国で法令を作りたい。それは何? (アイドレスを作ろう)
アイドレス:蒼梧藩国内戦後復興基本法 RD19=評価値7 対応設問:174
この法律は、内戦後のさまざまな処理を速やかに行うこと、ならびに蒼梧藩国の復興のための諸政策を円滑に実施にうつしていくための基本法である。平林藩王、摂政月松堂、執政戸田以下の国民、さらに藩王の直属スタッフであるポー教授およびアラタ氏等、藩国の全力をあげ、復興と発展に取り組む所存である。
なお、本法律は復興達成までの時限付きのものであるが、それに限らない文言を含む条文については、効力はその限りではない。
大部品:基本理念(藩王声明) RD3 対応設問:177
部品:内戦終結をうけて
先日、ついに長きにわたる内戦が終結した。まずは、そのことを喜びたい。そして、内戦終結に向けて尽力頂いた国内>諸氏、並びに友邦のみなさまがたに、改めて感謝を表明する。蒼梧藩国は、友誼に基づく援助を忘れない。
部品:残る諸問題
とはいえ、まだ問題が山積している状態出ることも事実である。戦後処理、経済、外交などの問題を順次解決し、蒼梧>藩国が復興と更なる発展に向かう道筋をつけるべく、この復興基本法を公布するものである。
部品:未来に向けた努力
個別の対応は以下に記すが、復興にあたって今一度、みなにお願いをしたい。それは、助け合いの心を持って欲しいということである。苦境にあるわが国を、友邦が援助してくれたように、国内でも助け合いの心を持って歩んでいきたいと考える。これまでの行きがかり上、すぐにというわけにはいかないだろうが、隣人のこれからの行いを見て、徐々に手を携えていって貰えるなら藩王としてこれ以上の喜びはない。諍いは過去にあり、今や我々の前には未来が開けているからである。
大部品:戦後処理 RD8 対応設問:163、172、166、169、職業アイドレス2つ、施設アイドレス1つ
部品:人間捕虜の扱い
藩国には現在、9万人もの捕虜が存在する。準備ができ次第下記の軍事法廷を開き、その罪に応じた量刑を科すこととする。8万人の人間捕虜については、順次裁判をおこなっていく。
部品:カマキリ捕虜の扱い
なお、裁判を開くことが難しいカマキリ捕虜1万人については、FEG本国への強制送還と、謝罪やなんらかの賠償等を視野に入れ、外交交渉を行う。交渉や強制送還に応じない場合、雌雄を分けて拘留しているカマキリ捕虜は、3年で寿命を迎える。国民を見捨てたり、責任を放棄するような過ちを繰り返す国家でないと信じたい。汚染地域にいるカマキリについても、捕獲しだい本国送還を行う。
部品:軍事法廷における裁判
刑罰の上限は死刑、下限は時限付き労働懲役刑とする。王犬お世話係(廃止済み)の着用者については、指令所から見つかった他国との関係を示す資料、アラタ氏の指摘する麻薬組織とのつながりなどについて厳しく追及するが、司法取引によって介入当事国との交渉材料になり得る場合、終身刑などへの減免を視野に入れる。
部品:他国との外交交渉
今回の内戦について、FEG、世界忍者国、羅幻王国から上帝軍への協力があった疑いが濃厚である。軍事法廷における証拠固めと並行して、これらの国々と外交交渉を行いたい。なお、かねてより共和国側藩国との国交、および内戦中の藩王側への支援もあったことは周知の事実である。これらの外交交渉は、内戦を克服した蒼梧藩国と、不幸な行きがかりとなった共和国側一部藩国の国交正常化交渉の一環と考えている。適正な謝罪や、今後の復興に対する心遣い、そして長く平和な関係が得られることを期待している。
部品:勲章の授与
今回の内戦解決に寄与してくれた義勇兵、傭兵、国民軍の諸氏には、その働きに応じて勲章を授与する。勲章授与者の中には戦傷者も含まれる。受勲者は、経済復興の暁には恩給などの恩典を用意するつもりでいる。受勲の誇りを忘れず、今少しの時を待つなり、復興に力を貸すなりして頂けると幸いである。
