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産業育成準備
















1.展望の説明と奨励


 現在、共和各国ではベビーラッシュなどにより食料需要が徐々に高まりつつあります。
 それにより今後、食料生産能力の向上を必要とする国が増えるでしょう。
勿論、無名騎士藩国もそのうちの一国です。
 そこで食料増産のために、農業機械を導入し効率を高めることが予想され、
それにより農業機械の需要が高まることが予想されます。

 そこで、無名騎士藩国では、より安価で性能の良い農業機械の生産を推奨いたします
 これは、現状のニーズに合わせ、多くの農家の方に手にとってもらい、
無名の農業機械の発展と普及を目的とするためであります。
 また、農業機械の発展と普及による、農業の発展と共に、
今後非戦闘用機械の開発を推し進め、重工業をさらに発展させ、
無名騎士藩国の2大産業である、農業と重工業がそれぞれ協調し合い、
さらに発展することを目標とした産業育成を行ないます。

2.農業機械開発振興による農業発展


 国内の重工業発達を促進するうち、特に農業機械産業に重点を置いているのは、
今後の食料需要拡大を見越し、増産を図る農家が増える事、つまり、
増産のための農業機械需要が高まる公算が高い事に根拠を持ちます。

 主要客層は、国内外の農業従事者全般であり、彼らが栽培している作物の種類に応じ、
多様な農業機械が求められる事になります。
 農業機械の導入にはコスト的問題が付いて回るため、機能の単純化による低コスト化や
整備性の向上は、強く求められる仕様となるでしょう。
(これを無名騎士藩国が得意とする事は、この国の技術開発史が証明していると言えるはずです)
 勿論、高価多機能な機種についても需要はあるはずであり、
いわゆる『かゆい所に手の届く』仕様も求められるでしょう。
 それら競合による多様化と発展が、国としても強く推奨されるところです。
 尚、現時点での各農産業連合体における需要調査結果(藩国調べ)については、
公開情報として開示されています。


 農業機械各種の発展と普及は、当然、藩国内の農産業の発展にも繋がります。
 低コスト化などによって、新しく効率のよい農業機械が各農家に導入されていく事で、
能率の向上、生産性の上昇が見込まれるためです。
 増産された食糧の買い手としては、人口増加が見込まれる鍋の国や、レンジャー連邦。
その他、ホテル産業の強化によって高級食品の需要が増えるFEGが、有力な候補に挙げられています。


 重工業の発展が農産業の発展を呼び、それらの相乗効果が藩国経済を育て、
周辺国ともども、豊かさを手に入れていく事に繋がって行きます。
 政府から国民の皆さんに求めるのは、その流れを作る力として、力を貸して頂く事なのです。

3.開発に必要な技術の一部提供と国外との交渉の手助け


 重工業の発展推奨に伴う政策として、重工業への参入企業に対する各種支援が行なわれます。

 良い製品を作る事、製品の魅力を買い手に理解してもらう事、
製品の流通経路を確立する事、それら事業が全て円滑に進むよう取り計らう事。
 これが、藩国が各企業に対し求める全てです。
 そして、これらを後押しし、各企業、そしてそこで働く国民の一人一人が、
より高い意欲をもてるよう助ける事が、藩国の責務と、政府は考えています。

 主に、事業として未開拓となっている箇所に対する技術的支援や、
これまで接触があまり行なわれてこなかった他国企業・組織に対する仲介により、
商品開発から販売に至るまでに必要な、各企業への負担を、軽減する内容となります。

 その中には、大統領府の協力をいただくことにより、
聯合国以外の共和各国の協力を受けた物も含まれています。



■参考資料『事業参入者に対する支援方針の概要』
一、兵器産業において使用されている先進技術の、民間企業に対する一部開放。
二、マーケットとして有望な他国農業連合体、及び流通の軸となる運輸企業との初期交渉を仲介。
三、各企業による開発物の発表・宣伝の舞台となる総合展示会の開催。
四、開発物の性能・安全性に対する無料検査、及び検査結果の保証。


●上記資料に対する備考
一、『技術開放に伴う守秘義務と、その利用制限について』
 最初に、技術提供のための研修が開催されます。
 そこでの研修過程(akiharu国の協力による映像機器などが使われています)
を経て、必要な技術を研修者に習熟していただく事になります。
 提供に際しては、関係者に対し、機密の漏洩を禁じる守秘義務が発生し、
これを破った場合、重大な罰則が科せられることとなります。
 先進技術の提供は、あくまで非軍事的な民間利用のためにのみ使用を認め、
軍事転用に関しては、原則としてこれを認める事はありません。


