国に施設を作りたい。それは何? (アイドレスを作ろう)
大部品:戦後処理 RD8 対応設問:163、172、166、169、職業アイドレス2つ、施設アイドレス1つ
部品:人間捕虜の扱い
藩国には現在、9万人もの捕虜が存在する。準備ができ次第下記の軍事法廷を開き、その罪に応じた量刑を科すこととする。8万人の人間捕虜については、順次裁判をおこなっていく。
部品:カマキリ捕虜の扱い
なお、裁判を開くことが難しいカマキリ捕虜1万人については、FEG本国への強制送還と、謝罪やなんらかの賠償等を視野に入れ、外交交渉を行う。交渉や強制送還に応じない場合、雌雄を分けて拘留しているカマキリ捕虜は、3年で寿命を迎える。国民を見捨てたり、責任を放棄するような過ちを繰り返す国家でないと信じたい。汚染地域にいるカマキリについても、捕獲しだい本国送還を行う。
部品:軍事法廷における裁判
刑罰の上限は死刑、下限は時限付き労働懲役刑とする。王犬お世話係(廃止済み)の着用者については、指令所から見つかった他国との関係を示す資料、アラタ氏の指摘する麻薬組織とのつながりなどについて厳しく追及するが、司法取引によって介入当事国との交渉材料になり得る場合、終身刑などへの減免を視野に入れる。
部品:他国との外交交渉
今回の内戦について、FEG、世界忍者国、羅幻王国から上帝軍への協力があった疑いが濃厚である。軍事法廷における証拠固めと並行して、これらの国々と外交交渉を行いたい。なお、かねてより共和国側藩国との国交、および内戦中の藩王側への支援もあったことは周知の事実である。これらの外交交渉は、内戦を克服した蒼梧藩国と、不幸な行きがかりとなった共和国側一部藩国の国交正常化交渉の一環と考えている。適正な謝罪や、今後の復興に対する心遣い、そして長く平和な関係が得られることを期待している。
部品:勲章の授与
今回の内戦解決に寄与してくれた義勇兵、傭兵、国民軍の諸氏には、その働きに応じて勲章を授与する。勲章授与者の中には戦傷者も含まれる。受勲者は、経済復興の暁には恩給などの恩典を用意するつもりでいる。受勲の誇りを忘れず、今少しの時を待つなり、復興に力を貸すなりして頂けると幸いである。
部品:戦没者の慰霊
長きにわたる内戦は、多くの戦没者を生んだ。内戦終結日を祝日とし、藩王以下藩国政府は毎年慰霊祭を行うこととする。敢えて付言するが、戦勝記念日ではなく、慰霊の日であることに留意頂きたい。藩国がある限り、慰霊の日はなくならないものとする。
TODA@蒼梧藩国建陽公
設問173、174についてルールの質疑をお願いします。
48時間後の期限までに提出する施設・法令のアイドレスについて、求められる提出数などはございますでしょうか。
下限、上限があるようでしたらご教示いただけますと幸いです。
芝村裕吏
一個ずつを想定しています。
はぐろ@蒼梧藩国
新しい施設としてメード学校を作る場合、やはり評価値9程度が適正でしょうか
芝村裕吏
7でよい
※明確な回答結果がない設問は全文を載せています。
さておき、蒼梧藩国である。
そのころ平林藩王は、設定国民の有力者たちから笑顔で歓待を受けていた。独立回復パーティである。有力者たちは広く一般国民にも食料、酒を出し、国家行事として独立回復を喜んでいた。
有力者:「さすがは藩王様です。あんな解決法を思いつくとは……」
長老:「まったく、まったく。あの傭兵を保護するとか言い出した時は寿命が縮みましたが、さすが……」
有力者:「我が国最大の問題を共和国に押し付けてしまわれるとは、藩王様の助け合い精神は最高です。子供使いが居なくなったときはどれだけ痛快だったか」
はははと有力者たちは笑顔になると、今度は自慢の娘たちを紹介し始めた。
設問177 上流域の人々が中流、下流域の人々を差別しはじめた。簡単には解消できそうもないがどうする?