部品:戦没者の慰霊
長きにわたる内戦は、多くの戦没者を生んだ。内戦終結日を祝日とし、藩王以下藩国政府は毎年慰霊祭を行うこととする。敢えて付言するが、戦勝記念日ではなく、慰霊の日であることに留意頂きたい。藩国がある限り、慰霊の日はなくならないものとする。
大部品:復興政策 RD6 対応設問:165,167、168、162、ボーナス2つ、職業アイドレス、忍者強化
部品:借り入れの返済猶予と物価監視
わが国は現在債務超過の状態にある。この借り入れはいずれかならず返済するべきものであるが、今すぐに返す目途はないというのが実情である。先だって、わが国はアラタ氏とポー教授を帝国の大規模作戦に派遣した。この見返りとして、帝国友邦に借り入れの返済延期と、産業育成支援を依頼した。友邦の厚誼に応えるためにも、以下の手段で経済復興を成し遂げたい。なお、物不足から不当な商品価格つり上げが行われる可能性を鑑み、物価については随時調査を行い、必要があれば是正指導を行うものとする。
部品:コンベンション開催(ボーナス)
内戦の終結と、新たな投資の呼び込みをアピールするため、湯城にて友邦の事業者を招いたコンベンションを開催したい。資金調達はもちろん、観光地としての温泉や猛虎の殿堂大神殿のアピールも兼ねたいと考える。来場者の当藩国内での消費にも期待したい。
部品:汚染原因特定後の対応(ボーナス)
忍者による調査で汚染原因が特定できた場合、その対応を行いたい。当藩国の治癒僧侶、内戦時に協力くださった白魔法使い、また先日の儀式魔術で活躍した理力建築士、さらには帝国防疫研究所の力を借り、汚染源の封じ込め方法を協議し、可能な方法が見つかった場合はこれを実施することとする。
大部品:付帯事項、当面の藩王の予定 RD2 対応設問:179、183
部品:皇帝陛下への報告
皇帝陛下には、かつて内戦初期に寛大な措置を頂いた過去がある。内戦終結までの経緯および本法律公布の報告を、帝国皇帝に対し藩王より行うこととする。
部品:土場藩国からの施設について
土場藩国使節としてシュワ氏が来訪中だが、皇帝陛下への謁見を優先し、しばし滞在頂くこととする。なお、まだ藩国内が完全に落ち着いたとは言えないため、シュワ氏にはむやみに出歩かないようにしていただき、身辺はアラタ氏の指揮で護衛することとする。摂政以下が面会を行う場合は、開けた場所で、警備を厚くして行う。
TODA@蒼梧藩国建陽公
[[設問173]]、174についてルールの質疑をお願いします。
48時間後の期限までに提出する施設・法令のアイドレスについて、求められる提出数などはございますでしょうか。
下限、上限があるようでしたらご教示いただけますと幸いです。
芝村裕吏
一個ずつを想定しています。
はぐろ@蒼梧藩国
法令は評価値の低いものから順次作っていくほうがよいのでしょうか
以上です。よろしくおねがいいたします。
芝村裕吏
好きに
※明確な回答結果がない設問は全文を載せています。
さておき、蒼梧藩国である。
そのころ平林藩王は、設定国民の有力者たちから笑顔で歓待を受けていた。独立回復パーティである。有力者たちは広く一般国民にも食料、酒を出し、国家行事として独立回復を喜んでいた。
有力者:「さすがは藩王様です。あんな解決法を思いつくとは……」
長老:「まったく、まったく。あの傭兵を保護するとか言い出した時は寿命が縮みましたが、さすが……」
有力者:「我が国最大の問題を共和国に押し付けてしまわれるとは、藩王様の助け合い精神は最高です。子供使いが居なくなったときはどれだけ痛快だったか」
はははと有力者たちは笑顔になると、今度は自慢の娘たちを紹介し始めた。
設問177 上流域の人々が中流、下流域の人々を差別しはじめた。簡単には解消できそうもないがどうする?
