※エンゼルギア2ndのネタバレを含むため、キャンペーン未プレイ者はプレイしてから読むことを強くオススメします
急転直下のクライマックス前まで。
出撃準備中。
祝は座ってるだけだが、直前のクリスとの会話を思い出していた。
クリス:「君は自分の過去をどこまで正確に覚えているんだい?」
祝:「大事なことか?」
クリス:「大事なことさ。6年前のあの日のことを。君の施設での生活が終わりを告げたあの日のことを」
祝:「……何を知ってるんだ? 知ってそうな口ぶりだけど」
クリス:「僕が知った口で喋るのはいつものことさ。癖でね」w
「君は君自身の過去に向き合った方がいい。彼女のためにもなる」
その直後に鳴った警報の音を思い出し……祝は意識を失った。
祝:で、医務室で目が覚めると……。
GM:体が入れ替わっています。トゥアレタもそういえば意識を失ってたっぽいのが隣で見えた。
祝:とりあえずトゥアレタを探そう。
祝の体に入ったトゥアレタはすぐに見つかった。
ツバサと共にギアのコックピットに乗り込んでいる。横にはラムダがいる。
しかしギアの出力が上がらない。
「ギアドライバーの適性が精神ではなく肉体に依存しているのね。すると、黒い天使核が最も重要でその他は――いえでも彼女は――だから――」
冷静にラムダが分析する一方、トゥアレタの焦りは増すばかりだ。
トゥアレタ:「なんで動かないの!」
祝:「貸してみろ、できないんだったら俺がやるよ。もともとそういう話だったし」
祝が乗るとあっさりギアは起動。
その様子を見たトゥアレタは、何かを小声でつぶやいてその場を走り去っていった。
ツバサ:「……今気にしてる場合じゃないよね」
祝:「ああ……まずは倒さないとな」
その他のギアも続々出撃する。
クリス:「初めての実戦だよ。緊張するねえ」
桂:「そうは見えないけど」
クリス:「そうかい。役者はやっぱりやめようかな」w
プシナ:「そういえば昨日、皆さん一緒にいましたけどなんだったんですか?」
カナン:「悲しい、事件でした……」w
為真:よしミドル戦闘しよう。
GM:じゃあミドル戦闘は終わったw
為真:ズコーw
GM:ホイシュレッケをどれだけ出したところでシーン攻撃で終わるからなw
なんなく撃破し帰還。
クリス:「自分の体じゃないのによく動けるじゃないか。興味深い現象だねえ」
祝:「そう言われてもな」
GM:で、ハンドアウトにもある通り、トゥアレタがいなくなります。どっちの体がいい?
祝:んー、まあ元の体かな。
GM:じゃあそんなこと言ってるうちに再び眠くなります。
ぽんぽん入れ替わったり元に戻ったりする。もう2話だからw
元の体で目が覚めた祝は、緊急ブリーフィングとして他ギアドライバーと共に集められた。
ヴィヴリオが口を開く。
「ギアドライバー諸君。諸君の日々の活躍には感謝している。だがねぎらう暇もない。――トゥアレタが脱走した」
祝:「……脱走?」
ヴィヴリオ:「この瑞穂は来るものは拒まない。だが逃げ出すことは決して許さない。ましてやギアドライバーなど。彼女を確実に追跡、発見し しかるべき処断を下す」
ボルシチ:「具体的にはどういうことになるんですか?」
ヴィヴリオ:「合衆国に我々の情報を吐き出した可能性もある。その辺りの事情を吐き出させてから……処刑か」
祝:「処刑!?」
ヴィヴリオ:「ギアドライバーは、ひいては人類の未来を左右する存在だ。逃亡は決して許さない……彼女もそれはわかっているだろう。その上で実行している。覚悟を決めているはずだ」
トゥアレタ捕獲作戦は、24時間後に発令される。
それは実質、彼女を信じる仲間たちに残された時間。
昨日の喧騒が遠い昔のように感じた。
祝:指令が出る前にトゥアレタを探したい。
為真:どうやって探す? 携帯とかこの時代あったっけ?
