著者:らしょ
※このプレイレポには、グランブルーファンタジーのネタが大量に含まれています。
諸事情により神器戦争のプレイレポ。
初参加のプレイヤーがいるので通常卓。
一方初参加にお見せできない人たちは隔離された。
PL1:まあ通常卓だからといって優しい秘密とは限らない…w
GM:じゃあ自己紹介からどうぞ。
==
《PC:アルフレッド》
あなたはこの神器戦争を取材しにやってきた記者だ。記者たる者、戦いに口出しはしない。
あなたの使命は「この戦いを世に広めること」だ。
①あなたは攻撃忍法を取得できず、使用することもできない(接近戦攻撃/射撃戦攻撃を含む)。
②あなたは背景の弱点を3つまで取得できる(これによって得た功績点によって階級の上昇を行ってもよい)。
《プライズ:神様のメモ帳》
いいでしょこれ。書いても書いてもすぐ次のページが現れていくらでも書いていけるんだ。
増えたページはどこかに仕舞い込まれて、念じれば出てくる優れもの。
今は電子機器で文字や音声を記録できたりもするけど……やっぱり僕は古い型が大好きで、こうやって紙に書くことでアイデアを出したいんだよね。
え、本当の能力? こりゃ商売道具だよ、せいぜいおまけみたいな能力しかないさ。ページが出たり消えたりね。
それとも……文字と一緒に、君もこのページに仕舞い込めたりして。
==
アルフレッド:皆の戦いを広めます。使命にある通り、弱点を12点分取ってきて中忍頭になりました。
PL2:中忍頭はやべえよ。しかも斜歯でしょ?
アルフレッド:実際のところは、「中忍頭やりたい!」ってGMに言ったら「じゃあ弱点増し増しな」って言われたんですがw
PL4:中忍頭で何取ったの?
アルフレッド:それは――秘密です。(穴の開いたキャラシートを指さしながら)
PL2:学園の七不思議じゃねえか!w
==
《PC:ソーン》
あなたの使命は「神器所持者の中で自分が最強であることを証明する」ことである。
①あなたは【十天衆】である。
②あなたが奥義を使用した時発動する。あなたが次に使う攻撃が成功すると、通常の攻撃の効果に加え、「マヒ」の変調を与えることができる。
《プライズ:二王弓・白天》
聖徳の天候を発する宝珠が認めるは、縁を重んじる尊い心の輝き。紡ぐ想いは決して砕けることはなく、束ねられし縁は彼方へ続く天の道を指し示す。我が往く道を、今、与えん。
①所持者は射撃戦攻撃(指定特技:《砲術》)を修得する。
②所持者が奥義を使用した時発動する。次に所持者が行う攻撃は、間合内の所持者以外のキャラクター全員を目標とする。
③このプライズに秘密はない。
==
ソーン:十天衆のソーン。鞍馬のバヨネットです。
アルフレッド:武器は九界琴じゃなくていいんですか?w(※九界琴:別の十天衆の持ち物だが、ソーンとの相性がいい武器)
ソーン:いやいいですw データはキャラの再現に特化しました。光属性はHPが多いので【頑健】とか。
GM:普通に強いだろw
==
《PC:伊賀要》
あなたは、ある名の知れた名の知れた忍者一族の一員である。
あなたは下界から隔離され娯楽が少なく修行ばかりの暮らしに嫌気がさして一族から抜け出して来た。
あなたの使命は「自分の実力を世に知らしめること」であり、その手段として神器戦争に参加した。
《プライズ:ヒヒイロの剣》
①このプライズの所持者は、戦闘シーンごとに一回だけ、エフェクトがクリティカルヒットの奥義を使用できる。この奥義には指定特技、および情報が存在しない。
==
PL4:すげえ! シノビガミだ!w
