いかづち邸
お正月の魔法使い
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俺の名前は辰神龍我。
そして今年は卯年、気が早いが来年になったら俺の年と言っても過言では無い。
さて、そんな新年だが俺は今日も逢魔刻の魔法使いのお二人の屋敷へとやって来た。
門をくぐって庭を通り、玄関扉の前に立つ。
チャイムを鳴らして暫く待てば扉が開かれる。
そして今年は卯年、気が早いが来年になったら俺の年と言っても過言では無い。
さて、そんな新年だが俺は今日も逢魔刻の魔法使いのお二人の屋敷へとやって来た。
門をくぐって庭を通り、玄関扉の前に立つ。
チャイムを鳴らして暫く待てば扉が開かれる。
「明けましておめでとう、二人とも」
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね、龍我」
「明けましておめでとー、お年玉無いの?」
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね、龍我」
「明けましておめでとー、お年玉無いの?」
新年らしい挨拶を交わせば、クレハのお年玉の催促は無視して屋敷へと入る。
今日はクレハの使い魔を通じて屋敷まで呼ばれたのだが、一体なんの用なのかと思いながらやってきた。
サンドリヨンに促されてリビングに通されたため、素直に感謝の会釈をしてから入る。
リビングには普段紅茶やお菓子が並ぶ机に紅茶の代わりに緑茶とお菓子が並び、少し装飾がお正月らしい物になっている。
今日はクレハの使い魔を通じて屋敷まで呼ばれたのだが、一体なんの用なのかと思いながらやってきた。
サンドリヨンに促されてリビングに通されたため、素直に感謝の会釈をしてから入る。
リビングには普段紅茶やお菓子が並ぶ机に紅茶の代わりに緑茶とお菓子が並び、少し装飾がお正月らしい物になっている。
「おおっ、お正月らしい雰囲気になってるな」
「そうなんです。普段と違って緑茶なのでお菓子もそれにあわせてみたんですよ」
「そうなんです。普段と違って緑茶なのでお菓子もそれにあわせてみたんですよ」
俺が呟けばそれに続いてサンドリヨンが説明を行う。
そして間に入るようにクレハも声を上げる。
そして間に入るようにクレハも声を上げる。
サンドリヨンに促されて着席し、二人もそれぞれ席に着けば誰からともなくいただきますと呟いてお茶会が始まる。
俺は根っからの日本人故に緑茶は性に合うため早速一口頂く。
俺は根っからの日本人故に緑茶は性に合うため早速一口頂く。
「ふう……落ち着く味だな」
「いいでしょう? 上等な品を仕入れたんですよ」
「アタシはココアの方が好きだけど、日本人としては緑茶も嫌いじゃないわね」
「クレハは一言余計だな……」
「いいでしょう? 上等な品を仕入れたんですよ」
「アタシはココアの方が好きだけど、日本人としては緑茶も嫌いじゃないわね」
「クレハは一言余計だな……」
サンドリヨンはあらあらなんて言いながら笑い、折角だからと抹茶味のクッキーが並んだ皿を此方に寄せる。
早速、此方に寄せられた皿に並んだクッキーを手に取って口に運ぶ。
甘味の中に苦味を感じるが、その仄かな苦味が美味い。
ふとクレハとサンドリヨンを見れば、クレハには普通のクッキーを勧めるサンドリヨンがそこにいた。
クッキーで口の中の水分を持ってかれたために熱い緑茶を飲む。
早速、此方に寄せられた皿に並んだクッキーを手に取って口に運ぶ。
甘味の中に苦味を感じるが、その仄かな苦味が美味い。
ふとクレハとサンドリヨンを見れば、クレハには普通のクッキーを勧めるサンドリヨンがそこにいた。
クッキーで口の中の水分を持ってかれたために熱い緑茶を飲む。
「あ、アタシだって抹茶クッキー食べれるわよ!」
「普通のも美味しく出来たんですよ?」
「……平和だなぁ」
「普通のも美味しく出来たんですよ?」
「……平和だなぁ」
なんて思った矢先、パリィンと窓ガラスを割って赤い男が飛び込んで来る。
続いて窓から青い男も入って来る。
続いて窓から青い男も入って来る。
「明けましておめでとう、称号返せ紫絡!」
「ゲェ、新年早々来たわね、帰りなさいよ紫神兄弟!」
「……平和……」
「あらあら……」
「あ、お邪魔しまーす、明けましておめでとうございます」
「……平和……」
「ゲェ、新年早々来たわね、帰りなさいよ紫神兄弟!」
「……平和……」
「あらあら……」
「あ、お邪魔しまーす、明けましておめでとうございます」
「……平和……」
新年早々、波乱の幕開けのようだ。