GM:脱走中に携帯持たないでしょw
カナン:現代ならワンチャンあったw
祝はトゥアレタの部屋を捜索。
態度のイメージに反して、かなり少女趣味な部屋だ。
祝:トゥアレタの遺言、いや手紙とか。
GM:遺言?w
祝:いや、どうせ死ぬって覚悟して脱走してるわけだし遺言でも問題ない。
GM:それが見つかったら完全に計画的犯行なんだよなw
結局手掛かりは見つからなかった。
そこへクリスがやってくる。
祝:「お前なんでこんなところいんの」w
クリス:「君がこんなところにいるからさ」
祝:「は?」w
クリス:「……彼女が気になるのかい?」
祝:「気になるっつぅか、どこで何をしてるかも知らないし 倒れたりなんかしたらさ。そう思うと」
クリス:「見つけたらどうするつもりだい」
祝:「それを俺も悩んでてさ。死んでほしくはないんだよ、でも連れ帰ったら殺されるわけじゃん。考えてんだけど全然わかんないんだよね」
「そうか。僕にいい考えがある」
いつもと変わらぬ調子のままクリスは言った。
「君が彼女と一緒に逃げればいい」
祝:あー、いいね、そうしよっかなーw
カナン:いいのかよw
祝:否定する理由がない。祝のキャンペーン完でいっかーw
カナン:リトバス正規ルートか何か?w
祝:まあ真面目な話。「流月……なんとかだっけ? 俺が京都にいたのを一発で見つけてきたんだぜ。逃げられないよ」
クリス:「そうだねえ。彼は何せ陸軍少将、ヤシマの全てを把握している……と自分で言ってる」
祝:「じゃあ少将なら、トゥアレタの居場所を知ってる?」
クリス:「可能性はあるね。僕も行くよ」
祝:なんでw
クリス:「僕たち、トモダチだろ?」ルルブにもそう書いてあるw
祝:そうだねw
陸軍少将の部屋。クリスも一緒。
GM:流月少将、キャラが定まってないんだよねw
祝:「月代でーす」
GM/流月:「月代……」あ、軍人ですらないから役職ないのか。「月代くーん」w
祝:「お前ならトゥアレタの居場所を知ってるんじゃないかって」
GM/流月:「上官に向かってお前なんて口を聞くもんじゃないな。こう見えてこの基地の陸軍としては一番偉いからね」
そんなやり取りの後、トゥアレタがどこにいるか改めて尋ねる。
流月:「心当たりはある。これは君にだから話すことだが。だが知ってどうする」
祝:「どうもこうもないよ、心配だから探しに行くんだ。そのあとのことは、どうにか……まあどうにでもなるか」
流月:「そうか。そういえば君は軍人ではないな。天使との戦いのために協力してもらっているが、善意の協力者としてここにいる」
祝:「ん? ああ、そうだな」
流月:「脱走兵の処理まで君にさせるというのは、軍として沽券にもかかわる。もしも君が軍人ならば彼女を連れ帰れと命令するところだが、そこまで命令はできないな」
祝:「……」
流月:「もちろん見つけ次第情報はほしいが。1ヤシマ人として忠誠が試されるところだな」
為真:ずっと横で聞いてるクリスはいいの?w
流月:「いいだろう、君が彼女をどうするかは軍として関与することではない。これまでの協力に報いる意味でも、情報を提供するのはやぶさかでもないだろう」
祝はあっさりと、トゥアレタの居場所を手に入れた。
隣の県。直線距離では短いが、複雑な山道を通った先にあるため車でも半日かかる。
そこでさらに流月からの提案。
流月:「日頃の疲れもあるだろう、シュネルギアにのって羽を伸ばしてくるといい」
祝:「は?」w
流月:「疲れからか黒塗りの高級車に追突してしまわないよう気を付けてくれたまえ」w
祝:「貸してくれるのはいいんだけど動かせないじゃん」w
クリス:「ギアドライバーが一人いれば、動かすだけなら可能だよ」
祝:「じゃあツバサに声をかけて……何から何までサンキュな」
流月:「恩義を忘れてくれなければ構わないよ。今後とも協力をよろしく」
カナン:後が怖いわーw
クリス:「僕も桂さんと同行しよう」
祝:いやなんでお前来んのw
ツバサは二つ返事で了承。
数時間後、2機のシュネルギアが田舎の町はずれへとやってきた。
目立ってはいけないので山に着陸して隠し、渡された住所を目指す。
祝:「ちなみにツバサはトゥアレタ見つけたらどうすんだ」
ツバサ:「まあ俺様ちゃんは軍人だからな。見つけたらひっ捕らえ連れてこないわけにはいかないけど。でもシュネルギアをほったらかしにするわけにもいかないし?」
クリス:「桂さんにも残ってもらったよ」
祝:みんな優しいなーw
たどり着いた住所には、墓地があった。
少し違和感を覚える。墓のために作られた場所というより、他の何かがあった場所が丸々墓地に置き換わったような不自然さ。
クリス:「簡素な墓だねえ」
祝:とりあえずその辺の墓の名前でも見よう。
GM:名前なんだろ、聖?
