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用語集 - (2010/12/08 (水) 11:51:58) の編集履歴(バックアップ)


用語集



地名

希望崎学園

東京湾に浮かぶ夢の島全体を占める、広大な学園。
全国から手の付けられない魔人どもが集まる、いわゆる魔人学園である。
希望崎学園内は学園自治法のために治外法権となっており、
凶悪な魔人が好き勝手に暴れまわる世紀末世界と化しているとも、
逆に生徒会による厳格な秩序が構築されているとも言われている。

別名戦闘破壊学園ダンゲロス
学園周辺に立てられた、「この先、DANGEROUS! 命の保証なし」の立て札がその由来。

羅漢学園

関西あいりん地区に存在する、希望崎学園に匹敵する巨大な魔人学園。
進路別のクラス分けという授業形態を取っており、普通科の偏差値は0.1。
2004年には、希望崎学園との二度にわたる激しい抗争を繰り広げた。
他にも希望崎学園とは東西野球合戦を行うなど、様々な意味で交流が深い。

生徒会と番長グループから派生した集団である、鬼百合連合と龍星軍が、
滅亡後の覇権を争って激突を繰り返したとされるものの、その後の動向は不明。
東西抗争時に活躍した伝説の生徒会長ネクロマンス・ダンスが強く崇拝されている。

関西

本州中西部に位置する日本の地域。
こちらにも希望崎学園と双璧を成す魔人学園、羅漢学園が存在している。
しかし2004年、EFB指定魔人コバヤシの発動した魔人能力によって、関西全域は滅亡。
この大破壊により数多くの関西人が死滅し、草木すら生えない不毛の地と化している。

だが、そんな状況でもなお生き残るのが関西人の関西人たる所以である。
現在の関西は北斗の拳やメタルマックスのような世界観と化しているが、
多数のモヒカン雑魚達が今も元気にバイクやバギーで走り回っているという。
さらに詳細は不明だが関東の常識を覆す謎の技術、レアアイテムなどの存在や、
関西新総統府による異様な実験が行われているとの噂も囁かれており、
滅亡してなお、その脅威は増すばかりである。

大勢湯市

番外編ゾンビダンゲロスの舞台となった地方都市。
とある軍事的な研究の失敗により、住民5万3千人が一斉にゾンビと化し、
最終的に核攻撃によって都市ごとその存在を抹消された、呪われた街。

現在の大勢湯市は都市ごと巨大な樹海に飲み込まれており、
林間学校に向かう希望崎学園の生徒達の戦いの舞台となった事がある。
人類の生存は絶望的な環境であり、恐るべき異形達が多数蠢く、恐怖の魔界である。

石松町(せーきまつちょう)

ガッツ溢れる町民が住む事で有名な、大勢湯樹海の西側に存在する町。
ダンゲロスホーリーランドや、ダンゲロスホーリーランド2の舞台となった。
ぽぽ一族が仕掛けたとある秘術が原因で、この世とあの世が重なる地と化している。
あの世からのファイターが多数出現し、ぽぽ道ランカー達との死闘を繰り広げた。

亡者騒動こそ鎮静化したが、多くのファイターが今も牙を研いでいる事に変わりはない。
今も昔も路上での戦いが絶えない、格闘者達にとっての聖地である。

月面都市

遠い未来の年代にのみ登場。この時代の人類は月面にまでその居住区を広げている。
月面ゲームショウの舞台となり、大企業SUZUHARA老舗旧家堂による、
ちびっこ達に大人気のホビー魔人ボーグ同士の対決が人々を熱狂させた。

種族

人間

魔人能力を持たない、ごく普通の一般人達。
この世界の中でも最も勢力の強い種族。社会的には、魔人達は彼らに弾圧される側である。
とはいえ、個人レベルで極端な差別意識を持っているものはそこまで多くはない。
魔人学園である希望崎学園にも、人間の生徒や教職員は普通に存在している。