ソーン:かなり忍者だよこれ!w
要:学園所属です。電撃作戦と情報屋持ってます。
アルフレッド:毎ミドル戦闘して、シーン1回見切られないクリティカルヒットと。なにそれこわい。
PL4:じゃあ最後私か。では――(おもむろにスマホからBGMを流し始める)
ソーン:あっ……これはw
\オイラー!/ (♪邂逅、黒ビィの翼)
==
《PC:ビィビィ》
間桐桜に酷似した黒衣の少女。(CV:釘宮理恵)
①あなた以外の各PCは、自分がシーンプレイヤーのシーンの開始時に、ログインボーナスとしてビィビィルーレットを回す。
②あなた以外の各PCはシーンに登場している限りいつでも、お金を払うことでレジェンドガチャを回してよい。
③各PCは自分がシーンプレイヤーのドラマシーンの間、自分の所持している忍具を兵糧丸、神通丸、遁甲符、お金のいずれかに交換することができる。どの忍具を消費し、何を得たかは宣言する必要がある。
④ビィビィの使命は「最もガチャを回した PCが使命を達成すること」である。ガチャとは、ビィビィのハンドアウトにあるレジェンドガチャか、当該 PCのPLが普段プレイしているゲームのn連ガチャ相当で、フレンドP召喚に相当しないものを指す。
==
ビィビィ:オイラはビィビィ! どんどんガチャを回してくれよな! 10連で1回回した扱いだからよろしくな!
要:CV釘宮のBBちゃんか……w
ソーン:さすがに草。
アルフレッド:ちょうど今日(セッション日)からグラブルで無料n連やってるんだよな。
ビィビィ:そう、今グラブルを始めればビィビィがあなたの味方に!
要:やりませんw
ビィビィ:で、神器の欠片は―ー
そう言いつつ懐から何かを取り出すビィビィのプレイヤー。
==
《プライズ:林檎のカード》
ビィビィの好物が描かれたカード
①所持者は、自分がシーンプレイヤーのシーンの開始時にお金を一つ得る。
==
ビィビィ:このiTunesカード! この通りマジックで直接書いたw
アルフレッド:わざわざこのために用意したのかよw
ビィビィ:あ、お金が欲しいのでデータは学園の生徒会です。ただし忍法取って従者を2人持ってます。ガチャピンとムックをw
アルフレッド:……さっそく取材対象が減ったが大丈夫か?
シナリオ開始。
神器戦争のお決まりとして、監督役によって教会に全員集められるところからスタート。
GM/監督役:たまにNPCになったりしますが今回はこれ以降出ません。「皆の奮戦を期待している」
アルフレッド:「まあ、僕は取材に来ただけだから。大変だったんだよ、参加権得るの」
GM/監督役:「何人も戦いからは逃れられぬ」
アルフレッド:まあ、クライマックス強制参加だからなw
ビィビィ:「オイラはビィビィ! オイラの先輩はどいつだ?」
ソーン:口調そっちの方かよ!w
ビィビィ:「せっかくの機会だし、ガチャでも回さないか?」
ソーン:「いい。私は、私が最強であることを証明するから」
要:「それは私も同じこと」
アルフレッド:「やっぱこっちの方が取材ネタとしては真っ当かなー」w
アルフレッド:サイクル開始時、特別教室の効果で滅苦を消して逆鱗を取ります。
ソーン:やりやがったこいつw
ソーンが森の中を歩いていると、どこからか何かが聞こえてきた。
ビィビィ:というわけでログインボーナス。ビィビィルーレットを回してくれよな!(言いつつルーレットを取り出す)
ソーン:え、これ作ったの?w ……レジェンドガチャ2回無料。
ビィビィ:じゃあ次は、このガチャデッキからカードを1枚引いてくれよな!