祝:聖、転校したはずでは!?w
GM:いやややこしくなるからやめようw マサトとかその辺の名前が書いてあるw
果たしてトゥアレタは見つかった。
ひとつの墓の前で、膝を抱えて座っている。
足音に気付き、顔を上げた。
トゥアレタ:「……祝君」
祝:「……」
トゥアレタ:「あなたも、彼女に会いに来たの?」
祝:「彼女? なんのことだ?」
為真:マジでなんのことだw
祝:とりあえず墓の文字を読もう。
トゥアレタの目の前の墓石、上から覗き込む形で名前を探る。
丁度日が当たるところに文字はあった。墓碑銘、『トゥアレタ=クレーリオン』。
祝:「……どういうことだ」と二度見、三度見。
トゥアレタ:「そう、やっぱりあの日のこと、覚えてないんだ」
祝:「なんかの冗談だよな。ここなんか変な墓ばっかりだしさ」
トゥアレタ:「祝くん。君が小さい頃に施設で過ごしてたことは覚えてるでしょう?」
祝:「ああ、まあお前も一緒に居たしな……」
祝は会話しながら、何かを思い返そうとする。
何を覚えていないのか……思い返そうとしてもやっぱりわからない。
トゥアレタ:「その施設は、天使力についての研究施設だった。子供たち全てを被検体とする施設。でも6年前のあの日」
丁度祝の記憶が途切れる時期だ。
トゥアレタ:「巨大な天使がこの施設を襲ったの。”ひとつめの天使”が」
祝:「……天使…………」と聞いてようやく思い出します。
GM:ほわんほわんほわんはふはふ~w
施設。天使。襲った。
言葉を聞いて、祝の脳裏に一つの光景が浮かんだ。
何か異常なものが僕を見ている。周りに広がる炎。誰かが倒れている。
横にトゥアレタがいる 祝くん!
突き飛ばされた。衝撃がもっと何倍にもなって襲ってくる。すごい音が聞こえた。
次に起き上がったとき、何も残っていなかった。
何も残っていない。とぼとぼと歩く祝。
「一体なんで、こんなことに……」
何も残っていない。トゥアレタも。
トゥアレタ:「この施設の人は、あなたを残して全員死んだのよ。ここにある墓は、全部あの日ここで働いていたり、実験対象にされていたり……そういう人々」
祝:「でも……トゥアレタは、ここにいるじゃん」
GM:そろそろクリス君が「完全に場違いな会話に混ざってしまった」みたいな顔をしているw
祝:もうちょっと待ってw
トゥアレタ:「違う。私はあの日この施設で死んだ、『トゥアレタ=クレーリオン』のクローンよ」
祝は今度は最近の記憶を思い返した。
トゥアレタに何と言っただろうか?
「『トゥアレタ=クレーリオン』は黒い天使核を持つ貴重な人間だった。失うわけにはいかなかったから、私が作られた」
施設の頃の思い出話をしていなかったか?