学園魔法陣Aのダンゲロスには、人間キャラでの参戦も可能(魔人能力は使えません)。

魔人

己の認識を他者に強制する力を持った、特殊能力者達の名称。
自分の能力を強く確信(妄想)している、思い込みの激しい者ほど覚醒しやすい傾向にある。
これらの妄想力は通常中学二年生でピークに達する事から、「中二力」と呼称される。
一般人に比べれば確かに強力な能力を備えているものの、
肉体的、精神的にはそう他の人間と変わるわけではなく、拳銃で撃たれれば普通に死ぬ。
警察や軍隊には当然勝てない。一般人でも十分に対抗する事は可能である。

通常の魔人の能力には、その強力さに応じて制限がかかるものだが、
稀に局地災害規模の、凶悪な威力の魔人能力を持つ者も存在する(EFB指定魔人)。
とはいえ彼らも種族として特別なわけではなく、魔人である事に変わりはない。

詳細は、こちらの魔人とはを参照。
プレイヤーキャラクターは、特に指定されない限りはこの種族となる。
(EFB指定魔人クラスのキャラはゲームによっては使用できない可能性があります)

動物

人間だけではなく、動物が魔人能力に目覚めるケースも確認されている。
高い知能を持つ個体も存在しており、学園の中にもしばしば紛れ込んでいる。
当然、魔人能力抜きでも動物としての身体能力は高いため、非常に厄介な種族。
魔人だろうが人間だろうが、大抵の者なら熊に噛まれれば死ぬだろう。
過去には希望崎学園の番長生徒会長になった動物すら存在する。

植物

稀なケースでは樹木果物すら、知能や魔人能力を得る場合があるようだ。
彼らの場合は動物とは逆に、種族の力よりも魔人能力の強大さを畏怖される事が多い。
また、世界のどこかには果実族のみが暮らす巨大な王国が存在しているともいわれ、
その王国を治める果実王ドリアンの軍勢は、一番の小物であるバナナですら、
たった3体で羅漢学園の制圧を成し遂げたほどの凄まじい能力を使いこなすという。

無生物

アンドロイド魔人ボーグなど、機械・無機物によって構成される種族。
人間とは異なるボディの特性と、目的に特化した機能が大きな強み。
彼らも魔人達と同様に、魔人能力を使用する場合があるようだ。

機械でありながら自由意志を持つ個体も多く、
そのほとんどは普通の人間や魔人と同様、魔人学園にも受け入れられている。
中には日本刀魔導書などの単なる物体が魔人能力や意思を持つ事例すらもあり、
その出自には魔人達の中二力が大きく関わっていると推測されている。

死者

人間や魔人は、死後もゾンビや幽霊といった存在と化してこの世に留まる事がある。
その性質から通用しない攻撃も多く、この種族との戦闘時には特別な対処が必要となる。
人間や魔人以上に能力相性に大きく左右される存在であるためか、
霊能力によってこれらの種族を専門的に使役する魔人一族すら確認されている。

天兆五輪菊門御前試合の転生魔人やぽぽ道ランキングの転校生など、
蘇った死者達が事件の中核としての役割を担うケースも数多い。
特に大勢湯市消滅事件の発端には、ゾンビの大量発生が大きく関係しているという。

神・悪魔

太古の昔、人間が魔人能力を持たなかった頃、人間達を支配していた種族。
生まれつき魔人能力と同種の能力を持ち、伝説の中にその名を残している者も多い。
しかし人間の中から魔人が現れた事で種族間のバランスは崩れ、その権力は失墜した。

現代でも生き残っている種族だが、能力の強さそのものは人間の魔人とほぼ変わらない。
だが、基本的に寿命が存在せず、他者に能力を貸し与える者も存在するなど、
本質的には、やはり様々な点で魔人とは異なる独自の種族である。
中には神や悪魔ならではの社会的特権を活用して生きている者もいるが、
魔人と同じ扱いを受けながら、普通に学園生活を送っている者も存在する。

妖怪・精霊

神や悪魔ほどの権力を持たないながらも、同じく奇怪な能力を操る異形の種族達。
神や悪魔とは異なり、人間の信仰がなくとも力を発揮できる種族であるためか、
特に妖怪は独自の社会を形成している事が多く、人前にその姿を表す事は少ない。

