2012年5月から行われた、DX3@アカデミアの自作キャンペーン『欠落の楽園』。
第0回は、キャラ作+グランドオープニング。
=ハンドアウト=
PC1 転校生
推奨ワークス:なし
ロイス:“愛用の品”
キミには“愛用の品”がある。長年の付き合いであり、ある意味、身体の一部のようなものだ。 だから、このアカデミアに転校するにあたって“愛用の品”を持ち込んだのは当然だ。
しかし、登校初日の朝。“愛用の品”は人の姿に変身し、一緒に登校すると言い出した。 いったい何が起こっているのか。これもレネゲイドの神秘か。 なにはともあれ、キミはとりあえず登校することにした。
※中学~高校生を想定。他のPCとNPCは基本的に同じクラスになる予定。
※転校前の設定は規定しません。が、何らかの理由で覚醒して転校することになった、が一番楽だと思います。
※“愛用の品”については、何でも構いません。フレーバーアイテムでも、実データのあるアイテムでもOKです。
※“愛用の品”は、一応キャンペーンヒロイン的な立場を想定しています。外見は「PC1の好み通り“という設定”」。名前もPC1が決めてくれるとGMが楽です。
(……というかヒロインの造形を一人で決めるのめんど(ry )
PC2 チルドレン
推奨ワークス:UGNチルドレン
ロイス:“取次屋”久縁 蜜柑(くえん みかん)
キミがUGNの訓練所、通称“ホーム”から出て初めて与えられた任務。それは、アカデミアに通いながら、学園内部に潜伏するFHを調査することだ。
調査に当たったキミは、どうにかFH製“仮面”の手がかりを得た。それらの流通経路を調査していると、“取次屋”を名乗る謎の少女から声を掛けられた。果たして、敵か味方か。
※チルドレン枠。世間知らずなキャラを想定しています。
PC3 まとめ役
推奨ワークス:UGN支部長
ロイス:“ペルソナマスター”
キミがこのアカデミアに来てしばらくになる。これまでにキミは、学園の裏に潜むFHが“ディオゲネスクラブ”なる怪しげな仮面の組織を形成していることを突き止めている。
組織のリーダー格……少なくともその一人が“ペルソナマスター”という名らしい。奴の企てを止めるために、PC1とPC2に協力してもらうことにした。
※支部長枠ですが、必ずしもUGNである必要はありません。リーダーシップが発揮できるなら、風紀委員とかでも構いません。
PC4 アカデミアっ子
推奨ワークス:なし
ロイス:任意の公式NPC(友人)
キミは昔からこのアカデミアに所属している。
これまで、数えきれないほどの転校生を見てきた。
しかし、今回の転校生――PC1は何かが違った。
この違和感の正体を知るため、友人に相談することにした。
※1枠への感情は興味でもライバルでも恋でも何でも可。「4枠が1枠へ何らかの執着を持っていた方がシナリオ回しやすい」という考えです。
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で、PLは新入生2人含む4人。
発言権順に処理し、余った1と3を分配。
PC1
“キャッツ&バスターズ”水瀬夏芽(みなせ なつめ)(15・女)
オルクス(ピュア)・運動部A・学生
ポニテのツリ目で猫っぽい外見の野球少女。
かつてバス事故に巻き込まれたが、兄からオーヴァードの力を与えられて覚醒し、≪猫の道≫で生き延びた。
巨大なネコのドルジと仲の良いDロイス:動物使いであり、愛用の野球ボールと共に転校してきた。
精神は2しかないがRCキャラ。≪妖精の手≫で≪雨粒の矢≫を強引に当てる構成。コンセとかいらんかったんや!w
設定については、ほら、あれだ、数取器。
PC2
“活字中毒”古明地紫音(こめいじ しおん)(16・女)
エンハイ/ノイ・UGチルドレンB・図書委員
Dロイス:実験体の無口系チルドレン。
学園には、小学生の妹とともに転校してきた。
趣味は読書で、暇なときは図書館にいる。コミュ障。
高い知覚力で敵の攻撃を回避しつつ拳銃による射撃を行う。≪援護射撃≫も可能。
PC3
“悪霊の主(マスターレイス)”もとい“縁側の狐(シエスタ)”
新羅空幻(しんら くうげん)(外見15・女)
キュマ/ハヌ・FHエージェントA・委員長
古くからFHに所属するDロイス:悪霊の主(オールドレイス)。欲望は「昼寝して過ごせる世界が欲しい」。
コードウェル博士に襲われて力を失い、アカデミアへ向かうことになる。
クラス委員長だが、授業中は基本的に≪史上の毛並み≫な≪眠れる遺伝子≫により、白と金の美しい毛の狐(流石にブラックホールではないらしい)になって昼寝している。マスターマスコットw
戦闘時は獣化しつつ武器戦闘する。リザレクト3レベルからの≪究極獣化≫してから本気出す。160%とか余裕。
……GMはリーダー枠と言ったはずだが、何故かFHのマスターエジェントが投入されていた。何を(ry
PC4
“ライトキャノン”駿銀次(するが ぎんじ)(16・男)
エンハイ(ピュア)・番長連C・番長
立派なリーゼントの、いかにもな不良。オーヴァードに覚醒した関係で、親戚から学園に厄介払いされた。
同様の境遇の舎弟が居て、いつもつるんでいる。「銀次さんマジパネェっす!」
