アイドレスsystem4 > ドッグバッグ(医療型)

部品構造


  • 大部品: ドッグバッグ(医療型) RD:20 評価値:7
    • 部品: 医療型概要
    • 大部品: NV-01ドッグバッグ RD:10 評価値:5
      • 部品: ドッグバッグ概要
      • 部品: 開発基本コンセプト
      • 部品: 試作機からの改良
      • 部品: ティルトローター機
      • 部品: STOL/VTOL機構
      • 部品: エンジン機構
      • 部品: ローターブレード伸縮機構
      • 部品: 操縦システム
      • 部品: ペイロード
      • 部品: 降下作戦遂行能力
    • 大部品: 搭載される医療設備 RD:9 評価値:5
      • 部品: 搭載医療設備の取扱
      • 大部品: 救急医療設備 RD:8 評価値:5
        • 部品: 酸素吸入セット
        • 部品: 吸引器
        • 部品: 除細動器
        • 部品: 挿管セット
        • 部品: 救急カートの薬品
        • 部品: ポータブルモニター
        • 部品: 輸液セット
        • 部品: 救急便宜上必要な医療器具たち



部品定義


部品: 医療型概要

ドッグバッグ(医療型)はNV-01に医療設備を搭載したタイプである。6名の患者と4名の医療スタッフを救急搬送できる。

部品: ドッグバッグ概要

NV-01は医療体制の脆弱なわんわん帝國のために開発されたティルトローター輸送機である。
限られた医療能力を有効に使うため、医師を現場へ、傷病者を後方へ迅速に輸送することを第一義として開発が進められた。
開発は宰相府の無名騎士藩国開発局である。
完全な機械製品で、わんわん帝國の法令に従って製造・運用される。

部品: 開発基本コンセプト

ドッグバッグ開発においては共和国軍の輸送ヘリ・キャットバスケットに対抗する軍用輸送機を要望する向きもあったが、医療方面への要望が極めて大きかったため、兵装関連は標準装備とせず、軍・政府関係のみならず民間でも使用可能な輸送機として設計されている。

部品: 試作機からの改良

試作段階では窓が前方のみだったが、離着陸時の視界確保の面から窓が増やされることとなり、胴体の一部が再設計された。

部品: ティルトローター機

NV-01は固定翼に加えてターボシャフトエンジンに直結した可動式のプロペラを持ち、プロペラを傾ける(ティルトローター)ことでヘリモードからプロペラ機モードへと自由に移行することが可能である。

部品: STOL/VTOL機構

ティルトローター機構によってNV-01はヘリの小回りと固定翼機の航続距離・飛行速度を併せ持ち、ヘリに比べて比較的良い燃費と大きな輸送量、一般の固定翼機では得られない垂直/短距離離着陸機能を得ている。フル積載状態では垂直離着陸はできないが、この場合でも約500mの直線滑走路があれば離着陸が可能である。

部品: エンジン機構

NV-01の2基のエンジンのドライブシャフトは連結されており(クロスシャフト方式)2基のエンジン両方のパワーでプロペラを回転させるようになっている。このため、片方のエンジンがストールしても一応の飛行が可能であるが、両エンジンがストップしてもヘリモードでは通常ヘリと同様にオートローテーション(抗力のみで回転して揚力を得る)飛行が可能である。なお、万一固定翼モードで着陸しなければならない場合でも、ローターを縮めておけば地面に擦ってしまうようなことはない。

部品: ローターブレード伸縮機構

ローターブレードは伸縮式とされ、低速、高速、オートローテーションなど様々な速度域でエンジンを高効率で使用することができる。また、回転に伴う振動も少なく抑えられる他、前方からの突風による影響も最小限に抑えられ、医療目的での使用にも適うと判断された。

部品: 操縦システム

NV-01はパイロット1名、副操縦士(コパイロット)1名の2名で操縦可能である。操縦にあたっては固定翼モードとヘリモード双方での特性に習熟することとモード遷移時の挙動に熟練する必要があり、通常の航空機よりも長い習熟期間が必要となる。


部品: ペイロード

NV-01の最大離陸重量はVTOL時23 t、STOL時27 tで最大搭乗可能人数は24名である。一般には10名程度の輸送で運用される。

部品: 降下作戦遂行能力

NV-01は低速飛行中であれば後部貨物扉が空中開閉可能で、降下・投下作戦を行うことができる。
またキャビンの後部隔壁直前の天井にはホイスト(巻上げ機)を設置でき、ラペリングで使用できる。