これに対して藩王は助け合い精神を呼びかけていた。国民たちはかつてさげすまれた恨みを忘れてはいなかったが、表面上は従った。
これにさかのぼること1年前、
設問164 国の英雄となったアラタをどうしよう。政治的立場が強くなりすぎて危惧するものも多い。処刑すべきか。
に対して、断固たる口調でアラタを擁護した蒼梧藩国だが、その後うまくアラタを処分することに成功する。 国は一枚岩になった。
処分のやり方はこうである。船のない避難作戦にアラタを指揮官として送り込む。だけ。
皆の予想する通りアラタは名前も知らぬ子を自分の代わりに船に置き、そのまま消息を絶った。国の英雄の英雄らしい最後に国民は悲しみ、そして誇らしげに業績をたたえた。
共和国からも多大な感謝が寄せられ、蒼梧藩国は内政と外交、両方を成功させる。
その後、戦後処理が続いた。
設問163 捕虜をどうしよう。すべて斬首してもいいが、生かしても犯罪しそう。
超大量の捕虜を真面目に処理を始めているが、裁判官が足りずに解決は2000年かかるとされるが、国民はさすが助け合い精神だと藩王をたたえた。
ともあれ国民感情は落ち着き始め、一時収監されている臨時刑務所の話を聞くたびに、国民は勝利をかみしめた。
一方カマキリたちは土場(第2FEG)経由でFEGに返還された。土場では内戦が発生した。
カマキリたちは土場の地を汚染し国民を変質させた。血で血を洗う展開が各所で繰り広げられ、シュワは因果応報ですなと笑いながら解説して後ろから撃たれたという。
王犬お世話係は世界忍者国が引き取った。世界忍者国の国庫が10回ほどからになるだけの金が蒼梧藩国へ援助金として与えられ、表面上はなにごともないかのように処理された。
蒼梧藩国は莫大な金を利用して解毒内科医師というアイドレスを作り上げた。大量の捕虜の武装解除として飲むスク水を排除させるのだが、飲むとほとんどが死んだ。汚染された環境に生身では耐えられなかったのである。事実上の大虐殺だが表面上は治療であった。
下流域の国民は恐怖に陥り、逃げるものが激増した。しかしそんな国民を受け入れる国などなかった。王犬お世話係はまだましな方だったのである。
下流域の深刻な汚染をどうにかするために新たに強化された忍者たちが送られた。莫大な損害をだしつつもどうにか原因の究明に成功する。
それは汚染種としてのカマキリ、そしておそらくもともと汚染源になっていたであろうエンジンの存在である。初期に世界忍者国経由で運ばれたエンジンがどうやら原因らしいのだが、それがどんなものかはついに分からなかった。国外に持ち出されたと推定された。
ともあれカマキリを追放した以上、汚染はすこしずつ回復するはずである。10年か20年か。いつかは……長い戦いははじまったばかりだ。
喜ばしいのは借金問題(
設問165)がなくなったことだ。ついでに羅幻からいくばくかの船を賠償として受け取った。
国庫が潤った蒼梧藩国はかつて、治安を捨てて軍をすすめた事を美談にし、豊富な資金で愛国教育を行った。
テロで死んだ子供たちを愛国者とし、演劇やアニメが作られ、何度も放映する一方一大ページェントとして慰霊祭が行われた。
藩王平林はきらびやかな制服を着て両手を広げて居並ぶ愛国少年隊に呼びかけた。
「君たちこそが国の宝だ! 助け合い精神! ただそれのみ!」
そしてその足で皇帝陛下の元へ向かった。恭しく挨拶する平林藩王は皇帝陛下の眼前で泣き、これでよかったのでしょうかと小さな声で言った。
皇帝は表情も変えず、そう思うのなら一層働け。と言ったと言う。
そして、設問上は本来土場のシュワが藩王に面会を求めていたのだが、これは実現しなかった。背中から撃たれて死んでいたからである。その後彼の姿を見たといううわさは沢山あるが、実際見た人はいない。
英雄は死に、敵も死んだ。国は一つにまとまり、蒼梧藩国は恐るべき猛き国としてその後の歴史を歩み始める。
立国ゲーム 第2幕
あれから五年の月日が流れた。
復興は進み、高層ビルが建つ。昔のことなど覚えているものなのだれもいない。悲しい思い出が多すぎる。
最終更新:2017年07月25日 00:36