• 二日目 曇り


    今日は海に行った。

    天気はあまりよくない。

    海には入ることが出来なかった。

    【先生】は残念そうだった。

    「また来よう」と言った。

    ようやく笑ってくれた。よかった。


    【先生】が砂でなにかを作り始めた。

    城を作るらしい。

    完成した…………城…か?

    【先生】から部屋の間取りを紹介された。

    城なのに…トイレはひとつしかないんだな。


    明日は森に行く。

    明日も暑くなりそうだ。


    【生徒】
    -- (名無しさん) 2013-08-10 21:35:20

  • 三日目 晴れ時々曇り


    今日は森に行った。

    セミの声が夏を感じさせる。

    セミにも色んな鳴き声があるんだな。面白い。

    【先生】はセミに追いかけられ逃げまわっていた。

    セミの声に負けないくらい【先生】の悲鳴が響く。

    悲鳴にも色んな悲鳴があるんだな。面白い。



    明日は山に登る。

    明日のために早く寝るとする。


    【生徒】


    -- (名無しさん) 2013-08-10 21:38:48

  • 四日目 晴れ


    今日は山に登った。

    朝、【先生】が寝坊。

    珍しいこともあるんだな。

    起こしに行ったら抱きつかれた。

    どうやら寝ぼけているみたいだ。

    少しの時間の後、【先生】の意識がハッキリとしてきた。

    「おはよ」と【一人称】が言った。

    【先生】の顔が赤くなっていくのがよくわかる。

    抱きつかれたままだったからな。


    山登りはそんなに辛くなかった。

    【先生】は少しバテ気味だった。

    ペースを【先生】に合わせて会話をしながら登った。

    ペースはあれくらいで良かっただろうか?