二、『紹介先となる取引相手についての補足』
 仲介先企業に関しては、現地政府からの紹介と、無名騎士藩国による実情調査の結果を経た、
信頼のおける取引相手のみをご紹介しています。勿論、藩国を仲介せずに、
別の企業との提携を行なう事についても、特に問題はありません。
 また、各種部品の生産業が発展を続けているリワマヒ国から、高精度部品の輸入を仲介する事も可能です。

三、『総合展示会について』
 展示会についての詳細は、別資料にて掲載。

四、『性能・安全性検査とその保証』
 兵器化禁止の原則(※1)に則り、開発物にはそれぞれ、用途に応じた性能制限が法律で定められています。
 技術士官による検査(監査)は、各企業による開発物が、これらを正しく遵守した製品である事を保証し、
ユーザーに対する安心感の提供と、開発企業に対する信頼性の付与を行なうためのものです。

※1:
#開発物に武装を施す事による兵器転用、ではなく、開発物そのものが軍事目的で開発・生産される事を抑止するものです。
#純粋に農業用・工事用として開発された製品が軍事転用される事については、この検査では扱わないものとしています。
#(それらはむしろ、治安や情勢の安定化が担当する領分だという考えによります)

4.デモンストレーション機会について


 諸国への公開に先立ち、主に国内へのデモンストレーションとして総合展示会が催されます。

 1日目は国内企業・農家向けとして、藩国第二層の食料生産地、及び近隣の整備工場で行なわれます。
近年改良を加えられた農業機械のお披露目として、現在の区画より大きな土地での耕耘のデモンストレーションや、
整備工場では低コスト化や大規模農法のノウハウ等の講義が行なわれる予定です。

 2日目は一般向けに公開され、農機の試乗体験や無名騎士藩国産の食物を用いた出店等が行なわれます。
 また、この日は国外向けの発表も兼ねており、無名藩国製品のデモンストレーション効果も期待されています。
 それに伴い、藩国警察及び歩兵部隊の協力の元、
藩国第二層を中心に警備を増強し、交通整理や緊急時の対応を行ないます。
 会場周辺は混雑が予想されますので、なるべく長距離輸送システム<なごみ>をご利用頂きますようお願いいたします。

5.今後の展望


 最後に今後の展望となりますが、今後も農業分野・重工業分野両分野の
発展を目指します。

 農業分野では、食料需要を満たすためだけでなく、
今後共和国に生まれる多くの子どもたちが皆、
健やかな成長を迎えられるようにするために、
更なる技術向上によるコストダウンを行い、
一人でも多くの子どもが、無名騎士藩国の食料を口にできるようにすると同時に、
品質の向上により、より安全でより美味しい食料を
提供できるようになることを発展と位置づけます。

 重工業分野では、建築用重機など国民の日常生活により密着した工業製品の生産を進めるとともに、リワマヒ国によるリサイクル技術の協力を受け、
工業の発展に起因する環境の汚染などを無くすことを発展と位置づけます。
 これは、住みよい環境を作ることが、将来生まれる子供たちが
健やかに成長を迎えるために必要なことであると考えるためです。

6.協力を頂く藩国の一覧

  • るしにゃん王国、海法よけ藩国、鍋の国、玄霧藩国(農業機械の卸売り先候補として)
  • FEG、鍋の国、レンジャー連邦、リワマヒ国、(食料の卸売先候補として)
  • リワマヒ国(農業機械の部品を輸入させていただく)
  • 羅幻王国(提携を仲介する運輸業者としての協力をいただく)
  • akiharu国(研修の際にビデオを使用させていただく)

7.産業育成により生産される農業機械の一例


大きなサイズはこちら

 この機種は安価ながら、後部ハードポイントに取り付ける装備の変更により通常の耕運作業の他、様々な作業を可能としている。
 また、燃費・整備性の面でも従来の機種より更に向上している。

~AFL社商品カタログより抜粋~


8.農家の方の声


 言わずと知れた農業エリア、ながみ村。此処は開墾された壮大な田園風景と
昔ながらの密林が広がり、まさしく大地と人の共存の結果が垣間見れる場所でもある。
 住民達は畑を耕し、米を育て、実りを分かち合い生きる糧としていく。しかし。

「実際に農家やってると、いろいろあるっぺよ~。村が藩国だった時から米さ作ってるだば、
最初は道具もなかったもんだからして、むか~しながらの道具復刻してから
ちびーっとずつ機械いれていったもんだばさ。」

 とは、住民のB太さん(プライバシー保護のため仮名でお送りしております)の弁。
 現在では初期とは格段に機械化が進んでおり、各家庭への負担は減ってきている。
しかし現状ではまだつらい部分もある、各種作業の効率化を図ることで農家の負担を減らす。
作業の効率化をもくろむことで収穫の増量と、
大量かつ安価で安心な食品を提供するための環境育成。
今回、無名騎士藩国が望んでいるのはこういった将来展望も見越した産業発展である。

「で。オラの出番だか?」

 はい。というわけで先ほどから待機していただいているのは、
農家モニター募集の中から当選されたB太さん(仮名)です。

「モニタって言われても、何のモニタすればいいんだべ?オラなんも聞いちゃいねぇぞ?」

 生の声を皆様にお届けしたかったので、B太さんには何もお伝えしていませんから。
 今回B太さんに使っていただきたいのはコレ!