妖狐龍族河童翼人天狗化猫など多数の種族が確認されており、
それら妖怪軍団を束ねるのが、矢塚一夜に魔人能力を与えた阿弖流為だとされている。

ホスト

闇に蠢き闇を糧とする、女性を食い物にして生きる夜の種族。
強靭な身体能力と再生力を備え、美しい容姿と魅了のスキルで人を惑わす。
総じて酒に強く、独自の美学を持つという。日光および「爆弾」が種族共通の弱点。

魔人ではないが、魔人能力に似た技術「ホスト術」を使いこなす事ができる。
ホスト間の上下関係は絶対であり、格の堕ちた邪ホストは他のホストに消去される定め。
中でも強力なホストはNo.1ホストと呼称され、他のホスト達を支配するが、
この世のどこかにはそれを更に超える力の真祖ホストが存在するともいわれている。

触手

正体不明の触手そのものが意思を持ち、魔人能力を操るようになった存在。
特に触手魔人の一族、姦崎家は生まれながらの触手であるとされている。
彼らの食生活や繁殖形態の詳細、そしてその「根本」がどうなっているのかなどは、
今だ謎の多い領域であり、専門家の間でも意見が分かれている。

中にはレイプという事象を具現化するための概念存在という説すら存在するが、
事実その形態は拘束及びレイプに特化されており、ほぼ宿命的にレイプを繰り返す。
他種族で彼らの責めに対抗可能なのは、人知を超えた性技を誇る鏡子のみである。
夢見崎ダラムは、能力によって人間から触手に変異した、ほぼ唯一の例である。

禅僧

悟りを開き非論理の境地に至った、理不尽を極めた武闘派集団。
1969年にもその暴威を奮い、魔人達を恐怖と戦慄の渦に叩き込んだ。
第六感で世界を認識し、真っ当なコミュニケーションは不可能。

さらに恐るべきは、禅僧に殴られると一定確率で悟入し、同じ禅僧と化してしまう事である。
理由不明のまま暴力と悟りで目に映るもの全てを駆逐していく災害のような存在であり、
ある意味で転校生以上に恐れられる、敵に回してはならない種族。
(強力かつロールプレイが不可能なため、NPC専用種族となります)

転校生

時代の節目ごとにどこからともなく出現する、魔人とも人間とも異なる謎めいた存在。
大抵の転校生は、あらゆる魔人を凌駕する単体戦闘能力を持つ。
この世の法則ではなく異界のロジックに拠る強さを持つために、
軍隊や警察の力をもってしても、彼らを止める事はできない。
その召喚方法、異世界の正体などの情報は、全てがブラックボックス。

ただし、異世界の存在とはいえ人間である事に変わりはなく、
絶大な戦闘力以外は、外面的にも内面的にも、普通の人間と区別はつかない事が多い。
転校生は通常、こちらの世界の召喚者によって呼び出され、依頼を達成するために動く。
彼らは召喚者の依頼を達成する事で、元の世界に帰還する事ができるという。
(強力な種族のため、特殊な設定がない限りNPC専用種族となります)

外道アキカン

魔人や人間が何らかの失敗で変異してしまった、上記のどれにも属さない種族。
その名の通り、空き缶の胴体にワリバシの手足という、非常にシンプルなデザイン。
何故か全ての個体が語尾に「メカ」をつけて喋るが、当然メカでもない。

武器として使われたり中に生物兵器を詰められたりとロクな扱いを受けない。
魔人能力を持つ事も殆どなく、全ての能力値が低い雑魚キャラクターである。
しかし過去には1体だけ、絶大な戦闘能力を備えたアキカンが出現した記録もあるようだ。
様々な場面で見かける事のできる、ダンゲロス界のマスコット的な種族である。

組織

生徒会

学園自治法のため、警察すら介入できない魔人学園内を統治する、学生の自治組織。
通常の生徒会の業務に加え、校則に違反した生徒を裁く権限を与えられており、
相応の罪を犯したと判断された者に対しては、その場で死刑を執行する事すら可能。
1994年の第一次ダンゲロス・ハルマゲドン以降は、魔人学生が組織の大半を占める。
世界単位では国際生徒会機構がその役割を担い、各国にエキスパートを派遣している。
生徒会のトップは、生徒会長である。ド正義卓也小竹などが有名。