得意技は、リーゼントから放つメンチビーム。≪フラッシュゲイズ≫で妨害も可能。
で、PC1に丸投げしたキャンペーンヒロインは、萌えヒロイン作成チャートを振った気になりつつ完成。
リン
夏芽の愛用の野球ボールが変身したレネビ少女。
「普段は寝ぼすけだが、ルートに入ると早起きになる」タイプとか言われたが、最初っからルート入ってるよ!w
キャラ作が終わったのでグランドオープニングへ。
GM:で、最初のPC3は、「上司から学園のFHの企てを止めるよう依頼される」って書いてあるんだけどw
空幻:私がFHだ!w
GM:じゃあ、コードウェルが襲撃する回想でいいかw
FHセルにある茶の間でゴロゴロ昼寝する空幻。
そこに現れたのは、〝反逆の聖人”アルフレッド・J・コードウェル。
アルフレッド・J・コードウェルである。
GM:大切な事なので2回言いましたw
夏芽:サクラコw
突然の侵入者との戦闘が始まるが、一瞬で決着がつく。コードウェルが、空幻の≪究極獣化≫そのものを打ち消したのだ。
空幻:そんな、120%制限のマイナーを打ち消すだなんて!ありえない!w
GM:これがコードウェルの力だ!w
破れた空幻は、部下(ファンクラブとも言う)と共に学園に向かい、FHエージェント〝ペルソナマスター”の構成したディオゲネスクラブの調査を行うことになった。
一方、学園に入ったもののコミュ障の紫音は、UGN構成員の援助を受けつつウェブでFHについての情報収集を行っていた。
すると、『話したいことがある』という連絡が。差出人は“取次屋”。
指定された場所には、“取次屋”の看板があり、雑多にモノが積まれた店舗があった。
GM:用途不明な物品が大量に詰め込まれている感じ。……なんだ、ドンキホーテかw 狭いコンビニくらいの大きさだけど、大体あってる。
その様子を見て呆然と立ち尽くす紫音に向けて、店内から入るよう促す少女の声が。
入店すると、高等部の制服を着た、10歳程度の少女が偉そうに座っていた。
GM:「私が“取次屋”久縁蜜柑よ。必要とする人に、モノや情報を渡すのが……まぁ、趣味みたいなものね。あなたの望みは何かしら?」
空幻:……GM、その『望み』って『欲望』ってルビが振られてませんか?
GM:そうであるかもしれぬ、そうでないかもしれぬw
紫音:「FHの仮面について聞きたいのだけれど」
蜜柑曰く、FHの仮面は望みをかなえるらしく、この店にも「仮面」を求めてくる生徒がいるらしい。
もしかしたら、FH側からの接触があるかもしれない。その際には、連絡することを約束する。
GM/蜜柑:「それ以外でも、何か望みのものがあったら行ってくれれば用意するわよ。……って、まだ名前を聞いてなかったわね。私の事は好きに呼ぶといいけれど、苗字に『さん』付けで呼ぶのはやめてね」
紫音:……ああ、『クエンさん』かw「わかったわ。私は古明地紫音。よろしくね、蜜柑」
水瀬夏芽が転校してきたのは、そろそろ秋めいてきたころだった。
手続きを終え、明日から登校ということで、ちゃんと目覚ましをセットして就寝した。
GM:で、翌朝。「朝~、朝だよ~、早く起きて学校行くよ~」という声とともに、体を揺さぶられて目が覚める。
目覚めた夏芽の目前には、見覚えが無いが懐かしい雰囲気の少女が。
夏芽:「私の目覚まし時計のアラーム音声を知っているなんて、あなたは何者?」w
GM:アラーム音……だったな、これw
少女は、夏芽の愛用の野球ボール、通称『ニャットボール』であり、一緒に学校に行きたいという思いが高まった結果人型に慣れたという。
お前は何を言っているんだ、な展開だが、実際に変身されると認めざるを得ず。
GM/少女:「何だかよく分からないけど、レネゲイドの神秘、ってやつ?」
夏芽:「私が兄さんから受け継いだレネゲイド……」
銀次:(ヴェルオリ口調で)私が兄さんからレネゲイドを受け継いだ時、私は三歳で……w
夏芽:……今では私がレネゲイドw
GM:それ、レネビ化するかプライマルオーヴァードになってるよなw
何はともあれ、少女……名前が無いと不便だし、『ニャットボール』と呼ぶのもアレなので『リン』と名付けた……は、仕舞っておいた夏芽の夏制服を着て準備万端だ。
GM/リン:「大丈夫だよ、わたし今まで裸だったから寒いの慣れてるし!」w
こうして、ネコのドルジと共に2人と1匹(?)で通学路に向かうのであった。
そんな愉快な通学風景を目撃した不良が1人。
駿銀次である。
銀次:「な、何だあの猫……?50センチはあるぞ。着ぐるみかなんかじゃねーのか!?」w
GM/舎弟:「あの猫を連れた女、確か銀次さんのクラスへの転校生っすよ!でも、確か転校生は1人だったような……まぁ、増えたんじゃないっすかね。オーヴァード生徒らしいっすし」w
夏芽:ねーよw
銀次:「まぁ、従者とかなら増えるかもしれねーが……とにかく、学校に行けばあの猫(?)がいるわけか。これは事件の匂いがするぜ!ちょっと行ってみるか」
GM:……これ、シナリオコネはドルジだよなーw
で、朝のホームルーム。
担任教師は転校生が2人に増えたことに当然困惑したが、上から許可が出たのでそのまま進めることにした。
GM:先生は、公式NPCの麻生先生。優しくていい人だけど空回り気味。
夏芽:具体的には?