 燃える太陽をイメージした赤のボディ!
従来のコストパフォーマンスを部品から見直すことによって大幅にダウンした上に、
馬力にくわえ燃費も向上することができた我が社が自信を持ってお勧めする新型トラクター!
その名も『掘ってけ君』です!

「・・ネーミングセンスねぇべな・・」

 はて、回線の不調で何を言ったかキコエマセンガ。
今回の藩国の産業育成方針で大量の情報と物資流通の向上がありまして。
重工業部門がウハウハきゃっほーした結果、ウチ独自の農業機械が開発できましてねぇ。

「うはうはって・・ナレーションならもうちょっと言い回しってもんが」

 キコエマセンネ、オカシイナァ?前振りはさておき、そちら(現地)にすでに製品は届いていると思われます。

「スタッフの人がオラの後ろに持ってきたトラクターがあるんだば・・・これけ?」

 そーですそーです。B太さんは畑で野菜を作られて生計を立てているということなので、
今回は畝づくり用のロータリをご用意いたしました。
 一般の方々がご覧になる可能性もあるのでちょっと説明させてもらいますと。
うねづくりというのは、作物を作るために土を盛り上げたところを作る作業です。
 野菜を作るうえで土壌というのは大変重要なもので。
耕してない普通の硬い土では野菜たちも根が硬くて張れませんし、
なによりうまく水分や栄養が吸収できないので美味しい作物が育たないのです。

その代りちゃんと土壌の酸度を見て、土を耕して肥料をいれて、と手間をかけてあげることで美味しくて大きな野菜が育つわけです。
例としては、土づくり特化で研究に研究を重ねて野菜作ったら、
巨大作物に成長させて近隣住民を驚愕のふちに叩き込んだ方とかいますし。

「そ、それは是非詳しい話を教えてけれ!」

 えーと。では収録が終わったら個人的にお話しする方向で。
今回は土壌とか肥料とかのお話ではなくて、機械を使って作業効率を向上させるお話ですから。
 話がそれてしまいましたが、先ほど言ったように畑を耕すのですから、
鍬では時間も体力も掛かりますし広大な畑をもつ農家の方々には負担にしかなりません。
そのため、今回のような農耕機が多数作られるようになったのです。

(ブルルルルー・・・・)
「随分エンジン音が静かだべなぁ・・?こんなんで大丈夫だべか?」

 おや、どうやら準備ができたようですね。大丈夫ですよ、いつも通り作業はじめてください。

「おけぃだべ。レバーで操作すんのか。分かりやすいなぁ、ってありゃ早えぇか?」
(思わず後ろを振り向くB太さん。ロータリはしっかり回っており、土がよく耕されていて、出来上がったうねがビニールマルチでしっかりと覆われていく光景が眼下に展開されている)
「おぉ、オラが今まで使ってた奴より早く作業できんのかー。さすが新型だべな」

 従来機より馬力向上が果たせた結果です。燃費もB太さんが使われていた物よりお得になっていますよ。

「そりゃあありがてぇべなぁ。オラ、このまま作業していいんだべか?」

 はい。今日は一日使い倒してしまってください。
また一日の作業終わったころにアンケートに参りますので。お仕事の邪魔をするのは本意ではありませんから。

「助かるベー。んじゃまたあとでなーー」
(静かに、だが確実に畝をつくりながら進んでいく耕運機)

 今回の提供せていただいた機械、第一回目となる今回の導入編ではおおむね好評で受け入れてもらえたようです。
次回は継続編として、手間がなくなった整備方法と燃費のお話を軸にお送りする予定です。
また、当社には他にもさまざまなシチュエーションに応じた機器が多数取り揃えられておりまして、作業別に応じた機体の情報も順次お送りしたいと思っております。

 それではまた、次回のプロモーションビデオでお会いしましょう。

(ちゃらっ、ちゃらっーちゃらー♪)


-とある企業の販売促進用映像、終幕-

9.スタッフ

33-00166-01:利根坂 凪巳
33-00174-01:ダーム
33-00232-02:赤峯
33-00750-01:黒野無明

イラスト

33-00243-02:朝子
33-00652-01:冴月

ページ作成

33-00750-01:黒野無明
最終更新:2010年09月20日 23:06
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