ヅダ

ヅダ


EMS-10
ザクⅠとジオン軍制式採用MSの座を賭けて開発されたMS。
ザクⅠと比べ圧倒的な性能を魅せたが、採用試験でエンジンの欠陥により空中分解してしまい、制式採用の座を逃してしまった。
搭載されていたエンジンは改良され、ドムへと引き継がれていった。

入手方法



機体性能

分類 ランク サイズ
MS D M

チューンポイント 10,509 スラスター出力 28/60
HP 1200/2600 スラスター速度 39/64
実弾防御 7/24 レーダー性能 13/28
ビーム防御 4/22 バランサー 18/39
機動性 14/30 旋回速度 10/23

SPAタイプ 必殺格闘
特記事項 スラスターゲージが一定以下になるとHPが減る。

兵装ステータス

種類 名称 攻撃属性 威力・耐久力 命中率 連射回数 弾速 リロード性能 弾数
主兵装1 ZAKU MG SOLID 58/62/93 - - 14/25 18/30 80-90-105
主兵装2 ZAKU BAZOOKA SOLID 339/385/518 9/30 1- 11/37 13/30 5-7-8
主兵装3 RIFLE SOLID 532/563/660 12/28 1- 10/34 12/36 3-4-5
副兵装 STLUMFAUST SOLID 348/374/498 10/23 1- 19/36 15/33 2-3-5
格闘武器 HEAT HAWK GRAPPLE 240/314/520 11/37 - - - -
防御兵装 SHIELD SHIELD 750/1380/3000 - - - - -

機体特徴

本作にて初登場。原作再現度は最高レベルと言われる程。
同年代のMSではぶっちぎりのスラスター性能を持ちフルバーニアンに比肩する性能を持つ。
具体的にはザクの上位互換であるシャア専用ザクを少し射撃威力を落として機動性を(この時代的に)極限まで上げた感じ。
武装面はザクと似通ってる為、汎用性が高く、機動性はこの時代とは思えない性能を誇っている。
ただ、装甲面はザクとあまり変わらない為、ある意味上級者向けの機体。
この機体の特徴は
「スラスターゲージを使い果たしてもブーストを吹かせる事が出来る代わりに警報音と共にHPが減少する」というもの。
これは原作を再現したものでこの特性があるため実質唯一ブースト限界が解除されてる機体ともいえる。
(その代償にHPが削らて行く事になるので限界時間はHPの残量に左右されるようになるが)
そのため小隊員をヅダに乗せると勝手に空中分解してしまう事がある。

装甲が薄いため初心者にはキツイが、操作慣れしてしまうとこの機体は化ける。
ホントにDランク機体か!?と思いたくなる程に使い勝手がいいので、
前作(ガンバトシリーズ)からきた人には有難い機体となっている。

ちなみに敵の警報音も近づけば聞こえる。EXミッションではCPUのヅダがビービー鳴ってる事も・・・

兵装

上記にもあるがザクと共通の武装が多く使いやすい。
ザクとの違いはライフルで狙撃が出来る事か。

●主兵装1 ザクマシンガン(MAX=93)
一般的なザクマシンガン。ライフルやバズーカのリロード中にどうぞ。
地味だがザクⅡより高性能なマシンガン。

●主兵装2 ザクバズーカ(MAX=518)
これまた一般的なザクバズーカの威力はあるのでライフルと使い分け。
こちらもザクⅡより高性能。

●主兵装3 対艦ライフル(MAX=660)
こういう実弾ライフルって実は珍しいような…
弾速・威力良好の実弾兵器だが射撃時に足が止まってしまうのがネック。
装甲に難のあるヅダが動きを止めるのは致命的なので接近戦では武装を切り替えるか距離を取って狙撃。

●副兵装 シュツルム・ファウスト(MAX=498)
肩のシールドから一発発射。他の武装が優秀すぎるので置き撃ち程度に。
なお、シールドが破損しても使用可能。

●シールド(MAX=3000)
肩に付いた一般的なシールド。ファウストが誤爆する、なんて事故は起きないので安心して使おう。
ちなみにこのシールドには白兵戦用ピックが装備されているが仕様の都合でカット。

格闘

●格闘武器 ヒートホーク(MAX=520)
装甲に難があるので余り使う事はないように思われがちだが…、
通常格闘がさりげなく強力だったりするので、
隙あらば狙っていく価値はある。
SPAに関係する可能性があるので威力だけでもチューンしとくといい。
 ・通常格闘
  右下からの斬り上げ→斬り返し→鉄山靠
  鉄山靠の部分の威力が異様に高いのであながち捨てたものではない。 
 ・空中格闘
  勢いつけてライダーキック。
 ・ダッシュ格闘
  ザク同様の斧をぶつける。
 ・チャージ格闘
  ザク(片手)と違って両手で斧持って斬り上げ
 ・空中チャージ格闘
  なぜか素手で殴りつける。右手の斧はどうした…。
 ・チャージブースト格闘
  左手で殴る→振り下ろし→横薙ぎ
  ザクと同じ。

SPA

●必殺格闘
土星エンジン最大出力での突撃。そして・・・。
内容は全身を使った突撃敢行後空中分解しきるまで飛び続け、
分解しきると同時に爆発(核系)。
一応SPA終了後は元通りなのでご安心を。
1Hit辺りの威力は低いが一度当たってしまうと
何Hitしたかわからなくなる程アタックするので総合威力はそれなり。
更にこのSPAは(速度が少し遅めだが)飛行距離が非常に長い。
敵機として使われると執拗に追いかけてきて挙句球状爆発するのでうざい事この上ない。
地形ステージでの対戦時に有効。

余談

初出は MS IGLOO 第3話「軌道上に幻影は疾る」に登場。
パイロットはジャン・リュック・デュバル少佐。
かつてザクと主力の座を争った(この時の型式番号はEMS-04)が、
土星エンジンの致命的欠陥のせいで主力の座を奪われてしまった。
その後土星エンジンが持つ出力最大にすると暴走して空中分解を起こす致命的欠陥があったが、
欠陥を解決しないまま外装だけを変えてGOサインを出されてしまった。
更にジオニック社による連邦への情報漏洩をされる等、連邦からも蔑まれる事になる。
EMS-04の頃もテストパイロットだったデュバル少佐はこの扱いに怒りを覚えていた。

劇中では
新型ヅダとしてヨーツンヘイムへ配備され最終評価試験に臨むものの評価試験中に
3番機がエンジンの暴走を起こし空中分解、試験は中止される。
その後、地球から敗走したジオン兵を乗せたHLVおよび「溺れている」陸戦仕様のザクが連邦軍に襲われているのを評価試験の再開と言う名目で救援活動を行う。
友軍の救援を2番機と予備機に任せ陽動としてデュバル少佐の1番機がボール2個小隊(オハイオ小隊)を蹴散らし、
増援のジム計6機を相手にして2機を撃墜した後、
HLVから引き離すため、高機動レース(の様なもの)に持ち込み3機を空中分解を誘発させる事に成功するが、
その直後デュバル少佐が乗る1番機は空中分解して爆散してしまいデュバル少佐は戦死した。
なお、2番機と予備機は後にヨーツンヘイムに配備されア・バオア・クー攻防戦を乗り越え終戦を迎えている。

敵味方問わず白い目で見られてた本機は
白い悪魔と恐れられたガンダムを素体として製造されたジムを結果的に(総合面で)上回ったので、
デュバル少佐も本望だろう…。

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最終更新:2010年05月11日 16:01
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