部品: 搭載医療設備の取扱

ドッグバッグはティルトローター機である。飛行する都合上、飛行中すべての設備は機体に備え付けで固定されている貨物ケースに動かないよう収容されている。着陸後は即座に取り出せるようロック解除後に取り出しやすいよう工夫されている。
また、期限のある医薬品に関しては点検を定期的に行って交換を行う。

部品: 酸素吸入セット

酸素ボンベとその吸入器。酸素分圧を適切に調節し、マスクをあてることで患者に適切な酸素吸入を行わせるための器具。
体内に様々な障害が発生すると、大気中の酸素をうまく取り込めなくなり更に病状悪化する場合がある。
生命維持の根幹である酸素を効率的に体内に供給し体内に循環させるために大気中の酸素濃度より高い濃度の酸素を供給する必要があるのだ。

部品: 吸引器

救急では、気道につまった嘔吐物や血液などで、患者の生命が脅かされることが多くなる。これらの異物を除去するため、気管に挿管し、持続的に異物を吸い込み続けてくれるのが吸引器である。

部品: 除細動器

除細動器は、心室細動(VF)や心室頻拍(VT)などの不整脈に対し、電気的な刺激を与えることで「除細動」や「同期性通電」を行う医療機器のこと。
救急中これで循環不全となった患者を救うために必要な設備である。

部品: 挿管セット

気道を確保するための道具全般を指す。喉頭鏡ブレード、喉頭鏡ハンドル電池付、気管内チューブ成人用、カフシリンジ、バイトブロック、サージカルテープ、止血鉗子、救急剪刃、スタイレット、マギル鉗子(大)、挿管ケース

部品: 救急カートの薬品

救急カートには救急蘇生のガイドラインに定められている薬剤が、見やすく、パニックになってもすぐ取り出せるように工夫されて配置されている。
具体的にはアドレナリン、アトロピン、ジアゼパムなどの薬剤が代表的である。

部品: ポータブルモニター

救急のため移動が楽な車輪などがついた医療用モニター。簡易的な心電図と、血圧計、脈拍計、動脈血酸素飽和度(SPO2)測定装置の機能を兼ねる。これで治療中の患者の最低限必要な情報をモニタリングする。

部品: 輸液セット

患者に薬品を静脈注射するためには様々な道具が必要だ。これらまとめて輸液セットという。
具体的には輸液パックにクレンメ、点滴筒に三方活栓などを指す。

部品: 救急便宜上必要な医療器具たち

ストレッチャーは柔らかい。これでは心臓マッサージを行う際に沈み込んでしまう。このため患者の下に敷く板が常備されている。
ほかにも人工呼吸の際に異物を吸い込まないようにするフィルムだとか、色々なものが医師の経験の結果導入されている。



提出書式


 大部品: ドッグバッグ(医療型) RD:20 評価値:7
 -部品: 医療型概要
 -大部品: NV-01ドッグバッグ RD:10 評価値:5
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 --部品: 開発基本コンセプト
 --部品: 試作機からの改良
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 ---部品: 救急便宜上必要な医療器具たち
 
 
 部品: 医療型概要
 ドッグバッグ(医療型)はNV-01に医療設備を搭載したタイプである。6名の患者と4名の医療スタッフを救急搬送できる。
 
 部品: ドッグバッグ概要
 NV-01は医療体制の脆弱なわんわん帝國のために開発されたティルトローター輸送機である。
 限られた医療能力を有効に使うため、医師を現場へ、傷病者を後方へ迅速に輸送することを第一義として開発が進められた。
 開発は宰相府の無名騎士藩国開発局である。
 完全な機械製品で、わんわん帝國の法令に従って製造・運用される。
 
 部品: 開発基本コンセプト
 ドッグバッグ開発においては共和国軍の輸送ヘリ・キャットバスケットに対抗する軍用輸送機を要望する向きもあったが、医療方面への要望が極めて大きかったため、兵装関連は標準装備とせず、軍・政府関係のみならず民間でも使用可能な輸送機として設計されている。
 
 部品: 試作機からの改良
 試作段階では窓が前方のみだったが、離着陸時の視界確保の面から窓が増やされることとなり、胴体の一部が再設計された。
 
 部品: ティルトローター機
 NV-01は固定翼に加えてターボシャフトエンジンに直結した可動式のプロペラを持ち、プロペラを傾ける(ティルトローター)ことでヘリモードからプロペラ機モードへと自由に移行することが可能である。
 
 部品: STOL/VTOL機構
 ティルトローター機構によってNV-01はヘリの小回りと固定翼機の航続距離・飛行速度を併せ持ち、ヘリに比べて比較的良い燃費と大きな輸送量、一般の固定翼機では得られない垂直/短距離離着陸機能を得ている。フル積載状態では垂直離着陸はできないが、この場合でも約500mの直線滑走路があれば離着陸が可能である。
 