GM:たとえば、銀次に「どうして学校に来ないの?困ったことがあったら先生に言ってくれていいんだよ?」とかしつこく構ってくる感じ。
銀次:うぜぇw
その頃の教室内。
銀次が珍しく登校しているので、一部がそのことについて会話しているが、紫音はいつも通り周囲をスルーして読書。
空幻は、朝なのでまだ起きている。
先生が教室に入り、転校生の紹介となると活気づくクラス内。
夏芽:「え~、水瀬夏芽です。オルクスピュアです。普通の野球がしたいと思います」
GM/生徒:「そんなことより、レネゲイド野球やろうぜ!」w
夏芽:違うんだ、普通の野球がやりたいんだ!w
GM:魔球とか柳生とかはお呼びでない、とw
夏芽:「で、こっちがリン」
GM/リン:「リンです!夏芽と一緒に学校に行きたいと思ったら、人間になれました!」
銀次:……こいつは何を言っているんだ?w
空幻:事情を察して、「ああ、あなたも目覚めたのね」w
GM/リン:「一杯友達を作りたいですが、私は夏芽の物なので、そこのところはよろしくお願いします」
クラス内は相変わらず混乱しているが、一部の生徒が「キマシ?」「百合キター!」などと過剰反応。
それはそれとして、一人の生徒に動きが。
金髪碧眼の美形の生徒が、ガタッと席から立ち上がり、転校生二人の前まで移動し、声をかけた。
「キミ達、ボクの芸術のモデルになってくれないか?」
GM:コイツはカルロという奴で、いつもこんな感じだw
空幻:「そういうのは後でいいから」と首元を掴んで引き摺りだそうとしますw
GM/リン:「モデルとかヤダ。さっきも言ったけど、私は夏芽のものだから」と返すと、カルロは滂沱の涙を流す……すると、その涙が20人ほどのメイドの姿になり、カルロを励まし出すw「大丈夫ですカルロ坊ちゃま」「坊ちゃまのセンスは最高です!」w
夏芽:従者使いかw
GM/カルロ:「そ、そうだね。ありがとう、アリー、ベラ、キャサリン、ダイアナ……」とそれぞれの従者に礼を言いつつ空幻に引っ張られて退場w
紫音:名前付けてるのかw
夏芽:あとは、エミとフウカと……w
だが、クラスのバカはカルロだけではなく。
銀次:「おい転校生、さっきの猫はどこに行った?」
夏芽:「え、ドルジなら外で遊ばせてるけど……」
銀次:「そうか、ならこのクラスに用はねぇ!」と外に出ますw
他にも、転校生を質問攻めにしようとする生徒たち。
先生がおろおろしていると、「いい加減にしてください!」と、メガネを掛けた一般人クラス委員、八幡鏡子(やはたきょうこ)が声を荒げる。
彼女の友人2人も、それに加勢する。
竹刀を準備状態にしたポニテ剣道少女、草薙明乃(くさなぎあけの)は、「このような学びの場では、静粛にすべきだと某(それがし)は思うのだが」と厳しい目線を向け。
「まぁまぁ、きょーちゃんも、あけのんも、落ち着いて」とムードメーカーな蟹沢珠美(かにさわたまみ)が続く。
GM/珠美:「ほら、カルロ君とか銀次君とかは色々と残念なんだから、大目に見てあげないと」w
銀次:さりげなく毒舌w
空幻:私は許されたw
GM/珠美:「あぁ、くーちゃん(空幻)は皆のマスコットだから」w
空幻:結局そんな扱いか!w
GM:マスターエージェント(笑)……では先生がそろそろ授業を始める、というところでグランドオープニング終了で。
最終更新:2018年03月30日 11:24