番長グループ

1988年に希望崎学園に出現した、魔人学生の小集団を起源とする組織。
その後第一次ダンゲロス・ハルマゲドンで、一般学生からなる生徒会に勝利を収めた事で、
主に生徒会の体制に反発する魔人学生から成る集団、番長グループの形態が確立した。
大抵の場合生徒会とは対立しており、それがダンゲロス・ハルマゲドンの火種となる事も多い。
世界単位ではWBF(世界番長フロンティア)が活発な運動を行っている。
番長グループのトップは、番長である。邪賢王ヒロシマ春風みどりなどが有名。

オオツキ重工

オーバーテクノロジーの分野で圧倒的なシェアを誇る機械化学系巨大企業。
社長はぽぽ=オオツキ。魔人同士の戦闘データを元に技術開発を行っているらしく、
戦闘アンドロイドの魔人学生ナミダ、魔人能力妨害装置のティアーズ
更には転校生にも匹敵するスペックを誇る巨大二足歩行ロボTA-35RGなど、
魔人同士の抗争事件の裏で様々な技術を提供し、データの採取を行っているようだ。
その躍進の裏には、名門魔人財閥ぽぽグループの影があるとも言われている。

スズハラ機関

詳細不明、謎の研究機関。一部の説ではナチスの関西方面研究施設と考えられている。
歴史の表舞台に現れる事は少ないが、第四次ダンゲロス・ハルマゲドンの折には、
強力無比な転校生龍閃獅殺を希望崎学園へと送り込み、凄まじい被害をもたらした。
龍閃獅以外にも「仮面の13人(マスケーラ・サーティーン)」と呼称される人造転校生集団が
スズハラ機関に属しているとの噂も囁かれているが、その真偽は定かではない。
こちらも同様に詳細不明だが、スズハラを名乗る魔人が過去に何人か確認されてもいる。

魔人一族

この世界の魔人は様々な場面で社会的に差別を受ける立場であるが、
彼らも現実同様、同じ被差別者達によるコミュニティを形成する場合がある。
その形態の一つが、「家族」単位で魔人能力者が寄り集まった集団、魔人一族である。
魔人の覚醒要因には遺伝的形質も大きく影響していると考えられているが、
彼ら魔人一族は、まさに親から子、子から孫と、代々魔人能力が遺伝している。
それどころか、むしろ子に覚醒を促すような教育を施す過激な一族すらあるという。

とはいえ、常に子が魔人として覚醒するような家系が全てではなく、
当主が各地から魔人能力者を養子として迎え入れる事で存続している一族や、
同じような気質や性格の人間を集めて、後天的に魔人として覚醒させる一族など、
一族と一口に呼称されるものの、その「家族」としての形態は様々である。
彼らは大抵の場合、その魔人としての力を活用する事で生計を立てている。
その内容も、一族によって経済活動技術研究傭兵稼業犯罪行為など多岐に渡る。
中には社会的に大きく成功し、巨万の富や権力を得ている魔人一族も存在する。

専門用語

中二力

魔人達のエネルギーの源となる、「自己の認識を他者に強制する」意思の力。
様々な活用法があり、ダンゲロス世界における魔力やマナに相当する概念とも言える。
個々人の中二力の高さは妄想や思い込みのリアルさに比例して、強くも弱くもなる。

魔人同士の抗争で発生するDPとは死亡した魔人が残す中二力の結晶とも考えられており、
他者が残したこのDPを利用してはじめて驚異的な出力が発揮可能となる能力も多い。
放出されたまま能力に用いられなかった中二力は、空気中に滞留するものとされている。
それが原因なのか、希望崎学園周辺では様々な異常現象が日常的に頻発している。

EFB指定

Eternal Force Blizard指定の略称。単体で都市単位の破壊が可能な魔人の事。
準EFB指定という分類もあり、こちらは他者との連携でEFB相当の破壊を可能とする。
現実に発動されてしまえば戦略兵器級の被害を生む恐ろしい能力だが、
絶大な効果に相応の反動や制約の厳しさなどから、実際に使用された記録は殆どない。
関西を滅亡させたコバヤシや、日本全域を破壊し得る能力者の末那識千尋などが有名。