ソーン:これ作ったの!?w
アルフレッド:手間がかかりすぎているw
2回のガチャで手に入ったのは、ソーンと同じ十天衆であるシス、そしてなんでも取れるサプライズチケット。
アルフレッド:なんで十天衆がガチャから出るんだ……w
ソーン:まあそれはそれとしてビィビィの秘密抜きます。判定成功。
そうしてビィビィの秘密を見て―ー爆笑するプレイヤー。
要:何が書いてるんだ。
ビィビィ:「気付いちまったようだな、オイラの正体に……」
ソーン:まあいいや、サプは決まった。
ビィビィ:おっと、ここで配下のムックが【猫の道】。ソーンの秘密抜きます。
==
《PC:ソーン【秘密】》
かつてあなたの化け物じみた力に怯え、多くの友人が離れていった。
そのトラウマを二王弓に付け込まれ、あなたは最強でなければならないという強迫観念に駆られている。
あなたの力を恐れない真の友人ができた時、あなたは使命から解放されるかもしれない。
②クライマックスフェイズの開始時にあなたが二王弓・白天の所持者でないならば、あなたの使命は「あなたに最初にプラスの感情を持ったキャラクターの使命達成を助ける」に変更される。
誰もあなたにプラスの感情を持っていない場合、使命は変更されない。
==
要:とりあえず秘密抜きに行きます。アルフレッドでいいかな。
アルフレッド:なんでだよー、僕ただの記者なんだよーw
要:殴るのは別の相手でいいので。
ビィビィ:それはそうとガチャを引いてくれよな!
要:2連。えーと……キャラ限定サプチケ。
ビィビィ:またかよw
要はアルフレッドの秘密を抜く。さらに情報屋を使用し、ビィビィの居所ゲット。
当然のように電撃作戦まで成功させ、ビィビィとの戦闘に突入する。
ビィビィ:「なんか欲しいものがあったらやるから、殴るのは見逃してくれねえか?」
要:「じゃあ……そのプライズを」
従者との1対3を嫌って談合成立。
ビィビィは手持ちのiTunesカードを奪われる形で戦闘から離脱した。
ビィビィ:まったく危ない姉ちゃんだったぜ。じゃあ次、感情を結びに行こう。
森の中を歩くソーンに近づいていくビィビィ。
「オイラ先輩になってくれる人を探してんだ。先輩になってくれねえか?」
「私は最強を目指すだけだから。でも、勝手についてくる分には……」
ソーン:っていうか、私冷たい心持ちだから。プラス結んでも意味ないよ。
ビィビィ:……あっ、そうだこっち悪魔憑きだった忘れてた!
ソーン:マジでなんのために来たんだよ!w
ビィビィ:(秘密のためだよ!)えー、今から要さん出していい? 感情取る相手を変えたいw
GM:いいよw
ソーンとの会話を通して要と出会い、感情を結ぶ二人。お互いにマイナス感情。
要:「どうせ倒すべき敵よ」
アルフレッド:ここが悪魔憑きだから……悪魔憑き二人、冷たい心一人で、唯一関係ない要もマイナスと。プラス結ばれる要素ないなw
サイクル最後はアルフレッドのシーン。ログインボーナスのガチャからはまたもやサプチケが出現。
アルフレッド:確率どうなってんだよw
ビィビィ:81枚中6枚しかないはずなんですけどね。
アルフレッド:まあとりあえず要の秘密を抜こう……成功。
要:どうぞ。
アルフレッド:……ん? んん? ちょっとGM、相談。
しばらく離席し、GMと相談を始めるプレイヤー。
ソーン:初参加だからといって優しい秘密とは限らない、確かになw
アルフレッド:お待たせしました。「こいつは特ダネだ、さっそく記事を書こう」
ソーン:え?
アルフレッド:奥義【追加忍法】。怪文を使います。病魔持ちなので生命力1点減るけど、これで逆鱗起動して判定成功。ガチャピンやムックも含めた全員にこの秘密をばらまくぞー!