 部品: エンジン機構
 NV-01の2基のエンジンのドライブシャフトは連結されており(クロスシャフト方式)2基のエンジン両方のパワーでプロペラを回転させるようになっている。このため、片方のエンジンがストールしても一応の飛行が可能であるが、両エンジンがストップしてもヘリモードでは通常ヘリと同様にオートローテーション(抗力のみで回転して揚力を得る)飛行が可能である。なお、万一固定翼モードで着陸しなければならない場合でも、ローターを縮めておけば地面に擦ってしまうようなことはない。
 
 部品: ローターブレード伸縮機構
 ローターブレードは伸縮式とされ、低速、高速、オートローテーションなど様々な速度域でエンジンを高効率で使用することができる。また、回転に伴う振動も少なく抑えられる他、前方からの突風による影響も最小限に抑えられ、医療目的での使用にも適うと判断された。
 
 部品: 操縦システム
 NV-01はパイロット1名、副操縦士(コパイロット)1名の2名で操縦可能である。操縦にあたっては固定翼モードとヘリモード双方での特性に習熟することとモード遷移時の挙動に熟練する必要があり、通常の航空機よりも長い習熟期間が必要となる。
 
 
 部品: ペイロード
 NV-01の最大離陸重量はVTOL時23 t、STOL時27 tで最大搭乗可能人数は24名である。一般には10名程度の輸送で運用される。
 
 部品: 降下作戦遂行能力
 NV-01は低速飛行中であれば後部貨物扉が空中開閉可能で、降下・投下作戦を行うことができる。
 またキャビンの後部隔壁直前の天井にはホイスト(巻上げ機)を設置でき、ラペリングで使用できる。
 
 部品: 搭載医療設備の取扱
 ドッグバッグはティルトローター機である。飛行する都合上、飛行中すべての設備は機体に備え付けで固定されている貨物ケースに動かないよう収容されている。着陸後は即座に取り出せるようロック解除後に取り出しやすいよう工夫されている。
 また、期限のある医薬品に関しては点検を定期的に行って交換を行う。
 
 部品: 酸素吸入セット
 酸素ボンベとその吸入器。酸素分圧を適切に調節し、マスクをあてることで患者に適切な酸素吸入を行わせるための器具。
 体内に様々な障害が発生すると、大気中の酸素をうまく取り込めなくなり更に病状悪化する場合がある。
 生命維持の根幹である酸素を効率的に体内に供給し体内に循環させるために大気中の酸素濃度より高い濃度の酸素を供給する必要があるのだ。
 
 部品: 吸引器
 救急では、気道につまった嘔吐物や血液などで、患者の生命が脅かされることが多くなる。これらの異物を除去するため、気管に挿管し、持続的に異物を吸い込み続けてくれるのが吸引器である。
 
 部品: 除細動器
 除細動器は、心室細動(VF)や心室頻拍(VT)などの不整脈に対し、電気的な刺激を与えることで「除細動」や「同期性通電」を行う医療機器のこと。
 救急中これで循環不全となった患者を救うために必要な設備である。
 
 部品: 挿管セット
 気道を確保するための道具全般を指す。喉頭鏡ブレード、喉頭鏡ハンドル電池付、気管内チューブ成人用、カフシリンジ、バイトブロック、サージカルテープ、止血鉗子、救急剪刃、スタイレット、マギル鉗子(大)、挿管ケース
 
 部品: 救急カートの薬品
 救急カートには救急蘇生のガイドラインに定められている薬剤が、見やすく、パニックになってもすぐ取り出せるように工夫されて配置されている。
 具体的にはアドレナリン、アトロピン、ジアゼパムなどの薬剤が代表的である。
 
 部品: ポータブルモニター
 救急のため移動が楽な車輪などがついた医療用モニター。簡易的な心電図と、血圧計、脈拍計、動脈血酸素飽和度(SPO2)測定装置の機能を兼ねる。これで治療中の患者の最低限必要な情報をモニタリングする。
 
 部品: 輸液セット
 患者に薬品を静脈注射するためには様々な道具が必要だ。これらまとめて輸液セットという。
 具体的には輸液パックにクレンメ、点滴筒に三方活栓などを指す。
 
 部品: 救急便宜上必要な医療器具たち
 ストレッチャーは柔らかい。これでは心臓マッサージを行う際に沈み込んでしまう。このため患者の下に敷く板が常備されている。
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インポート用定義データ


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最終更新:2017年08月18日 20:40