「クローンとして作られた私は、オリジナルの記憶をコピーされているから。本物の振りをして、あなたをだましてた」
祝と初めて入れ替わったトゥアレタがひどく取り乱していた。
「私が存在する意味は、シュネルギアを動かして天使と戦うことだけ。天使と戦う日のためだけに、これまで生きてきた。なのに」
トゥアレタ:「なのに、いざ天使が現れた時。私は何もできなかった」
祝:まあ、入れ替わりましたからね。
為真:でも入れ替わる前から動けてなくなかったっけ? トゥアレタさんサイドにも問題があるのではw
祝:天使に自分が殺される記憶もコピーされているのがよろしくないw
トゥアレタ:「天使と戦うことがてきなければ、居場所も生きる資格もない」
祝:「……俺も心のどこかではわかってたはずなんだ。直視しようとしなかっただけで」
放課後に夢の話をしていたのも、墓の下にいるトゥアレタの方。
祝:「でも、まるきり居場所がないってことはないだろ。それを言ったら、トゥアレタなしでシュネルギアに乗れない俺があの基地にいる理由もないし。そんなに気負うことはないんじゃないか」
GM:私の体だけが目当てなのねw
祝:違うけどw 「戦わないことが罪なら俺が背負ってやる」
トゥアレタ:「私は、天使と戦うべき存在としてここにいるのよ! 普通に生まれて自由に生き方を決められる人にはわからない!」
為真:これ思ったよりトゥアレタ面倒くさいな?
GM:俺あんまり面倒くさくない女の方が好きだわ。
為真:GMの好み関係ないだろw
祝はトゥアレタの説得を試みる。
しかし、人間とクローンの都合の悪いところだけを選んで自分を縛りつけているトゥアレタには届かない。
「人間何が起こるかわからないし。今何ができるかだけで自分の存在価値を決めるなんてよくないんじゃないか?」
「明日に期待できるのは人間の特権よ。作られたクローンである私にそんなものない。一緒に話して過ごして、楽しかったのは……昔のトゥアレタの幻影」
「でも桂さんを助けようとみんなで頑張ってさ、あの時楽しそうにしてた。あれが全部作り物なんて思えない。お前は普通の女の子なんだよ、オリジナルとかクローンとか関係ない」
「私には……選べない。楽しむことなんか、私には許されてない。彼女が生きるはずだった人生で、のうのうと笑うことなんで、私には許されない」
祝:もうDVルートありな気がしてきたw いいから俺に黙って従えばいいんだよ!
GM:じゃあ祝の足元に卒塔婆が転がってるよw あとクリスがインカムと拳銃をちらつかせてるw
カナン:それは何のアシストなのw
祝:そろそろラストめんどくさいだと思うんですけどね。
「選べないなんていってさ、選びたいんだろ?」
「……私が?」
「お前が選べないっていうなら俺が選んでやるからさ。お前自身の自由な生き方をしてほしい」
祝:「トゥアレタに縛られすぎることを彼女も望んでないと思う。お前は……本当は、居場所が欲しいんじゃないのか」
トゥアレタ:「……あなたが……私の居場所をくれる?」
祝:「俺はお前にそばにいてほしい。一緒に帰ろう」
トゥアレタは、そこで初めて安堵したような表情を見せた。
祝:本当はこういうの、もっと話数を積んだ後でやりたかったけどw
GM:ちょっと色々言いすぎたかなー。まあいいや。ところでそんな会話をしていると、クリス君が動きます。
――その時。祝は後ろから殺気を感じた。
クリスが拳銃を抜き、トゥアレタに狙いを定めている!
GM:拳銃で射撃、達成値10。
祝:《呪詛返し》! ロゴス使って強引にエーテルで叩き落とす。
GM/クリス:「何をするんだ祝君」
祝:「こっちの台詞だ、なんでトゥアレタを殺そうとするんだ」
GM/クリス:「そういう話じゃなかったっけ」
祝:「トゥアレタは殺させない」
GM/クリス:「じゃあ仕方ない。僕も為すべきことを為さなければならないからね。そう、僕はルルブにも書いてある通り、合衆国が送り込んだ完全機械化兵……ではなく」
祝:違うの?
GM:あれ、なんて書いたかな。あ、合衆国が送り込んでいた完全機械化兵でしたw
祝:あっはいw
GM/クリス:「僕は戦争を1日でも速く終わらせなくてはいけない。そのためには彼女を消すのが手っ取り早いと思ったんだけどね」
祝:「まさか桂さんと佐世保君の中を引き裂こうとしたのも!」
GM:いや関係ないw
祝:「だがこの距離なら、拳銃より俺の卒塔婆の方が早いぜ」
GM/クリス:「かもね。だから君たちが作り出した力で君達を消してあげるよ」
クリスが指を鳴らすと、頭上に影。
外からシュネルギアが降ってくる。桂とのペアで乗る機体だ。
クリスはジャンプひとつでコックピットに飛び乗る。
祝:とにかくツバサに連絡。「クリスが裏切ってシュネルギアに襲われてる!」
カナン:ていうか桂さんは!?
