「住人の選ぶ素直シュール傑作選」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
住人の選ぶ素直シュール傑作選」を以下のとおり復元します。
素直シュールスレに来てみたけれど、どんな物を書けばいいかわからない……
そんな初心者の方に「こういうのはどうよ?」といった作品を推薦したり、単純に好きだった作品を挙げる場所です。

名前欄はななしさんで構いません。
[[素直シュール過去ログダイジェスト]]から好きな作品をさがし、コメント欄にコピペでどうぞ。


----


- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 16:44:14.74 ID:nR0f4Gyv0 &br()女「お、落ちそう……」 &br()椅子「ん? もうかい? 意外に早いんだな」 &br()女「ち、ちがう……実はさっきから保守がしたかったんです。椅子に座ったのもそのためで……」 &br()椅「そうか……いいこと思いついた。おまえ、俺の上で荒ぶる鷹のポーズで保守しろ」 &br()女「えーっ!? 折りたたみ椅子の上でですかァ?」 &br()椅「女はシュール! なんでもためしてみるのさ。きっといい気持ちだぜ。 &br() ほら、遠慮しないでやってみろよ」 &br()&br()&br()&br()椅子はそう言うと椅子座布団をふるい落とし、安っぽく光る合成革のシートをわたしの前につきだした。 &br()&br()&br()&br()自分の上で荒ぶる鷹のポーズをとらせるなんて、なんて椅子なんだろう…… &br()&br()&br()&br()しかし一部破れ中のスポンジが露出した安っぽく光るシートを見ているうちに、 &br()&br()&br()&br()そんなペットボトル先生に叱られそうなことをためしてみたい欲望が…… &br()&br()&br()&br()&br()&br()99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 16:45:09.33 ID:nR0f4Gyv0 &br()女「それじゃ……やります……」 &br()&br()&br()&br()そっ……かた……かた…… &br()&br()&br()&br()女「た……立ちました……」 &br()椅「ああ……つぎはポーズだ」 &br()女「それじゃいきます……」 &br()&br()&br()&br()&br()女「荒ぶる鷹アーッ!!」 &br()&br()&br()&br()&br()がしゃんごとんぐしゃどかばき &br()&br()&br()&br()&br()椅「……」 &br()女「……」 &br()椅「……」 &br()女「……」 &br()椅「なあ」 &br()女「はい?」 &br()椅「回転椅子の野郎にキャスターまでついてるってのは――――『反則』だと思うんだ」 &br()女「それは……渡辺さんにアホ毛がついているようなものなんですか?」 &br()椅「ほくろポーカーで言えば、ロイヤルストレートパーマだ」 &br()女「はい」 &br()&br()&br()&br()&br()100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/16(土) 16:48:46.25 ID:nR0f4Gyv0 &br()女「ここで目が覚めた」 &br()男「……」 &br()女「というわけで、折りたたみスチール椅子にキャスターをつけてみた。ぜひこの上で……」 &br()男「おまえは俺を殺したいのか」 &br()女「大丈夫。わたしが受け止めるから」 &br()男「落ちるのはもう確定なのですね」 &br()女「そのまま抱き合って転がっていって、たんすの角に君の後頭部がぶつかった反動で、ちゅっ♪ &br() 君が上でわたしが下。こう、右手で君の肩甲骨あたりを、左手で後頭部あたりを &br() ぎゅ~っとやってみたい。君がわたしを抱きしめるんじゃなくて、わたしが、君を」 &br()男「……」 &br()女「……※」 &br()男「……(今の※は♪のつもりなんだろうか……)それ、俺が椅子の上に乗る必要なくね?」 &br()女「……」 &br()男「……」 &br()女「……君が何を言っているのかよくわからんのだが?」 &br()男「真顔ッ!?」 &br()&br()  -- 名無しさん  (2007-01-14 17:56:49)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

復元してよろしいですか?

目安箱バナー