    頂上に着いた。

    あちこちで山びこが聞こえる。

    誰かが「好きだ」と叫んだ。

    その山びこが「ごめんなさい」だった。

    【一人称】と【先生】は二人揃って笑った。



    今日はぐっすり眠れそうだ。

    おやすみ。


    【生徒】


    -- (名無しさん) 2013-08-10 21:41:53

  • 五日目 晴れ


    今日は川に行った。

    目的はバーベキューだ。

    【先生】が下準備。【一人称】が魚の調達をすることになった。


    川でひとりの少年が泣いていた。

    魚が全然釣れないらしい。

    少年に魚釣りの極意を教えた。

    それは自然の力を借りることだ。

    少年に手本を見せた。

    川の流れ、風の向き、鳥の動き

    釣りは奥深い。

    ヒット

    見事魚を釣ることに成功した。


    結果、【一人称】も少年もバケツの中が魚でいっぱいになった。
    少年に礼を言われた。

    大したことはしていない。が、礼を言われるのは悪くない。

    【先生】のところに戻った。

    【先生】が用意したバーベキューはとてもうまかった。

    素直にその気持ちを伝えた。

    それと「ありがとう」と

    【先生】は目を丸くしていたが、笑って「どういたしまして」と言った。



    今日はとても気持ちがいい日だった。


    【生徒】 -- (名無しさん) 2013-08-10 21:43:59
  • 六日目 曇り後晴れ


    今日は海に行った。

    海は二度目だ。

    朝は雲が多かった

    今回も泳げないかもと【先生】が心配していた。

    しかし昼には晴れた。

    絶好の海水浴日和となった。


    今回は二人とも水着に着替えた。

    【先生】は着替えにかなり時間をかけていた。

    なぜあんなに時間がかかるのか

    【一人称】にはよくわからない。


    【先生】の水着姿はよく似合っていた。

    素直にそう告げた。

    【先生】は顔を赤くした。

    喜んでいるのか怒っているのか、どっちかよくわからなかった。


    海では様々なことをして遊んだ。

    しかし今日【一人称】の中で一番記憶に残っているのは、

    終始笑顔の【先生】だった。

    あいつはほんとよく笑う。



    明日も海に行きたいらしい。


    【生徒】 -- (名無しさん) 2013-08-10 21:45:57
  • 七日目 雨後晴れ


    今日の朝と昼は雨。

    紀野は残念そうにしていた。


    夕方には晴れた。

    紀野が意気揚々と「海に行こう」と言い出した。


    海に着いた頃には日は沈んでいた。

    そこで紀野が取り出したのはスイカと花火だった。

    そいうことか。


    スイカ割りをした。

    紀野が割る番。

    目隠しをして準備完了。

    ………、

    紀野に「なんか言ってよ」と怒られた。


    次はおれの番。

    紀野の右や左のミスリードを無視して一発で成功させた。

    紀野はちょっとふてくされていた。

    ……こういう遊びじゃなかったのか?

    難しいな…スイカ割り。

    スイカを食べたあと花火をした。

    花火は綺麗の一言だ。

    線香花火でどっちが最後まで落ちないかで勝負をした。

    紀野は全戦全敗。

    とても悔しそうだったのを覚えている。

    それでも紀野は終始、楽しそうに嬉しそうに花火をしていた。

    こういう子供っぽいところも紀野の魅力だと思う。



    明日は祭りに行く。

    もう寝るか。


    レイト
    -- (名無しさん) 2013-08-11 12:26:05
  • 七日目 雨後晴れ


    今日の朝と昼は雨。

    【先生】は残念そうにしていた。


    夕方には晴れた。

    【先生】が意気揚々と「海に行こう」と言い出した。


    海に着いた頃には日は沈んでいた。

    そこで【先生】が取り出したのはスイカと花火だった。

    そいうことか。


    スイカ割りをした。

    【先生】が割る番。

    目隠しをして準備完了。

    ………、

    【先生】に「なんか言ってよ」と怒られた。


    次は【一人称】の番。

    【先生】の右や左のミスリードを無視して一発で成功させた。

    【先生】はちょっとふてくされていた。

    ……こういう遊びじゃなかったのか?

