ニコニコ動画へのアップロードを予定している場合、規定サイズに仕上げる必要があります。
CMやコーナーがそれぞれ何分になるか測定してみて下さい。

なお、分割はFLV変換後に行ったほうが効率が良いです。



早見表

09分00秒: 621378[bps]=606.81kbps ←ニコニコうp限界600kbps
10分00秒: 559240[bps]=546.13kbps
15分00秒: 372827[bps]=364.09kbps ←エコノミー境界300kbps
20分00秒: 279620[bps]=273.07kbps
25分00秒: 223696[bps]=218.45kbps ←アニメ1本age
30分00秒: 186414[bps]=182.04kbps 
40分00秒: 139810[bps]=136.53kbps
50分00秒: 111848[bps]=109.23kbps
60分00秒: 93207[bps]= 91.02kbps 





ビットレートと容量の関係

ビットレート=1秒あたりに割り当てる容量です。
「ビットレートx再生時間=ファイル容量」から逆算してみましょう



解像度とブロックノイズ

1秒あたりに割り当てる容量が決まっているので、
解像度が高くなるほど強い圧縮がかかり、ブロックノイズが出やすくなります。
またアニメより、実写の方が情報量を食うため、ブロックノイズが出やすくなります。

ニコニコ動画では512x384がもてはやされていますが、
実写映像をこの解像度で書き出すとブロックノイズ祭りになります。
320x240で書き出した方がいいでしょう。



ニコニコ対応サイズにする

「映像音声のビットレート合計600kbpsまで、ファイル容量40MBまで」です。
600kbpsを使い切った場合、約9分間の動画をアップロードできます。
エコノミーモード制限を受けると極端に画質が下がります。


エコノミーモードを回避する

「映像音声のビットレート300kbpsまで、ファイル容量40MBまで」に収めると
エコノミーモードによる画質低下を回避できます。
300kbpsを使い切った場合、約18分の動画をアップロードできます。




アニメ

30分アニメからCMをカットすると25分程度になります。
ビットレートを少し下げて250kbpsでアップロードする、
OP・EDをカットして本編のみを600kbpsでアップする、
前編・後編に分けて600kbpsでアップする、などの方法があります。



1時間番組

1時間番組からCMを抜くと45分程度になります。
45分のFLV一本にまとめると画質が悪すぎて見れたものではないので、
20~25分に分割してアップロードするか、
45分100MBまでのAVIファイルに変換して、鯖エンコするのが一般的です。
鯖エンコには大変時間がかかります。

ドラマの場合

CMを境に20~26分に分割できるので、200~250kbpsがオススメです。

バラエティ番組の場合

CMの場所が変動しますし、コーナーの順もまちまちです。3分割にしたほうが安全です。


2時間特番

バラエティ番組の場合、いくつかのコーナーに分けられるはずです。
10分以下のコーナーは結合、30分を超えるコーナーは分割して
各動画が15~25分程度にまとまるようにします。
トーク番組の場合、動きが少ないのでビットレートをケチってもなんとかなりますが
殺陣や鬼ごっこなど、動きの多い動画は18分以下に収めましょう。
最終更新:2007年10月26日 19:05