==
《PC:伊賀要【秘密】》
あなたこそ、現代にまで名の知れた伊賀者の忍者である。何の因果か時空を渡りこの時代にやってきた。あなたの本当の使命は「元の時代に帰り目的を果たすこと」であり、そのために神器の力を欲している。
①あなたは「胡蝶」と「五毒」を取得している。
②あなたは【十天衆】である。
③あなたには2つ目の秘密があり、この秘密を持つキャラクターは情報判定で調べることができる。
==
ソーン:なんか十天衆増えたんだけどw
アルフレッド:おっと、まだ動きます。忍法【流行禍】。
ソーン:やめろー!w
アルフレッド:要の秘密を知る全員に射撃戦1点! さらに忍法【皆!頑健は持ったな!】
要:え?
アルフレッド:あ、効果は流行禍と同じです。開祖です。もう1点。
ビィビィ:あっ、ムックが死んだ! こいつ1回生命力尽きるともう使えなくなるのにw
ソーン:で、サプチケ使います。何があるの?
ビィビィ:6属性に対応した召喚石とか、サプチケでは取れないけど十天衆とか、そのほか色々なキャラです。
アルフレッド:よくわからんけど、【ダメージカット】【かばう】って効果ふたつ持ってるやつが強いだろw
ソーン:ソーンに必要なのはそう、トールだw(※トール:麻痺にはこれが必要)
感情が結ばれる要素がないので、引き続き秘密を抜いていくPC達。
ビィビィがアルフレッドの秘密を抜く一方、ソーンはアルフレッドを呼び出し、先ほど抜いたビィビィの秘密を渡してくる。
ソーン:「代わりに……そうね、あなたのプライズの秘密を教えてもらえないかしら」
アルフレッド:「別にいいけど、ただの商売道具だよ? はいこれ、返してね」といいつつ学園の七不思議が解除されますw
ビィビィ:そこかーw
==
《プライズ:神様のメモ帳【秘密】》
だから言ったじゃん、おまけだって。君がこれを見る頃にはもうネタはバレてるんじゃない?
①このプライズの所持者は「学園の七不思議」を取得する。
②このプライズの所持者が行う情報判定の達成値に+1する。
==
アルフレッド:で、代わりに渡されたビィビィの秘密はと……。
==
《PC:ビィビィ【秘密】》
オイラはBBじゃねえ!
オイラはアルティメットバハムートHL!
⑤
【トール】2つ
【テュポーン】または【恐怖】効果1つ
【ディスペル】効果3つ
【クリア】効果3つ
【かばう】効果3つ
【ダメージカット】効果9つ
も揃ってないような雑魚は消えな!!
これらの効果のうち、PC全体で足りないものがあった場合、クライマックス開始時にビィビィを含めたすべてのPCが死亡する。
==
アルフレッド:サプチケあと何枚って?
ビィビィ:3枚かなw
ソーン:そりゃトール取るよw
続いてのシーンで要がビィビィの秘密を抜き、これで全員に明らかになる。
【十天衆】はいくつかの効果の代わりになるため、どうしても必要なのはあと【トール】1つ、【テュポーン】または【恐怖】効果1つ。
あと6シーンの間に引き当てなければならない。
……だめなんじゃないかなw
要:それはそうと電撃作戦。アルフレッドを狙います。
アルフレッド:プライズあげるから見逃してくれない?
