※エンゼルギア2ndのネタバレを含むため、キャンペーン未プレイ者はプレイしてから読むことを強くオススメします
GM:久しぶりのセッションですが、皆さんキャラは思い出しましたかー。GMは2話のタイトルを決めました。
為真:桂さんに死亡フラグが立ってたのは覚えてる。
カナン:どうしてこうなった。
次の日、学校。
アクシア:「皆! 今日は転校生が来たわ!」
祝:「は?」
為真:あっ(察し)
アクシアに呼ばれて入ってきたのは金髪の美少年。
クリスである。
為真:「やっぱり侵入してたね」
GM/雛子:「あの人雛子知ってるー」w
祝:なんでそうなるのw
GM:一人称が悪いよ一人称がw
自己紹介。
「僕はクリス。今日から君たちのクラスで一緒に勉強させてもらうことになったよ、よろしくね」
ルルブに書いてある通り、完璧にクラスになじんだ! PCたちは疑問を抱きませんでした!w
祝:せめて疑問に思ったポイントが1ぐらい欲しいw
為真:知ってたポイントならあるw
アクシア:「クリス君はギアドライバーとして戦うことになったわ」
祝:「ギアドライバーって、そんなぽんぽん見つかるもんなのか?」
アクシア:「ぽんぽん見つかったら苦労してないわ。あなたにはそう見えるかもしれないけど、一人ずつ丁寧に集めてきた結果よ」
ボルシチ:え?w
カナン:25%ぐらいが集めた人じゃないような?w
祝:俺も0.5人に数えたら2.5人がいつの間にか増えてるw
クリス:「まあそういうこともあるんだろう」w
クリスはなじんだ感じで席に座る。
カナン:「せんせーい質問なんですけど。ギアドライバー9人いるんですけどどうするんですか?」
アクシア:「鋭いわね。クリス君が加わったことで、編成にも変更が入るわ」
祝:変更しか入ってないだろw
アクシア:「クリス君と組むのは、遠山桂さんよ!」
為真:桂さん死なない?w
アクシア:「元々リュンマくんは誰とでも組めるギアドライバーだから。控えていてもらうのが一番よいのではないかと」 ※『リュンマくん』?w
桂はイケメンのクリスを前にまんざらでもない感じ。
カナン:さ、佐世保君w
GM:あ、今回マルチエンディングなんで。カナンさんにいろいろかかってるんでw
カナン:が、頑張りますw
昼休み。
カナン:お弁当チャンス!
GM:屋上でクリスと話すとかそんなシーンの予定。
カナン:どうせ基地に帰ると歓迎ボルシチパーティーが待ってるので、先手を打って屋上でクリス君歓迎会を開きます!w
セラピア:「先を越されたんだよー!」
カナン:「ずっとボルシチだと飽きますからね」
ボルシチ:「飽きないんじゃないですかね!」w
セラピア:「その通り、ずっと食べても飽きないんだよ!」
クリス:「歓迎会? 僕のためにかい、うれしいね」
カナン:「まあ私はギアドライバーじゃないですけど。お弁当をいっぱい用意してるわけでもないけど、おかず交換会とかでよければ」
祝:「そうそう遠慮すんな!」肩ポン。
クリスは曖昧な笑顔を浮かべつつ、カナンに顔を近づける。
「君のことは聞いているよ。この前は初戦闘でオペレーターをしたんだって?」
カナン:「えと、私は手伝ってただけで……」
クリス:「誰だって手伝えることじゃないさ」
カナン:「そういってくれると嬉しいですけど。今も厳しい特訓を受けながら、次こそ役に立てるようになりたいです」
クリス:「そうなんだ。頑張ってね。ひとまず僕も自分の分を買ってくるよ」
祝:祝も同行しよう。
カナン:祝院。
祝:「絶対足りないからな。成長期って大変だよな」
クリス「そうかい大変だね」
祝:「お前も成長期やろがい!」w
為真:男二人、階段、何も起こらないはずがなく……。
GM:階段をなんだと思ってるんだw
購買にやってきた祝とクリス。
クリスがふと切り出した。
クリス:「君の隣にいた彼女、トゥアレタっていったかな。仲がいいのかい?」
