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曲紹介
- 曲名:『からかさ、私以外の連判状。』
- 灮海ユキネ氏の2作目。
- タイトルはからかさ連判状から来ていると思いきや、なんと偶然らしい。
- X(Twitter)での、「マぢで歴史とか何も勉強してない⁉️〜 からかさ連判状とか知らないっつーの😘(笑)(笑)(笑)」
歌詞
四角から少し後ろに ずれた空っぽの机
大人までが我関せず そこにいるべき私を
ポストに詰められかけた 見舞の手紙の束
呼び鈴までが気怠そうに カラカラと鳴る
大人までが我関せず そこにいるべき私を
ポストに詰められかけた 見舞の手紙の束
呼び鈴までが気怠そうに カラカラと鳴る
テンプレートに則った 手書きの印刷用紙
崩れた黒線に意味もなく 忌みも嫌いもなく
待ってるなんて 言っておきながらお前らは
私のいるいない知らず 今日も連れ立って嗤う
崩れた黒線に意味もなく 忌みも嫌いもなく
待ってるなんて 言っておきながらお前らは
私のいるいない知らず 今日も連れ立って嗤う
嫌いならまだ 忌み嫌われたかった
教室の隅にも 図書室にも
私の声を聞く 誰かはいない
さよならだって ありもしない
サイダーみたいに 抜けた私に
私の声を聞く 誰かはいない
さよならだって ありもしない
サイダーみたいに 抜けた私に
食卓の前も 駅の近くも
私が居座れる 椅子などない
大嫌いだって ありもしない
青い海の中へ 溶けた私に
私が居座れる 椅子などない
大嫌いだって ありもしない
青い海の中へ 溶けた私に
赤点取っちゃったって 泣いてる 誰かさん
80点のテストを 頬を膨らませ置く誰かさん
ノートに毒を吐き連ねた 私の持つ満点なんて
0点ほどの価値も 無いらしい
80点のテストを 頬を膨らませ置く誰かさん
ノートに毒を吐き連ねた 私の持つ満点なんて
0点ほどの価値も 無いらしい
テンプレートに則った 耳の交通渋滞
見せた戦績に意味もなく 妬みも嫌味もなく
死んだだなんて 言っておきながらお前らは
本当の死者など知らず 生死などほざき喚く
見せた戦績に意味もなく 妬みも嫌味もなく
死んだだなんて 言っておきながらお前らは
本当の死者など知らず 生死などほざき喚く
嫌いならまだ 忌み嫌われたかった
保健室内にも 自分の席にも
私の声を聞く 誰かはいない
嘲笑だって ありもしない
水流の中で ふやけた私に
私の声を聞く 誰かはいない
嘲笑だって ありもしない
水流の中で ふやけた私に
狭い寝室も 広い自室も
私を笑わせる 事実などない
妄想だって ありもしない
暗い現実の底へ 落ちた私に
私を笑わせる 事実などない
妄想だって ありもしない
暗い現実の底へ 落ちた私に
嫌いでも「嫌い」はありません
辛いでも「辛い」はありません
お前らを真似た でも嫌われない
嫌われてたのに 嫌われなかった
嫌いならまだ
辛いでも「辛い」はありません
お前らを真似た でも嫌われない
嫌われてたのに 嫌われなかった
嫌いならまだ
教室の隅にも 図書室にも
私の声を聞く 誰かはいない
さよならだって ありもしない
サイダーみたいに 抜けた私に
私の声を聞く 誰かはいない
さよならだって ありもしない
サイダーみたいに 抜けた私に
今生きる日も 死の後にも
私を認める 人など居ない
お前らの組んだ 連判状
包囲網の端は 見つからない
私を認める 人など居ない
お前らの組んだ 連判状
包囲網の端は 見つからない
それじゃ さよなら
万が一 会うとしたらその時は
お前を 引き連れて差し上げる
拒否権はなし 辛いもなし
私には全て 無かったのだから
万が一 会うとしたらその時は
お前を 引き連れて差し上げる
拒否権はなし 辛いもなし
私には全て 無かったのだから