった。
後日、ペットショップに聞いた話によると、
ゆっくりにとってウォシュレットは危険な物なのだそうだ。
ちょっとあにゃるを洗うくらいなら問題はない、
それでも少々ふやけるのであまりやらないほうがいいらしい、のだが、
まれに、あにゃるの穴に直接水が当たって、中身に水が入ることがあるらしいのだ。
そうなると、中身がゆるくなってしまい、下痢になる。
そんなことが何回も続く。
当たり前だ。下痢をしてトイレに行けば、またウォシュレットで水が入る。
どんどん中身がゆるくなる。
そしたらまたトイレに・・・という悪循環になるのだ。
最後には最悪、あにゃると言わずすべての穴という穴から中身が流れ出てしまう。
そして永遠にゆっくりしてしまうのだ。
その話を聞いたおねぇさんは、残ったありすにトイレ使用禁止令を出した。
「お、おねぇさん! そんなのとかいはじゃないわ!」
もちろん、なぜかトイレを気に入っていたありすは反対した。
「だめよ、ありす。ちぇんを見たでしょう? おトイレはあなた達にとって危険なの。
・・・私はあなたにちぇんみたいになって欲しくないの。ゆっくり理解してね」
「ゆぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・わかったわ」
ようやく納得してくれたらしい。
これでひとまず安心だ。
しかし、おねぇさんはあまり理解していなかった。
ありす、というゆっくりを。
なぜ、レイパーと呼ばれる個体がゆっくりありすに大勢存在するのかを。
ちぇんが永遠にゆっくりしてから1週間ほどたったある日。
おねぇさんがまだ仕事中の時間に、それはおこった。
ありすは限界だった。
もう我慢できない。
ちぇんがえいえんにゆっくりした?
そんなの関係ない。
ありすはとかいはだ。あんなことにはなるはずがない。
この1週間。ありすはゆっくり用のトイレでうんうんをしていた。
それはそれですっきりできる。
だが、なにか物足りない。
ありすの中身。カスタードに刻まれた何かが満足できない。
今のアリスを満足させてくれるもの。
それは
「んほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
おねぇさんのゆっくりプレイス。
「どっでもどがいばだわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
そこにあるウォシュレットだけだった。
このありす。
ウォシュレットの水流があにゃるに当たることに快感を感じていたのである。
もともとそういった性欲方面に傾くことが多いありす種だ。
ペットショップの躾済みゆっくりでも、未知の快感に抗えなかったのである。
「んほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
この一週間、言いつけを守ってこの快感を我慢していたありすは
今までの分を取り戻そうとするかのように、感じまくっていた。
表面はぬめり、口元はだらしなく垂れ下がり、砂糖水も出ている。
ぺにぺにはさっきから天をつくようにそそり立っている。
もっとだ。 もっと・・・・・・・・・あにゃるに刺激を!!!
そしてありすは水の勢いを最大に設定する。
ここまでするのは初めてだ。
いったいどんな世界が広がっているのだろう。
「ん、んぼぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
すごい!! 目の前がちかちかする!! これが!! これが!!!
「ずっぎり゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
己のあにゃるを突き破り、そのまま腹をも突き破って一条の水が飛び出す。
瞬間、ありすはすっきりーした。
そのまま崩れ落ちる。
腹を突き破った水はまだ止まらない。
それはトイレに虹を掛けていた。
(・・・・ゆふふ、とっ・・・ても・・・とか・・・いは・・・だ・・・わ・・・)
そうして、ありすは満足そうに、永遠にゆっくりしたのだった。
おまけ
「ただいまー、ありす~?・・・・・・・・・・・・なんじゃこりゃーーーーーーーーー!!!」
「うう、トイレがぐしゃぐしゃだわ・・・・」
「また改装代が・・・・・水道代も・・・・・・・・」
*最後まで読んでいただきありがとうございます。
*やっと続きが書けました。
*次回作は決まっておりません。
*ネタができて余裕があれば、最初のまりさの話を書こうとは思っています。
*あとはまたトライガンネタかな?
*一度官能小説系も挑戦しようかなぁ・・・
*ゆうかにゃんとかてんどん可愛いよね。
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- このお姉さんはゆっくりどころか動物も飼わない方がいい。
飼育の知識が圧倒的に足りなすぎる。
※散歩中にペットが先行するのは「ペットが飼い主を散歩さぜてあげる」「ペット>飼い主」
という図式になっていることを理解していない。 -- 2018-01-16 18:29:13
- このおねいさんすきかもww -- 2013-02-05 23:00:09
- 藍を飼ってちぇんを教育してもらいましょう
「ちぇええええええええええええええええんどうじでそんなごどするのぉぉぉぉぉぉぉぉ」
を1日30回は聞けますよ -- 2012-07-08 15:55:30
- ちぇええええええええええええん -- 2010-10-04 04:11:47
- 心の中にはまだ乙女が住んでいる○○歳のおねぃさん・・・
好きかもw -- 2010-09-14 05:55:46
- とかいはね。わかるよー。 -- 2010-07-11 23:43:29
- お姉さん(?)はゆっくりは放し飼いにしちゃだめだよ・・・
箱に入れておかなきゃ・・・まぁ、ゆっくりの間抜けっぷりとお姉さん(?)のなんじゃこりゃーが面白かったw -- 2010-07-09 05:20:21
最終更新:2009年10月24日 08:25