    難しいな…スイカ割り。

    スイカを食べたあと花火をした。

    花火は綺麗の一言だ。

    線香花火でどっちが最後まで落ちないかで勝負をした。

    【先生】は全戦全敗。

    とても悔しそうだったのを覚えている。

    それでも【先生】は終始、楽しそうに嬉しそうに花火をしていた。

    こういう子供っぽいところも【先生】の魅力だと思う。



    明日は祭りに行く。

    もう寝るか。
    -- (名無しさん) 2013-08-11 12:29:19
  • 一日目 晴れ


    今日から【先生】と田舎に泊まる。


    十四日間だ。

    ここまで来る途中に海や山が見えた。

    町では祭りの準備が行われていた。


    これから何が待っているのか。

    【先生】は楽しそうだった。

    【一人称】もけっこう楽しみにしている。 -- (名無しさん) 2013-08-11 12:30:19
  • 八日目 晴れ


    今日は祭りだ。

    【先生名】もすごく楽しみにしていたらしい。

    「やっと来た」「待ちに待った」と言っていた。


    祭りでは様々な屋台があった。

    どこも賑やかで活気がある。

    周りを見ると浴衣が多かった。

    【先生名】は「浴衣でくるのを忘れた」と後悔していた。


    【先生名】が屋台の前で動かなくなった。

    そこにある景品のアクセサリーが欲しいようだ。

    なんとか取ることができた。

    日々お世話になっているお礼として贈った。

    【先生名】はとても喜んでくれた。

    どういたしまして。



    明日はどこに行くのだろう。


    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-15 19:02:23
  • 九日目 晴れ


    今日は【先生名】と辺りを探索した。

    そこで様々な人と出会った。


    朝は農家の男性。

    仕事を体験させてくれた。

    農家の仕事は思った以上にキツかった。

    【一人称】たちが生きているのは農家の人たちがいるからだ。

    農家の全ての人に敬意と感謝を。


    昼に男性とぶつかってしまった。

    すぐに謝罪をした。

    歩くときは前を見るようにしよう。


    夕方に案山子を見つけた。

    その案山子は本当に生きているかのようにだった。

    しばらく見つづけた。

    すると………


    夜に奇妙な格好の男性に会った。

    風来坊といった感じの男性。

    口調も昔を思わせるものだ。

    何を言っているのかよくわからなかった。



    面白い体験が多かったな今日は。


    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-16 09:43:36
  • 十日目 雨


    今日は一日中雨。

    雨の日。

    この前【先生名】と歌を聴いたことを思い出す。


    結局この日は外には出なかった。

    家で本を読んで過ごすことにした。

    【先生名】も【一人称】も本を読む。

    耳をすませば、雨音と時計の秒針

    こういうのは好きだ。

    今度図書館にでも行こうと提案してみよう。



    明日はキャンプに行く。


    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-16 11:21:05
  • 十一日目 晴れ時々曇り


    キャンプ一日目。

    まずはテントを組立てる。

    説明書を読む。

    組み立てはあっという間に完成。

    【先生名】はそのことに驚いていた。

    別に説明書どおりにしただけなんだ
    が…


    晩御飯はカレー。
    【一人称】がエプロンを付ける。

    カレーは以前大量に作った経験があ
    る。

    なので手慣れたものだ。

    隠し味としてアレを入れる。

    【先生名】にも好評のようだ。

    良かった。

    やはりアレが良かったのだろう。


    さて

    明日は何をするか

    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-16 13:35:23
  • 十二日目 曇り後晴れ


    キャンプ二日目。

    キャンプ場の山奥で祠を見つけた。

    少し入ってみたが誰もいない。

    かなり不気味な印象を持った。

    【先生名】が少し怖がっていた。

    すぐにその場を後にした。


    夜、【先生名】が慌てている。

    聞くと先日贈ったアクセサリーを落としてしまったらしい。

    【先生名】は目に見えるほど落ち込んでいる。

    【一人称】はすぐ立ち上がった。


    今日回ったところをひと通り探した

    が見つからない。

    残るは祠のみだ。


    祠はより一層不気味な印象を受けた。

    【先生名】が俺の腕に強くしがみついて来た。


    「安心しろ。【一人称】がいる」


    【先生名】の手に優しく触れた。

    その事があってか【先生名】の力は多少抜けたようだ。


    アクセサリーは無事見つかった。

    【先生名】にようやく笑顔が戻った。

    やはり落ち込む【先生名】より笑顔の【先生名】の方が良い。



    明日でキャンプは終わりか。


    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-17 10:07:17
  • 十三日目 晴れ


    キャンプ三日目。

    キャンプ最終日に星を眺めた。

    やはりここは空気が澄んでいる。

    そのため星空がとても綺麗だった。


    【先生名】に色々な星を教えてもらった。

    新しい星を見つけると自分の名前がつけられるらしい。

    もし見つけたら「【生徒名】星」か?

    いや

    「【先生名】星」の方が綺麗な感じがしていいな。


    チラリと【先生名】を見る。

    なぜか無性に【先生名】の手を握りたい。

    【先生名】の手を握る

    【先生名】は最初おどろいていた

    が、最後は笑顔でにぎり返してきてくれた。


    そこのあと眺める星は

    何故かさっきより綺麗に見えた。



    明日はいよいよ最終日か。


    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-17 23:46:47
  • 十四日目 雨後晴れ


    今日は最終日。

    夜には花火大会がある。

    朝、外はあいにくの雨だった。

    【先生名】が落ち込んでいた。

    俺は晴れるよう天に願った。


    天はその願いを聞いてくれたようだ。

    夕方には晴れて、花火大会も行われることになった。


    浴衣姿の【先生名】は思った通りとてもよく似合っていた。

    あのアクセサリーも浴衣に合うようバッチリアレンジしていた。

    流石だなと思う。


    花火が始まり、多くの歓声が上がった。

    【先生名】もはしゃいでいた。

    危うく転ぶところだった。

    危ないんで手をつなぐことにした。


    空に花火

    隣に【先生名】


    十四日間の締めくくりには、最高の思い出だ。


    【生徒名】 -- (名無しさん) 2013-08-18 15:16:22

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最終更新:2013年08月18日 15:16