これに対して藩王は助け合い精神を呼びかけていた。国民たちはかつてさげすまれた恨みを忘れてはいなかったが、表面上は従った。
これにさかのぼること1年前、
設問164 国の英雄となったアラタをどうしよう。政治的立場が強くなりすぎて危惧するものも多い。処刑すべきか。
に対して、断固たる口調でアラタを擁護した蒼梧藩国だが、その後うまくアラタを処分することに成功する。 国は一枚岩になった。
処分のやり方はこうである。船のない避難作戦にアラタを指揮官として送り込む。だけ。
皆の予想する通りアラタは名前も知らぬ子を自分の代わりに船に置き、そのまま消息を絶った。国の英雄の英雄らしい最後に国民は悲しみ、そして誇らしげに業績をたたえた。
共和国からも多大な感謝が寄せられ、蒼梧藩国は内政と外交、両方を成功させる。
その後、戦後処理が続いた。
設問163 捕虜をどうしよう。すべて斬首してもいいが、生かしても犯罪しそう。
超大量の捕虜を真面目に処理を始めているが、裁判官が足りずに解決は2000年かかるとされるが、国民はさすが助け合い精神だと藩王をたたえた。
ともあれ国民感情は落ち着き始め、一時収監されている臨時刑務所の話を聞くたびに、国民は勝利をかみしめた。
一方カマキリたちは土場(第2FEG)経由でFEGに返還された。土場では内戦が発生した。
カマキリたちは土場の地を汚染し国民を変質させた。血で血を洗う展開が各所で繰り広げられ、シュワは因果応報ですなと笑いながら解説して後ろから撃たれたという。
王犬お世話係は世界忍者国が引き取った。世界忍者国の国庫が10回ほどからになるだけの金が蒼梧藩国へ援助金として与えられ、表面上はなにごともないかのように処理された。
蒼梧藩国は莫大な金を利用して解毒内科医師というアイドレスを作り上げた。大量の捕虜の武装解除として飲むスク水を排除させるのだが、飲むとほとんどが死んだ。汚染された環境に生身では耐えられなかったのである。事実上の大虐殺だが表面上は治療であった。
下流域の国民は恐怖に陥り、逃げるものが激増した。しかしそんな国民を受け入れる国などなかった。王犬お世話係はまだましな方だったのである。
下流域の深刻な汚染をどうにかするために新たに強化された忍者たちが送られた。莫大な損害をだしつつもどうにか原因の究明に成功する。
それは汚染種としてのカマキリ、そしておそらくもともと汚染源になっていたであろうエンジンの存在である。初期に世界忍者国経由で運ばれたエンジンがどうやら原因らしいのだが、それがどんなものかはついに分からなかった。国外に持ち出されたと推定された。
ともあれカマキリを追放した以上、汚染はすこしずつ回復するはずである。10年か20年か。いつかは……長い戦いははじまったばかりだ。
喜ばしいのは借金問題(
設問165)がなくなったことだ。ついでに羅幻からいくばくかの船を賠償として受け取った。
国庫が潤った蒼梧藩国はかつて、治安を捨てて軍をすすめた事を美談にし、豊富な資金で愛国教育を行った。
テロで死んだ子供たちを愛国者とし、演劇やアニメが作られ、何度も放映する一方一大ページェントとして慰霊祭が行われた。
藩王平林はきらびやかな制服を着て両手を広げて居並ぶ愛国少年隊に呼びかけた。
「君たちこそが国の宝だ! 助け合い精神! ただそれのみ!」
そしてその足で皇帝陛下の元へ向かった。恭しく挨拶する平林藩王は皇帝陛下の眼前で泣き、これでよかったのでしょうかと小さな声で言った。
皇帝は表情も変えず、そう思うのなら一層働け。と言ったと言う。
そして、設問上は本来土場のシュワが藩王に面会を求めていたのだが、これは実現しなかった。背中から撃たれて死んでいたからである。その後彼の姿を見たといううわさは沢山あるが、実際見た人はいない。
英雄は死に、敵も死んだ。国は一つにまとまり、蒼梧藩国は恐るべき猛き国としてその後の歴史を歩み始める。
立国ゲーム 第2幕
あれから五年の月日が流れた。
復興は進み、高層ビルが建つ。昔のことなど覚えているものなのだれもいない。悲しい思い出が多すぎる。
最終更新:2017年07月25日 00:36