※エンゼルギア2ndのネタバレを含むため、キャンペーン未プレイ者はプレイしてから読むことを強くオススメします
今回から2話。
為真:聖霊+2
ボルシチ:ハードシールド 覚醒
祝:エーテルライン 身代わり
カナン:理知+1 家庭料理
GM:今回予告は今から言葉に出しながら書きます。
カナン:それ「無い」って言うのでは?w
初出撃から3日後。
帝都は通信障害であるという話になった。見た目は日常が戻りつつある。
つかの間の休息…みたいなで今回予告でどうでしょう。
エンドレスサマー『タイトル未定』
PC1 祝 【ダーザイン:トゥアレタからの怯え】
君とトゥアレタは実験施設を過ごした幼馴染のようなものだ。
6年ぶりに再会した君たちは、ひょんなことから体が入れ替わってしまった!
交流を深める君だったが、天使の襲来を前に君とトゥアレタは再び体が入れ替わる。
入れ替わって体で出撃しようとするトゥアレタだが、シュネルギアは動かず。
トゥアレタはそのまま行方をくらませてしまった。
PC2 為真 【謎の少年からの興味】
カナン:一体何者なんだ…w
GM:聖じゃないですw
基地にやってきた雛子は、君とアクシアと共に暮らすことになった。
アクシアには妹ができたと思って面倒を見てあげてと頼まれた。
基地の外を案内していると、統一帝国風の謎の少年が君たちの前に現れ瑞穂基地の場所を尋ねる。
怪しく思った君は……。
為真:教えるんじゃないですか? 普通に。
GM:正直ボルシチよりは怪しくないよなって言ってて思ったw
PC3 ボルシチ 【ラムダからの関心】
記憶喪失で目覚め、いきなり戦場に放り出された君だったが、正式にG3のパイロットとして登録されることになった。フレンドリーだなーw
そんな君に、カナンの母であり基地の研究員であるラムダが声をかけてくる。
ギアドライバーとしての君と類稀な素質に目を付けた彼女は、君をお茶に誘うのであった。
PC4 カナン 【ズィーガーからの庇護】
戦争がはじまり、君にもオペレーターとして居場所ができた。できてしまった。
GM:一応聞くんですけど、オペレーターを目指す方向でいいんですよね。完全に一般人がやりたいならそれはそれで構いませんけど。
カナン:毎回戦闘に参加する理由考えるのもしんどいしそれでいいかなって。
GM:まあ大体この基地言ったもの勝ちなんで。通りますよw
学校のクラスも特別クラスに移り、新しい生活に目を輝かせている君だった……。
ある日基地の中で深刻な表情で言葉を交わすズィーガーとアクシアを見てしまう。
基地のみんなを笑顔にして送り出すのが君の仕事だ。2人の事情を調査し解決しよう!
[オープニング]
祝は夢を見る。6年前、トゥアレタと幼年学校に通っていたころ。
「祝はさー、どんな大人になりたいの」
575!
祝:なんで今言い直したんですかw
GM:使いたいんですよ。「さー」ってw
すれてないころの祝は、「施設の人みたいに優しい大人になれたらいいなと思う」と答える。
トゥアレタ:「施設のみんなが優しい?」
祝:「みんな優しいよ」話はしてくれるし学校に行かせてくれるし。ご飯も食べさせてくれる。つまりDV夫。
トゥアレタ:「祝はさ」
カナン:そここだわりポイントなんだw
トゥアレタ:「どこでどんなことをしてたの」
祝:戦災孤児って設定だけど、特に覚えてないな。両親はあまり気にしたこともなかったや。
逆に今度は祝から聞いてみる。
「トゥアレタはどんな大人になりたいの」
575!