祝:「幼馴染ってところかな。よく覚えちゃいないんだが」と、まあ過去をだいたい話す。クリス君は祝の信頼を得ていますからねw
GM:いやー信頼を得られてるって最初からNPC紹介欄に書いてるの強いなーw
クリス:「大変だねえ祝君。不思議なこともあるもんだねえ。……それにしても、そんなに急に連れてこられてよく戦えるね」
祝:「やれって言われてるからどうしてもやってるだけさ」
クリス:「突然のことで、これからの生活ずっと置いてきたんだろう?」
祝:「そうなんだよ。じいちゃんから任せられた神社がどうなるか」
そんなこんなで購買へ。祝は焼きそばパン、クリスはカレーパンを買う。
クリス:「気が合うねえ」
祝:「どこがだよ」w
為真:菓子パンか惣菜パンの二択でしか認識できないのかw
GM:クリスちゃんならアンパンなんだけどなあw
帰ってきたところでカナンが《みんなでお弁当》でアガペーを下げつつおかず交換会。
カナン:「……なんでボルシチがあるんだろう」
セラピア:「秘蔵のボルシチなんだよー」w
ボルシチ:私も交換手伝いまーす。「お母さんのボルシチはおいしいんだよー」
セラピア:「こっちは秘蔵のボルシチちゃんなんだよー」w
といってるところにクリスが話しかけてきた。碌に話せてもいなかったので、ボルシチは改めて自己紹介。
クリス:「それ本名かい?」
ボルシチ:「ちゃんとお母さんに着けてもらった名前ですよ」
クリス「随分若いお母さんだね」w ……うーんちょっとこの話題に触れるのはやめようw
クリスはさらに周囲を訪ねる。為真と雛子が屋上の隅で食事していた。
為真:「本当にまた会いましたね」
クリス:「君が基地の場所を教えてくれたおかげさ」
為真:「……前例があったので、中まで入ってくるとは思ってた」w 「でもギアドライバーとは」
クリス:「そんなにおかしなことかな」
為真:「前にあった時基地の場所がわからないって尋ねてきた」
クリス:「ああ、そんなことも言ったかな」w
為真:「一緒に出撃するの?」
クリス:「することもあるだろうね。僕のパートナーは彼女、遠山桂だけど」
クリスは桂の方へと戻る。その途中、振り向いた。
クリス:「そうだ」
為真:……もしかして。嫌な予感がしながら答える。「うん」
クリス:「よければこの町を案内してくれないかな?」
為真:やっぱりか!w 「それこそ、桂さんに頼めば?」
クリス:「断られちゃったんだよ、先約がいるみたいで」
為真:マジで? 佐世保君やるやんw
クリス:「何より僕が君に興味あるんだ」
祝:(意味深)やめろw
結局クリスは断る前に行ってしまった。
どうやら案内する羽目になりそうだ。
為真:「雛子さん一緒にくる?」
雛子:「………………行きます」
為真:「助かった」w
その頃カナンは、目の前でふにゃふにゃしている桂に困惑していた。
カナン:どうしてこんなことになってしまったんだw
桂:「にゅへへー」
カナン:「あのー桂さん……昨日のそのーあれだったりーするんでしょうか」
桂:「やだー昨日のあれってなによー」w
完全にとろけたチーズ状態。もうだめだ。
GM:一応言っとくとこれ死亡フラグなんでね。このままだと今回死ぬ……いやクライマックスまで持たないかもしれないw
為真:ひどい話やw
GM:この場の全員で投票しても5-0で死ぬでしょ今の桂w
カナン:だめだ、話しかけられないw
どうにか会話を続けた結果、佐世保君とデートするらしいことがわかった。
なんとか阻止せねば。
カナン:ハンドアウトどこいったんだよ!
祝:ズィーガーとアクシア、消えましたねw
GM:じゃあ書き換えるか。
戦争がはじまり、君にもオペレーターとして居場所ができた。できてしまった。
学校のクラスも特別クラスに移り、新しい生活に目を輝かせている君だった……。
ある日基地の中で深刻な表情で言葉を交わすズィーガーとアクシアを見てしまう。
しかしそれはそれとして、遠山桂が死亡フラグを立てている。
基地のみんなを笑顔にするのが君の仕事だ。桂さんを助けよう!