1サイクル目と同じ流れでプライズが要に渡る。
アルフレッドはビィビィの秘密を対象に流行禍。自分も生命力が残りわずかとなるが、ここで回復。
アルフレッド:で、さっき特別教室で持ってきた里帰りの効果で全回復します。
ソーン:キレそうw
ビィビィ:「弓の姉ちゃん、あんたならオイラの先輩として認めてもいいかもしれねえ」
ソーン:「ガチャは要が一番回してるけど」w
ビィビィ:「ああ、だから――誠意を見せてくれないか」w
ソーン:……やればいいんだろ!(スマホを取り出す)
ビィビィ:初めて有料ガチャを引いたプレイヤーにはガチャから出ないリボゾーイがプレゼントされるぞw
アルフレッド:今必要なのはトールなんだよなあw
ビィビィ:ちなみにこのセッションのリプレイを書くと宣言した人にはBD特典カタリナがプレゼントされます。
アルフレッド:……そういえば記者だったわ。怪文流行禍したいだけの設定だったけど、せっかくだからやろうw
実際にガチャを回すソーンのプレイヤー。
その姿にビィビィは感銘を受け、先輩としてついていくことに決めた。
ビィビィ:「先輩、こいつを使ってくれ!」と持ってる忍具を全部お金に変えて渡します。
ソーン:とりあえずもってて最後のシーンで使えばいいよね。それはそうと、要の2つ目の秘密欲しいんだけど。
ビィビィ:あー、それは……回復したいかな。
ソーン:ログインボーナスガチャ。パーシヴァル!
アルフレッド:恐怖!
要:あとトールひとつ?
アルフレッド:でも、残りの山が厚い。
ソーン:それはそうと、自分で要の秘密2つ目を調べます。
==
《PC:伊賀要【秘密2】》
この時代には忍法の開祖を名乗る偽物があまりに多い。伊賀者が様々な忍法を開発してしまった弊害だろう。偽物は滅しなければならない。
あなたの果たすべき目的は「【開祖】を持つ全てのキャラクターを倒すこと」だ。元の時代に帰らなくとも、この時代においてそれが達成できるならそれもいいだろう。
④あなたが【開祖】を持つキャラクターへ攻撃する場合、相手が行う回避判定にマイナス1し、追加で接近戦ダメージを1点与える。
==
集めるべきカードの残りはトールひとつだが、サプチケを含めてもガチャに3枚のみ。
神器を集めるべきキャラである要だが、お金の総数を増やすために渋々アルフレッドに林檎のカードを譲渡する。
ミドル最後のシーン。ここでトールが引き当てられなければ、全員死亡してシナリオ終了。
アルフレッド:まあそれはそれとして、流行禍は撃って回復もする。
ソーン:じゃあ全員登場してガチャを回していいかな!
順番に全ての忍具をガチャにつぎ込むPCたち。
最後の1回で見事トールを引き当て、クライマックスは守られた。
要:引けた……。
アルフレッド:見てくれよ、全員のリソースを! 全員忍具0!w
ビィビィ:「ありがとよ、オイラの力もこれで収まった。後は一番ガチャを回してくれたソーン先輩についていくぜ」
ソーン:ガチャ4回分の差がついてるからさすがに裏切らないはず。
ビィビィ:じゃあ先輩、さっそくアルフレッドの秘密をどうぞ。
==
《PC:アルフレッド【秘密】》
僕の真の名はロキ。悪戯好きの神とでも覚えてくれればいいさ。今回神器戦争にやってきたのは、いつも通り周囲が混乱するのを見て楽しむため。
毎度毎度、戦争の種にされて神器やシノビガミも大変だろう。ここらで休息でも与えてやろうじゃないか。なーんてね。まともに戦闘を成り立たせてたまるものか。
僕の本当の使命は「この神器戦争を台無しにして帰ること」だ。具体的な条件はGMまで。
③僕が「怪文」で他人に渡す秘密は”偽の秘密”になる。
”偽の秘密”を受け取った相手は、その秘密に関しては”偽の秘密”しか確認できなくなるんだよね。受け渡しても後から見直してもダメだ。
ただし、僕のこの【秘密】を持つ者は例外だ。通常通り”真の秘密”を確認できるだろう。
ちなみに”偽の秘密”は僕が皆の使命から勝手に予想したんだけど……どうかな、案外当たってるんじゃない?
==
ソーン:え、じゃあ要の秘密は? さっき2つ目の秘密を抜いてたのは?