GM/トゥアレタ:GMが考えてなかったw 両親とも教師だから……「ママとパパみたいな教師になりたい」
祝:「成績もいいし、なれるよ」朗らかな笑顔で返す祝くん。
GM/トゥアレタ:「祝くんに言われると本当にできる気がしてくる。立派な先生になれるように頑張るね!」
祝:「僕も将来の夢なにか考えてみた方がいいのかな。トゥアレタは何かいい案ない?」
GM:子供が考える将来の夢ねえ。GMがおっさんだから、普通に考えるとおっさんな答えを返してしまうw
トゥアレタは少し考えてから答えた。
「ずっと施設にいるから見つからないんだと思う。施設から出ていろんなものを見れば、なりたいものがみつかるんじゃないかな」
「ありがとう、自分でも考えてみるよ」
「うん」
と返しながら、トゥアレタは笑っていた。
……こんなやり取りを、昔した気がする。
目が覚めると知らない天井だった。
GM/ニナ:傍にいた看護師、”爆発する”ニナさんが話しかけてきます。「目が覚めたんですか!」
祝:「…ここは?」
気を失う前のことを思い出してきた。
自分の手を確認すると、見慣れた大きさ。戻っている。
祝:「はっはっはー! 戻ったな! ……そうだ、トゥアレタ近くにいる?」
ニナ:「別の部屋で眠ったままですね。あれから丸二日寝たままだったんですから!」
ニナは羽村を呼びに行く。
「元気かな、トゥアレタ」
祝はもう一度ベッドに寝転がった。
OP2 為真
アクシアの部屋。為真も暮らすそのスペースに、雛子がやってきた。
アクシアがおずおずと口を開く。
「為真くん、雛子ちゃんなんだけど。この基地に来てから頼れる人もいないし、私たちのこの部屋で一緒に生活をさせてあげたいと思うんだけど、どうかな」
GM:お伺いを立てる。もう気まずい。
為真:「ええ、かまいませんよ。ナビゲーターとギアドライバーですし。その方が都合もいいでしょう」
GM/アクシア:「そっか。為真くんにそう言ってもらえると助かるわ。ありがとう」
為真:「いえ、別に」
GM/アクシア:「あたしもこれからはどうしても忙しくなってきちゃうと思うから。身の回りのこととかなるべく面倒みてもらってもいいかな」
為真:身の回り……? ああ、PLが気付いたw 「簡単なことでしたら」
GM/アクシア:「雛子ちゃんは……ちょっとだけ、世界の見え方が違うから」
祝:なんでそんな中二的表現をw
為真:そういう表現するー?
「大丈夫ですよ、任せてください」
為真は露骨につっけんどんになった。抑えていても、言葉のとげとげしさがアクシアにも伝わる。
GM/アクシア:「ええと……じゃあ、雛子ちゃんからも挨拶してもらっていいかな」にげるw
為真:「必要ないですよ、昨日既に済ませましたし。瑞穂基地でも案内すればいいよね、行こう」
GM/アクシア:「そ、そうよね、今さら挨拶なんていいよね」 ……もうだめだ、GMがつらくなってきたw
為真:せっかくだからアクシアいじめとこw
GM:まあ、アクシアは一人残されて……うん……この気持ちのわだかまりがズィーガーに飛ぶんですよね。
祝:アクシアさんかわいそうw
GM:思春期の息子に距離を取られる母親。DV夫よりつらい。
為真:このキャンペーンの未来が恐ろしいw
OP3 ボルシチ
朝、セラピアとボルシチの部屋にアクシアがやってくる。
GM:アクシア出ずっぱりかなとも思ったけど、攻めのアクシアも描写しておきたい。
ボルシチ:「はーい」といって扉を開ける。
「朝からごめんねー」アクシアはニコニコ立っている。
「おはようございます、えっとえっと、アクシアさん」
「そ、アクシアよ」
「おかあさーん、アクシアさんだよ」
「こんな朝早くからなんのようなんだよー」
セラピアはたまごからせらぴあー状態。
アクシア:「ちょっと今いいかしら」
ボルシチ:「はい、なんですか」
アクシア:「あなたの処遇が決まったわ」
ボルシチ:びくっ。
セラピア:「うきうきなんだよー、わくわくなんだよー」
ボルシチ:お母さんがそんな顔してるならいっかー!w
30分後、ミーティングルーム。
ボルシチは一応真剣な表情。
アクシア:「記憶喪失とはいえあなたは基地内に無断侵入していました。しかし前回、あなたの活躍がなければ瑞穂を守れなかったかもしれません」
ボルシチ:「ど、どうなるんでしょう」