休日がやってきた。
カナンの部屋に、早朝から桂がやってくる。
完全にだめな桂さんだ。
カナン:食堂の手伝いのために起きてますけど。
GM/桂:すんごいおめかしした桂がやってきます。「おはようカナンちゃーん、早かったー?」
カナン:「出るところでした。ってなんですかそのかわいい恰好」
GM/桂:「え? かわいい? いやーならよかったなー」w
桂は今日佐世保君とデートするらしい。
カナン:学年違うしクラスが統合される前だし面識ないなあ。「佐世保さんってどんな人なんですか?」
GM/桂:「私もあんまりしらない、ていうか特別クラスだし」
カナン:「それでその気合の入れよう……」
GM/桂:「人間何事も、初めが肝心よ。変な恰好になってないなら安心ね!」
カナン:「でもその顔直さないと綺麗にならないですよ」w
GM/桂:顔をきりっとするんだけど、「なおんないのよねー」とすぐへらっってなるw
カナン:重症だ……w
桂は「土産話聞かせるねー」と去っていった。出発はまだ数十分先のはずだ。
カナン:「……だめな気がする」
セラピア:「そう、ダメなんだよカナンちゃん!」
カナン:「あ、セラピアさんおはようございますー」
セラピア:「あれは、やばいんだよ。戦場で地に足がついてないやつは死ぬんだよ」
カナン:「存在が足ついてないようなセラピアさんが言いますそれ?」w
セラピア曰く、このままだと桂は死ぬ。メタ発言的に実際死ぬ。
それを防ぐには、桂と佐世保君のデートを失敗に終わらせなければならない。
カナン:「実は、あとをこっそりつけようと思ってました!」w
セラピア:「それでこそなんだよ! じゃあ早速皆に声をかけてくるんだよ」
カナン:「え、みんな? それ尾行の意味が……えー……」
嵐のように去っていったセラピアの背中を見て、カナンは考えた。
カナン:「ひとりでいこ! セラピアさんなら後で追いかけてくるでしょう」w 「あ、もしもしカナンですけど、今日のお手伝いは――」
為真の部屋にはクリスがやってきていた。
「今日は休みだから案内を頼みたいんだけどどうかな」
為真:ついに来てしまったか。「じゃあ行こうか。雛子を呼んできます」といったん離れて戻ってくるとセラピアがいるw
セラピア:「あーいいところにいたんだよー」
為真:げっ。
セラピア:「人の顔見てげっ、なんて心外なんだよー。でも機嫌がいいから許すんだよー」w
為真:「で、何の用?」
セラピア:「重大ミッションなんだよ」
為真:げっ。
セラピア:「――桂ちゃんが死んじゃうかもしれないんだよ」
迫真。
為真:ちょっと真面目な顔になります。
セラピア:「ともかく、事情を説明するんだよ」と回想を開始。ほわんほわんほわんせらぴあー。
為真:もう真剣度50%ぐらいまで落ちたw
死亡フラグの説明。すでに為真の真剣度はなくなりきっている。
セラピア:「ボクたちで桂ちゃんを尾行し、阻止するんだよ」
為真:「行こうかクリス、案内をするのが楽しみだったんだ」w
セラピア:「待つんだよー!」
為真に危険タックルをかますセラピア。
セラピア:「ボクの調べによると、2人は瑞穂市内を一通り回るらしいんだよ。クリスちゃんに市内を案内するなら願ってもない申し出だと思うんだよ!」
為真:「本当に願ってもなかったよ」w
結局クリスと雛子も合わせてついてくることに。
その頃祝は、何やらいい顔をしたツバサに絡まれていた。
ツバサ:「祝、面貸しな」
祝:「は?」
GM:ツバサは完全に悪戯思いついたクソガキの顔してる。
祝:「何悪戯思いついたクソガキの顔になってんだ」w
ツバサ:「悪戯思いついたクソガキの顔だよ」w
既にセラピアから話を聞いていたツバサは祝に事情を説明。
当然のように即了承。しかしその時、後ろから声がかかる。
トゥアレタ:「あんたたちどこ行くの?」
祝:げっ。
トゥアレタ:「悪戯思いついたクソガキの顔になってるけど」
祝:「だってよツバサ」
ツバサ:「だってよ祝」
為真:会話しろw
祝:「別に人のデートを茶化しにいくだけだよ」
トゥアレタ:「人のデートについていって覗き見しようって時点で悪いじゃない」
祝:正論すぎるw まぶしすぎるぜトゥアレタw
そこへセラピアがやってくる。犯人丸わかり。
セラピア:「げっ」w
トゥアレタ:「どうせ全員に声をかけたんでしょう」
セラピア:「ズィーガーさんには声をかけてないんだよ」w
トゥアレタ:「とはいえ、セラピアがこうなると止まらないし…………もう、こうなったら私はあなたたちも監視するためについていくわ」
祝:「一緒にいこーぜー」w
セラピア:「面白いところへ行くんだよー」
ボルシチ:「おーっ」
カナン:結局これ何人?
GM:さすがにリュンマくんには居残ってもらって、アクシアも行きたかったけど仕事で来れないしプシナもいないから、9人かなw
こうして、2人の仲を引き裂くミニゲームが始まる。
セラピアが事前にデートコースの情報を手に入れている。行く先で様々な妨害を仕掛け、デートを失敗に終わらせることで桂が生き残る。
デートが成功してしまった場合は桂は死ぬ。つまり佐世保君はどうあっても幸せになれない。
……いや本当にひどいw
最終更新:2018年09月10日 20:42