ビィビィ:偽物ですw
==
《PC:伊賀要【秘密(本物)】》
あなたは幼少期から一族の中で不遇な扱いを受けており、ついにはある一件から追放されてしまった。
あなたの本当の使命は「神器を完成させ、世界を改変し、悲しみのない世界を作り出すこと」である。
①戦闘中、攻撃の代わりに使用できる。間合いがちょうど2離れているキャラクター1人を目標に選ぶ。目標に2点の射撃戦ダメージを与える。この能力は戦闘シーンごとに一回だけ使用できる。
《プライズ:ヒヒイロの剣【秘密】》(セッション中に公開されなかったためここで公開)
①戦闘シーン中、所有者以外のキャラクターのファンブル値は(現在のターン数ー5)だけ上昇する。
==
何人かはすでにボロボロだが、最終決戦が行われる。
陣営は、アルフレッドVS要VSソーン&ビィビィ+ガチャピン。
まずはソーンが【範囲攻撃】によってアルフレッドと要にダメージを与える。
2点とはいえ、ミドルで削られ続けた要にはかなり致命傷。
しかし返しの【クリティカルヒット】がソーンを襲う。
ビィビィ:「危ない、先輩!」と【完全防御】なんですが、弱みで防御できる点数が下がってるので1点は貫通です。
ソーン:ところでビィビィ、口調変わってない?w
ビィビィとガチャピンはロクな攻撃手段がないため、アルフレッドに殴りかかっては回避される。
アルフレッドはそもそも攻撃手段を持たないが……。
アルフレッド:ターン終了時、【追加忍法】から【誘導】。戦場を極地に変えます。これでダメージが入る……自分を含めて全員にw
2ラウンド目、ソーンは再びの【範囲攻撃】。射程内の要を捉える。
アルフレッド:奥義破りはしません。まだ要が落ちた方がワンチャンある。
要:奥義破り失敗。判定妨害使うタイミングなく落ちます。
アルフレッド:ソーンも残り1点なんだ、極地が決まれば……だめか。
3ラウンド目、ソーンはやっぱり【範囲攻撃】。
ソーン:結局マヒ撒くタイミングないんだけどw
ビィビィ:「……アルフレッドさん、今からでもガチャを回しませんか? 私、ガチャを回すひとの味方になりますよ」
アルフレッド:「40連分の石は残ってないなー」w
ビィビィ:「やれやれ。じゃあ特別に教えましょう。今あなたの手元にある私のプライズ、林檎のカード。それの【裏の効果】使っていいですよ」
アルフレッド:裏? ・・・・・・・・
ビィビィ:「ええ。PC紹介の時に私が手に持って、見せたとおりです」
==
《プライズ:林檎のカード【秘密】》
[シールが剥がされていて、プロダクションコードを読むことができる]
==
要:これ未使用だったの!?
ビィビィ:「1500円分ですが、足しにはなるでしょう? 後は自腹を切ればなんとかなりますよ、いざガチャを!」
アルフレッド:あ、私Androidですw
ソーン:ズコーww
ビィビィに見限られたアルフレッドは、そのまま数の暴力でボコられて脱落したのだった。
勝者はソーンとビィビィの二人。
ソーン:じゃあ勝者なんで、戦果をもらいます。そこのプライズ、林檎のカードをw
ビィビィ:どうぞw
こうして神器戦争は決着した。
結局神器は完成しなかったが、ソーンは自身が最強であることを証明し、黒幕系後輩と共に旅立った。
要は来るべきリベンジのために力を磨き、アルフレッド、いやロキはちょっかいにケチがついたと文句を言って帰っていった。
「じゃあ先輩、私これからも先輩についていきますね!」
「いいけど、いつのまにオイラって言わなくなったの」
「オイラはBBじゃねえ! つまりBBならばオイラじゃないのです。当然ですね?」
……結局、オイラってなんだ……?
=完=
最終更新:2018年03月24日 01:04