アクシア:「そしてこれはあなたに伝えていなかったことですが、あなたとセラピアのギアの出力は、この基地での観測以降最も高い数字でした」
カナン:聖霊17だからなw
アクシア:「身元がわからない不安材料はありますが、戦力としてももちろん、基地の内情を知ったあなたを野に放つわけにもいきません」
ボルシチ:「じゃ、じゃあ……」
アクシア:「あなたには本日付で、G3所属のギアドライバーとして、ヤシマを守るために戦ってもらいます」
ボルシチ:それを聞いて、緊張した顔から……ほっとした顔になります。「じゃあ、ここにいていいんですか」
アクシア:「もちろんです。逆に許可なく外へ出ることは、機密漏洩の観点から許されなくなります。それでもかまいませんね?」
ボルシチ:「ありがとうございます。これからもいられるようにわたしがんばります」
2人は握手を交わす。
アクシアも心を取り戻したw
これが この掌にあるものが
心
か
OP4 カナン
カナンは毎朝食堂のお手伝いをしているため、かなり早起きである。
いつものように目覚めると、いつものように一人だが、部屋の様子が少しだけ違っていた。
GM:普段は何も置かれていないラムダの机の上に、珍しく資料が置かれています。
カナン:……気になる。普段は何もないのに。
GM:瑞穂は年代のわりにペーパーレスが進んでいますからねw
どうしても気になったカナンは、資料に触らないようにしてそーっと覗き込んだ。
そのクリアファイルには、1枚の写真が挟まっている。
カナン:「これ……トゥアレタさん?」
GM:写真の少女は幼いですが、トゥアレタの面影はあります。写真の載った紙には、『トゥアレタ=クレーリオン』の文字が。
カナン:「へー……小さい頃のトゥアレタさんってこんななんだ」
資料の上の方に、『プロジェクト ジェミニ』と書かれているのが目に入った。
「……あっ! そうだ、食堂!」
資料に触りたくないカナンは、それ以上何かすることもなくお手伝いへ向かった。
カナン:「おはようございます、今日も1日がんばります!」
食堂のおばちゃん:「おはようカナンちゃん。今日の献立は、じゃがいもとたまねぎの味噌汁だよ。たまねぎの皮剥いてくれる?」
カナン:「任せてください! 今日学校休みなので、配膳までできますよ」
注文を取りに席へ行くカナン。
看板娘的な、アイドル的な。
GM:注文を取る人の中に、今日はズィーガーがいました。
カナン:ちょいちょい注文を取ってるから、食堂へ来る人は顔と名前ぐらいはわかる。「ズィーガーさんおはようございます」
GM/ズィーガー:「…ああ、おはよう。いつものを」
カナン:いつものって何?
GM:和食。
為真:え、和食なのw
GM:いや、さすがに適当だったw
カナン:「今日はですね、運びます! 配膳です!」
いつもの通り無口なズィーガーだったが、味噌汁を運んできたところで珍しく話しかけてきた。
ズィーガー:「カナン」
カナン:「は、はい」
ズィーガー:「2日前の戦闘ではプシナの補佐として入っていたらしいな」
カナン:「あっ……や、やっぱりまずかったですか」気まずい。
ズィーガー:「いや。初めてで土壇場の登用だったが役目を果たしていたと、アクシアもほめていたぞ」
カナン:「ありがとうございます。でも私なんて、プシナちゃんの隣で数字を入力してただけで全然ですよ」
ズィーガー:「そうだな」
ズィーガーは気配りはできないw
ズィーガー:「今後もやっていくならきっちり訓練するべきだろう」
カナン:「今後も…本格的に」
GM:といってる間にズィーガーがぱぱぱっと食べてしまうw
カナン:え?「しまったー! 注文取ってない!」
GM:周りの人たちが「おーい注文早くー」とw
カナン:「はーい今行きまーす!」
「今後も本格的に……か。そんな可能性もあったんだ」
カナンはぼそりとつぶやいた。
マスターシーン
夢。
トゥアレタが歩いている。
歩いているトゥアレタの周りに人が現れる。
彼らは一様に、あざ笑うような表情でトゥアレタに手鏡を向ける。
おびえながら逃げ出すトゥアレタ。しかしどこまで行っても彼らは現れる。
そうして、走り続けるうち、巨大な天使がトゥアレタの前に立ちはだかる。
天使と目があったような気がして、――
目が覚める。
最終更新:2018年08月26日 13:07