GM:あ、桂には連絡つかないですね。
カナン:え、ちょっとw
時は少し遡る。
基地にいるPC達は流月少将に呼び出されていた。
流月:「わざわざ集まってくれたのは他でもない、話しておきたいことがある」
ボルシチ:「ごくり」
流月:「落ち着いて聞いてほしいんだが、彼……クリス・J・アーミテジは合衆国が送り込んだ完全機械化兵だ」
為真:「だから言ったじゃん」w
流月:「疑問に思いつつも確証が得られていなかったのだが、この数日の調査ではっきりした」
為真:その数日で身辺調査してから基地にいれよう?w
流月:「そしてそのクリスだが、シュネルギアを持ち去った。彼を押さえてほしい」
為真:「行き先は……?」
流月:「検討は付いている。彼の所持品にGPSを仕込んでおいた」
為真:「まあ……真相はどうあれ、その場に行かないわけにはいかないか」
ボルシチ:あ、そっか彼がー、みたいな顔w
流月:「そこには他のギアドライバーもいるはずだ。彼らの身が危ない。私が輸送機を出す、オペレーターとしてカナンにも同行してもらう」
カナン:なんで呼ばれたのかと思ったら「プシナちゃんじゃなくてですか」
流月:「天使の襲撃を考え基地に残す」冷静な判断w
カナン:い、いくしかねえw
雛子:「それにしても……クリスさんが」
為真:「本当なのかもわからない。だから、行ってから考えるしかないかな」
雛子:「そう…ですね」
セラピア:「きっと何かの間違いなんだよ」
ボルシチ:「わたしもそう思いたいんだよ~」
祝:けもパニかよw ※けもパニ:人狼系ゲームだが姉に投票が引っ張られる妹がいる。
そうしてシュネルギアを飛ばして暫し。
クリスがシュネルギアで生身の祝とトゥアレタを襲撃しようとしている瞬間に間に合った。
ちなみにカナンも流月と一緒に輸送機で移動している。
クリス:「君たちまで来てしまうなんて残念だよ」
ボルシチ:「残念はこっちの台詞です」
クリス:「おやどうしてだい?」
ボルシチ:「お友達になれるかな、と思っていたのに」
クリス:「僕たち、もうすでに友達と思っていたんだけどな。そうだろう、僕たち、トモダチだろう?」
カナン:「友達を殺しにかかるもんじゃないでしょー!」
クリス:「それとこれとは話が別。これは僕の使命だしね」
カナン:「クリスさん……本当に敵なの」
為真:「人と中々話せない僕でも……話しやすいと思ってた。これで終わりだとしたら残念だよ。でも終わりじゃないと思ってる」
クリス:「終わりにしない方法かあ。そうだ、どうだい、皆僕と一緒に合衆国に来ないかい。あれに乗ってる人は別として」
カナン:私はー!?w
GM:あ、輸送機を運転してる人ね。モブw
為真:「これしか道はないの?」
クリス:「僕は完全機械化兵なんだ。血の一滴まで合衆国の者。その意味が分かるかい?」
そこへツバサの乗ったシュネルギアが到着する。
GM/ツバサ:「乗って!」と言うわけですが、入れ替わる処理とかやっとく?
祝:それどっかでやらなきゃなーと思ってたんですけどね。
カナン:もういっそ2人とも乗り込んで3人でシュネルギア動かそうw
祝:じゃあそれでw
トゥアレタが機体に乗り込もうとする。
しかし、その手がまた震えだす。どうしても、怖い――
「お前が戦えない分は俺がカバーしてやるから!」
「……! うん!」
トゥアレタと祝は1人分の席に一緒に乗り込んだ。
エーテルリンクは起こらない。彼女にとっての、初めての実戦。
ツバサ:「俺様ちゃんいらなくなーい?」w
祝:お前の力が必要なんだよ!w
GM:悪いなツバサ、この機体2人用なんだw
祝:「お前がいないとギアが動かないから」w
座る場所とかGの制御とか色々ダメな気がするが突っ込んではいけない。
次回、クライマックス。
最終更新:2018年09月30日 14:24