夏目漱石「坊ちゃん」
元ネタ
何の気もなく教場へ入ると、黒板いっぱい位な大きな字で、【天麩羅先生】と書いてある。
俺の顔を見てみんなわぁと笑った。俺は馬鹿々々しいから、【てんぷらを食っちゃおかしいか」と聞いた。
すると生徒の一人が、「然し四杯は過ぎるぞな、もし」と言った。四杯食おうが五杯食おうが、俺の銭で
俺が食うのに文句があるもんかと、さっさと講義を済まして控所に帰ってきた。
十分経って次の教場にでると【一つ天麩羅四杯也。但し笑う可からず】と黒板に書いてある。
さっきは別に腹も立たなかったが今度は癪に障った。冗談も度を越せばいたづらだ。
焼餅の黒焦(反対語は、焼餅は狐色)のようなもので、誰も誉め手はない。
田舎者は此呼吸が分からないから、どこ迄押していっても構わないという了見だろう。
一時間も歩くと見物する町もないような狭い都に住んで、外に何も芸がないから、天麩羅事件を
日露戦争のように触れちらかすんだろう。憐れな奴らだ。
子供の時から、こんな教育されるから、いやにひねっこびた、植木鉢の楓見た様な小人ができるんだ。
無邪気なら一所に笑ってもいいが、こりゃなんだ。子供の癖に乙に毒気を持ってる。
「こんないたづらが面白いか、卑怯な冗談だ。君らは卑怯という意味を知ってるか」と言ったら、
「自分がしたことを笑われて怒るのが卑怯ぢゃろうがな、もし」と答えた奴がある。
やな奴だ。
わざわざ東京から、こんな奴を教えにきたのかと思ったら情けなくなった。
改変
763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/04/27(金) 00:21:20 ID:zP6FGeBr
何の気もなく地方裁判所 第2法廷へ入ると、DSのスクリーンいっぱい位な大きな字で、【自爆先生】と書いてある。
俺の顔を見てみんなわぁと笑った。俺は馬鹿々々しいから、【自信満々に格好つけちゃおかしいか」と聞いた。
するとPaPa帽子の男が、「然し二度は過ぎるぞな、もし」と言った。青い炎をまとったカードだけが勝負の行方を知っていようが
ボーンチャイナに傷をつけたのが君だろうが、俺の裁量で 俺が自爆するのに文句があるもんかと、
さっさと尋問を済まして中央刑務所13号独房にぶちこまれてきた。
5ヶ月経って次の事件の証人喚問にでると【一つマニキュアとか封筒とか危機管理しなさすぎ也。但し笑う可からず】と弟子の触覚野郎の顔に書いてある。
さっきは別に腹も立たなかったが今度は癪に障った。冗談も度を越せばいたづらだ。
ボンゴレとの戯れ(反対語は、飼い犬に手を噛まれる)のようなもので、誰も誉め手はない。
触覚野朗は此呼吸が分からないから、どこ迄ゆさぶっていっても構わないという了見だろう。
手品道具だらけで足の踏み場もないような狭い事務所に住んで、外に何もムジュンがないから、手の悪魔を
決定的なムジュンのように触れちらかすんだろう。憐れな奴らだ。
まるほどうから、こんな教育されるから、いやにひねっこびた、三剣とカルマとまるほどうを足して2で割ったような様なイヤミができるんだ。
無邪気なら一所に笑ってもいいが、こりゃなんだ。青二才の癖に乙に毒気を持ってる。
「こんな茶番が面白いか、裁判員制度なんて冗談だ。愚かなる君らは法という意味を知ってるか」と言ったら、
「自分で余計なことをべらべらべらべらべらべら喋って印象わるくしてるんぢゃろうがな、もし」と答えた検事がある。
やな奴だ。
わざわざ作業場から、こんな奴らに裁かれにきたのかと思ったら情けなくなった。
最終更新:2007年08月06日 18:53